■ 下駄箱の製作日記 (測定・完成段階) ■
 HYDにはDXを追っかけるという趣味は、これっぽっちも無い(キッパリ)ので、この下駄箱で実際に2KW運用することは絶対にない(キッパリ^2)。それでも計画していた数値を出せられて、「下駄箱の製作」に関しては大満足である。久し振りに自作の楽しさ(と苦しみ)を大いに味わうコトが出来た。これで会社リタイア後に田舎に引っ込み、晴耕・雨無線の準備の一つが終わった。リタイア後、大好きな「ゆっくりTV」モードで、Condxが悪い時に、(質のよい電波+1KWの連続出力)にてSSTV−QSOするのが楽しみである。実のトコロ、現在の狭いマンション暮らしでは、正直な話し下駄箱の置き場所すら無い Hi 盆休みに帰省した際にでも田舎にリニアを置いてくるつもりである。実家には今のところリグもアンテナも何も無い。何とAC200Vも無い。勿論、電波検査も受けられない状態なので、宝の持ち腐れになってしまうのだが、「これでイイのだぁ」

    ■ オーバーパワーをご心配されるOMが居られるので、念のため記述しました ■
 

 オッと、田舎にQSYする前にイロイロと手直しと測定データとかをを取らなくちゃ。データをまとめて、夏休みに帰省する際に実家に置いて来るツモリです。

...ホトボリが冷めれば、今度はEME用のリニア「月に届くハシゴ」の製作に取り組むツモリ。
2007-07-14 SgとCg電源部の強化 
 SgとCg用のそれぞれの電源は、一応安定化されている。でも伊勢の西崎電機にトランスを特注する際、√2の1.4倍のDC電圧だけを考えて、レギュレーションのことを余り考えずに、Sg用にAC250V、Cg用にはAC50Vで注文してしまった。もう少し余裕を持ってAC280V・AC70V前後で頼めば良かったのだが、余裕を持たせれば今度は電圧降下分の熱処理も大変になるしナァ、と考えてしまった。で、電流が増加すると、レギュレーションが悪くなり、リプルまで出てしまう。対症療法でレギュレータをダーリントン接続にしたり、24V×2−50mAトランスを追加してAC250V/50VにシリーズにしてAC電圧をUPさせた。これで問題無いようになったのだが、小さなトランスなのに固定する場所が見つからなく、簡易絶縁として宙ブラリンにしていた。これでは非常にマズイので、アレコレ試行錯誤して僅かな設置スペースを見つけた。低圧トランスの脇でケースの左サイド4mmビスで固定することにした。ケースの横側にビスの頭が出るのはミットモナイが、しょうがない。
 昨日、ダミーの強制空冷を忘れてしまい、猛烈な熱で同軸をショートさせてしまった。ショートすると下駄箱からの出力は同軸で全部熱となって消費されるが、この熱でリニアの
出力コネクタ(メス)も変形していたようだ。見た目には、さほど変形していないのだが、絶縁物が膨張してしまい、心線のピンが脱着出来難くなってしまった。力任せに無理して脱着してみたが、ケースの方が壊れそう。しょうがない、コネクタを新品に取替えよう。でも、このコネクタはANTリレー部内にあり、無用のトラブルを避けるためリレー部は小ケースに入れているので、この取替えは至難のワザ。ズイブン時間を掛けて、ようやく取替えたものだ。今度ダミーを使う時には、十分注意することにしよう。こんな作業は2度としたくないからネ。(絶縁物がテフロンのMコネクタって、最近見ないですネェ、HFなのにわざわざ高価なNコネクタにするのも何だしナァ)
 ついでに、グランドのリターン処理がNGだろうということで、イロイロ追加していた銅板であるが、原因は別にあるということで取っ払った。次に製作する際は、一枚の大きな銅板で設計することにしよう。銅板を後付するのは大変面倒な作業でなり、しかも見映えも悪い。これを外してコギレイにしたので、シャーシ面はスッキリに。この辺りは反省・後悔することが多い、まぁあ何事も経験である。
左側がNGになったMコネクタメス、右側は新品
2007-07-15  煙突の延長
 ヲイヲイ、今日も雨だよぅ、しかも大きな台風も上陸しそう。それじゃぁ、ってんで「その内にしよう・しよう」と思っていたコトを何とかしよう。上ケースの排出口から出ていく風量・風圧がショボかったので、チムニーに煙突を取り付けたかった(屋上屋と言わないでネ Hi)のである。当初、強力なシロッコFANの風圧で、排気はチムニーを通った後、そのまま上部の排出口から出て行くものと考えていた。でも実際には上へは抜けて行かず、チムニーを出た後、ケース内を循環してリア・パネルのブックFANで排出されていた。このため、ケース天板が結構熱く(表現としては「暖かく」の方が適切かも)なっていた。当然、ケース内はもっと熱い筈。で、いつもの対症療法で3月17日に球の上部に2個のブックファンを取付けたのだが、
効果は全く無くガッカリしたものだ。ここで原因療法をようやく考え、厚紙で煙突を仮延長させてみると、上部からスムーズに熱風が排出されることを確認していた。チムニーと天板までの距離があり過ぎたようだ。早い話、煙突の高さが足りなかったのである。
 ここでホームセンタで購入していたポリプロピレン製の薄いマナ板(というか、マナ板の上に敷く薄板)のご登場である。同じようなモノは100円ショップにも置いてあるが、使用可能温度は80℃迄である。ホームセンターのモノは180円であるが、パッケージには「100℃まで」と表示されている。電子レンジで使用するポリプロピレン製品は140℃表示のモノが多いが、この違いは一体何だろうか。混ぜ物があって、耐熱性が落ちているのかもしれない。という訳で、80℃より100℃を選択した。これでもジカに球に触れるようであれば、高熱でマズイことになるだろうが、テフロンパイプの外側に設置するので、まず問題ないだろう。先ずはマナ板をカッターで切り、上側だけビスで留めて円筒形に。当初は天板側にこれを取り付けるつもりであった。しかし天板はスライド式にケース装着するので、プレートのPS部と干渉してしまい、これをクリアする工作が面倒となる。で、テフロンのチムニーに260円/個のホース・バンドで固定することにした。安上がりのタイラップで固定するツモリであったが、タイラップは丈夫そうに見えていて、実は
乾燥や熱にズイブン弱い。高圧を扱っており、耐久性や信頼性は重要なので、ツマまらないところでケチらずにシッカリしたものにした。
 これで上ケース排出口から、球の
シロッコ(サハラ砂漠の熱風)の殆どが排出されるようになった。当然リアの強制排出口よりの温度はグーッと下がりゼファー(心地よい西風)になった。ケース天板の温度も下がって、暖かい感じも少なくなり になった。ケース内の温度は測定していないが、50℃以下にはなっている筈。コンデンサなど熱に弱いパーツのMTBFも延びるに違いない。
2007-07-16 サハラの熱風処理、その2
 7月期としては最強の台風が通り過ぎた。台風一過の晴天を期待し早めに就寝したが、あろうことか愛用の目覚時計が故障して、起き出したのは6時
(泣)。しょうがない、今日はツーリングを諦めて熱風処理の第2弾でもやろうかえぇ。木製ラックの上にRF部を載せているが、シロッコFANの流入口と木板との間隔が狭いため、冷気の流入損が大きいのでは、と考えていた。それで木板の流入部分に風穴を開けることにした。煙突延長と同じで、こんな簡単な作業にも腰がナカナカ上がらなかった。やはり2KWが出ないと元気が出ないのである。当初は糸鋸で穴を開けるツモリであったが、金属加工と同じようにボール盤で無数の穴を開け、引鋸でクリ貫いた。この後、金属と同じようにヤスリで仕上るツモリ。...であったのだが、金属加工用のヤスリではスグに目詰まりをしてしまいNG。木工用のヤスリは2K円前後もするので、紙ヤスリの荒いヤツを金属用ヤスリに巻き付けて、これでゴシゴシ。100円ショップの紙ヤスリだが、きれいに加工できるワイ。目に触れない部分なので、ソコソコで終了。100円ショップの黒色スプレーで最終仕上げ、完了。乾くのを待っている時、中越で大地震が発生。友人が小千谷に住んでいる、何事もなければ良いのだが...。
 ついで先日壊してしまったダミーロードを修復すべく、ダミーを分解した。デジ写真のような構造で、4個の抵抗で構成されている。この4個の抵抗値は55Ω〜2KΩと全て異なり、抵抗間をつなぐ十字になっている銅板も抵抗を挟む所で断線しているらしく、5KΩと妙な数値を示しているのもある。イロイロ調べてみたが、全部の抵抗が壊れているようだ。1個か2個を取替えれば直せるかと思いきや
全滅ガックリ
2007-07-18 ゴム足の取付け
 ケース下部のフロント側に長目のゴム足をビス留め、リア側はケース付属の短いゴム足(両面接着剤)を取付けた。フロントパネルが少し上を向くようになり、椅子に座った状態で操作がしやすく、またメータも見やすくなった。何より見映えが良くなった...ような気がする。まぁ、モノバンドなので調整は頻繁にしないだろうし、ウルサイのでトランシーバの近くには置けず隔離されたような所に置くだろうから、操作性も見映えも関係ないのだが...苦Hi
2007-07-21 入出力特性と連続送信
 
午後からSSTV仲間とハムフェアへのJASTA展示ブースに関してミーティング。空きの午前中に入出力特性を測定してみた。結果はマズマズのようだ。もっとも高調波特性やIMD特性等の動的な品質は分からない。ところで入力電力−Sg電流特性が面白い。ん十年も昔に習った四極管のダイナトロン特性が少し出ている。さすがに、ん十年以上も昔の話、4極管がこのような特性になる理由などは、スッカリ忘却の彼方。それにしても「今時の学生は、真空管なんて勉強しないんだろうナァ」などと思いながらレギュラーのコーヒー・ブレーク。2KWが出ているので、余裕のヨッチャンなのである。
 一息ついて暑い最中ではあるが1KW出力で30分の連続運転を実施し、出力と温度の時間変化を測定してみた。多少は低下するかと思いきや、1000→1100Wと増加した。まぁ、この程度は受電電圧で変化するので、何とも言えない。また温度の方も特に問題無さそうである。2つの球の上部排気口の温度がズレているのが少々気になるが、この程度はサ末なことかしらん。SSTVは連続送信とはいっても、さすがに30分も電波を出しっぱなしにはしない。1枚の画像送るのにせいぜい1分〜2分で、多くてもインターバルをおいて数枚を送る位である。さすがにこれだけのイジメ試験をすると精神的に大安心である。でも、どちらかというと下駄箱の方ではなく、ダミーロードのイジメ試験のような気がする Hi このダミーも強制空冷にしたため、1KW程度では勿論大丈ブィ! 本当は1時間の連続運転と、1.5KWでの連続送信も、と考えていたのだが「室内の温度上昇がスゴイ!」人間の方が30分でギブアップ。早く測定を止めて、エアコンをギンギンに入れよう。
2007-07-27 温度SW取付け位置変更
 
これまでバイメタルによる熱offディレイの検出SW部(45℃)は、上ケースの天板に取付けていた。でも上ケースを脱着する度に、このコネクタも脱着せざるを得なく大変ワズラわしかった。途中から本当に面倒になり、コネクタを外したままにしていた。この状態ではケース側のコネクタが5cm程プラン・プランした状態となる。それでも球からズイブン離れているから大丈夫と勝手に思い込んでいた。ところが、ある日1KW以上のパワーを出していて「ブシュッ」という音と共にブレーカーが落ちたことがある。変な臭いが残っいて、音まで発してブレーカが落ちたのに、イロイロ調べても原因が分からず、壊れた部品も見つからなかった。イロイロCHKしてもオカシナ所が見当たらないので、電源を入れてみると正常に動作した。「変だナァ」と思いながらも何日か経ってから、ナニゲに天板を見て驚愕した。バイメタルSWのメス・コネクタのプラスチック部分が茶色に焦げていたのである。最初に思い浮かんだのは「高圧部に接触したのだろうか?」であったが、プラン・プランはしていても物理的にズイブン離れていて接触できない。ということは、開放されているコードにRFが誘起してコゲたのかも。肝心なSW部分は無傷であった。それ以後、温度SW部を外していたのだが、完成段階に来たので、ようやく再取付けした。取付け場所は熱源に近い球の上部が望ましいのは分かってはいるが、もうコリてしまいシャーシ上面で球の近くとした。コード長も短くし、シャーシに沿わせて誘起し難いようにした。前とは異なり、コネクタの手前にフェライト・ビーズを挿入している。熱源から離れているのは問題だが、そもそもストレスに強いロシア球として有名な真空管である、これでも大丈夫だろう。
コゲてしまったコネクタ
2007-07-30 デジタル・パネル・メータ取替え
 電流値は4個のアナログ・メータ(Ip、Isg、Icg、RF)で表示させているが、電圧値はデジパネM(Ep、Esg)である。秋月のLED表示の安いモノで、アナログメータの半分以下の値段とスゴク安い。しかし秋月の製品、例によって当りハズレがある。今回もEsg用のメータがNGになってしまった。1箇所のセグメントの輝度低下だけだったのだが、徐々に滅灯セグメントが増えていき、とうとう先週からは全滅。秋月のモノにはスペアが必須で、秋葉に行った際には、是非購入しておこう、と思っていたのだが...。思っていただけでは、× である。横浜・戸塚〜秋葉原までのJR運賃だけで、送料と代引き手数料を大きく超えてしまうので、Netから注文した。これが早々と届いたので、壊れたメータと交換することにした。ケースは4個のビスを外すとフロント・パネルを取り外せる構造なので、イトも簡単に交換・終了。但し絶対値が欲しいので、時間を掛けて校正を実施。取説のスペックでは±0.5%となっているが、初期状態でかなりズレている。が、これも秋月のモノだから承知乃介。幾つかのデジタル・テスターの平均値に表示値を一致させて終了。
2007-07-31 ソフトウェアラジオ修理
 CQ誌06年12月号付録のソフトウェア・ラジオの基板を早速に組立てたのは良いが、どうも動きがおかしい。シンクロで発振と逓倍の波形を調べてみて、発振・逓倍用のICがおかしいことが分かった。発振はするのだが、逓倍がされていない。このICS−512MというICは入手が難しいらしいが、さすがに秋葉原、有る所には在る。ラジオデパート2Fのサネレクトロニクスで350円/個で購入していた。ICを取替えたが、その際に手際が悪く銅パターン部分を剥してしまった。このPT修復をするのに時間を取られて、逓倍までOKの確認をしたが、肝心の受信動作は未確認。これを用いてIMDの測定をしてみたいのだが、うまくいくかしらん。

 
実際に受信動作をさせてみたが、思いのほかに感度が良くて、親受信機のIC-7400で聞こえる局はシッカリ聞こえるのには驚いた。これを用いて下駄箱のIMD測定をしてみたいのだが、帰省までの間に時間的な余裕が無くて測定出来そうにもない07-08-05

2007-08-04 メータの倍流器
 1KWの運用しか考えていないため、アンメータはIp用が1A、Isg用が50mAフルスケールのFuji製の52型(2.5級)を購入して装着している。運用ではこれで全然困らないのだが、出力1.5KW以上の測定データを取る時に、フルスケールとなってデータが得られず困ってしまう。このため、暫定的に2つのメータに分流抵抗を取付けた。測定のためなので、電流の絶対値を直読したい訳ではない。当然、手持ちの低抵抗でゴマ化した。先ずIp用のメータであるが、さすがに1Aクラスのメータでは、内部のシャント抵抗値が低過ぎて、ディジタルテスタでも測定できない。このためフルスケールで50mV位の筈という記憶を頼りに、手持ちの0.3Ωを2個パラにしてアンメータに取付けた。1.5倍程度に分流出来ればFBなんだがなぁ、と思って校正すると、ほぼピッタシの1.55倍。これでIpは1.55Aまで測定できる。次いでIsg用の50mAであるが、内部抵抗を測定出来たが、都合の良い手持ちの低抵抗が見当たらない。しょうがない、キリが悪いが3Ωをパラとして1.30倍に分流した。この校正をしていて、「」なコトに気が付いた。Isg50mAメータの誤差がメチャ大きいのである。確認のため2台のディジタルテスタと、この50mAメータとシリーズにしてみたが、60%と61%の誤差がある。つまり50mA流れていたツモリが、実際には30mAしか流れていなかったのである。原因は分からないが、Isgは当初から無入力時に9mAを表示していたので購入時からNGだったようだ。実はお恥ずかしいコトに、Isgは無入力時に9mA前後で正しいと思い込んでいた。Sgに100KΩのブリーダ抵抗を球毎に入れており、また電源側にも無負荷時のSg電圧を300Vとするため100KΩを入れている。これで、300V÷(100KΩ/3)=9mAと思い込んでいたのである。実際には電源側に入れた100KΩはメータの手前に入れているので、本来は300V÷(100K/2)=6mAが正しいのであった、オソマツ。Ip用の分流器はその内に外す予定だから校正は不要だが、Isg用の50mAメータの方はシッカリ校正する必要がある。
  ★7/21に測定したIsgのデータを修正(2007-08-08)

2007-08-08 LCメータの製作
 VSWR値だけでなく、コイルのインダクタンスとバリコンのキャパシタンス測定では、バイクのお師匠さんJH7NRY/1から借りたMFJ−269に大変お世話になった。が、インピーダンスからインダクタンス・キャパシタンスを算出しているため、周波数により測定値がかなり異なって表示される。抵抗やセラミックコンデンサならば、パーツの周波数特性と考えられるので、これは・これで非常に有難い。でもバリコンや空芯コイルのように周波数特性が少ないモノでも、数値が異なってしまうのには参った。たまたまJASTAのJH1HTQさんのページを見ていて、「これだぁ!」となった。HTQさんは高い技術をお持ちの自作派HAMであるが、精度が高そうなLCメータを自作されておられたのだ。LCで発振させ、これに未知のCを並列(Lの場合は直列)にすると発振周波数は当然低下するが、この変化分をPICでカウントし、その値からC、L値を算出しているようだ。ページをよく見ると、どうやらキットも販売されているようだ。販売されているストロベリー・リナックス社のページを見ると、送料・振込手数料込みで5K円弱。部品集めの「交通費+テマ・ヒマ」とユニバーサル基板での「製作の面倒臭さ」を考えると、これは結構リーズナブルな値段である。という訳で早速オーダーしたところ、振込んだ翌日には現物が到着した。いつもは機が熟すまで(早い話、気が向くまで Hi 実は、そのまま製作しないモノも多い 苦Hi)手を付けない。のであるが今回は珍しく、その日の内に製作してしまった。どうやらシッカリ動作しているようだ。まだケースには入れていないが、当分ハダカの状態で十分であろう。現在の「下駄箱」製作では、もはや使うコトはないが、14MHzモノバンド→14/21MHzデュアルBへの変更(予定というより、未定の方が正しい)の際、あるいは「月に届くハシゴ」の製作(こちらは予定)等の時に役立つコトだろう。楽しみではある
届いたLCメータのキット ほぼ完成
2007-08-19 下駄箱、田舎にQSY
 
田舎の実家に帰省した際、下駄箱一式を置いて来た。百姓家の広い家なので置き場所には困らない。...筈だったのだが、何せ重い。2階には持上げられず、また無理して上げても、重くて地震の時に心配。という訳で1階に置くことにしたのだが、仏間には置けないし、居間にも置けないし、お袋の寝室、台所等にも...。結局、応接室に置くことにした。お袋の一人住まいだからネェ、応接室なる場所は蜘蛛の巣が張っていた Hi。ただ、百姓家とはいえ城下町の町家の中に建っている。こんなゴミゴミしている町中で、それこそ1KWも出したら、隣近所からTVI等の大クレームが出るのは火を見るより明らか。電監も免許を絶対に許可しないだろうナァ。それで、リタイアしたら田んぼの農機具を収納している納屋(一応、鉄骨造りの小屋)を整理し、ここにシャックを移すツモリである。周りはALL田んぼである。一番近い隣家が50m先の2軒で、他の民家は100m近く離れている。アースの環境も良好な筈で、ANTを建てる場所も確保済み。何より、真夜中であろうと・早朝であろうと、どんなにワメキ騒いでも、近所迷惑にはならないのがうれしい。理想的な無線環境な筈だが...。イカンせん、田んぼの中ということで、細いAC100V線での受電で、極めつけは上・下水道が小屋まで来ていない。これらを整備するとなると、かなりの出費になるナァ、きっと。まぁ、これも楽しみのため、しょうがないかぁ、ヘソクリを貯めておこう
■長い間、下駄箱製作日記にお付き合い頂き、また数々の激励・アドバイスありがとうございました。

■次回の「月に届くハシゴ」製作を乞ご期待。
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