■   南部氏居館  ■
■期日 H19年9月17日(月) 【山梨県】身延町・南部氏館
■ルート 戸塚自宅〜P22〜厚木IC〜東名〜沼津IC〜R1〜静岡〜R52〜身延T
    〜R300〜本栖湖〜R139・R138〜御殿場IC〜東名〜厚木IC〜P22〜自宅
■コメント
 3連休の初日に会津の攻城に出掛け、昨日の日曜には愛馬(F650CS号)に3時間も要してETCを取付けた。のだが、防水処理等に苦労した割りに、まだETCでの試運転をしていない。この確認のために、明日は野駆けにでも出掛けよう(ヲイヲイ、攻城目的ではないのかね 苦笑)。大丈夫ぃ、ちゃぁ〜んと攻城しますヨ、メインは近場の都留市の幾つかの城である。気象庁も自信を持って「明日は10%と絶好の行楽日和」のご託宣である。近場の攻城ということもあり、いつもより少し遅い5時半に出っ発。早朝の長後街道を快適に走り、厚木のインターへ。さぁてとぉ、うまくETCゲートは開いてくれるかしらん。不安一杯でゲートに入ると、「いらっしゃ〜ぃ」とゲートが開く。う〜ん快感、感動ものである。二輪だからこそ、ETCの恩恵がうれしい。本来は高速道の通行料は無料になっている筈なので、こんなモノは不要なんだがぁ...。とか何とかブツブツ言いながら進むと、前方に不穏な暗雲が。まぁ、10%の確率だから...と思っていると、ヘルメットのシールドにポツポツ。その内に、バチバチと音をたて始めるではないか。「アッ」という間もなく、ずぶ濡れネズミ。「おーぃ、聞いてないヨー、10%はどこへ行ったぁ! (怒) 何とイキナリのETCの耐水試験である。沼津インターのETCゲートを出る時も、やはり不安で極低速で入るも、「800円−軽自動車・二輪」と表示されてゲートが開いた。ヤッタネー、二輪料金で早朝の通勤50%割引となっている。超うれしい、反面、乗馬ウェアは濡れ濡れで、超気持ち悪い。インターを降りてスグに、軒の下を借りて雨宿り。この間にファミレスで朝食をユックリ摂るも、まだ雨は止んでくれない。カッパを着込み、待機状態で1時間程すると、小降りになって来たので走り出す。が、またまたジャー・ジャーの雨。「気象庁のバカ野郎!」を何度叫んだことかぁ。コクイチ(R1)を西上し、清水からR52で北上するが、耐水試験が延々と続いて身延町に入った。ずいぶん前(’03年9月6日)に攻城した身延町の南部氏居館であるが、遺構は全く見当たらなかった、と報告した。しかし、遺構は残っているという情報が舞い込んで来た。当然、再攻城である。梅平地区に新しくR52バイパスが出来ているが、このBP沿いに鏡円坊という寺院がある。以前に攻城した時とは違う山門である。山門脇には南部氏居館跡への案内図が立っている。この図の示すように、BPを300mほど清水方向に戻ると、山側に墓地がある。墓地の裏山が居館跡のようだ。墓地には立派な南部氏の墓が立っており、その左脇に上へ登る道がある。これを登るとスグに削平地が現れる。どうやら館域のようだ。空堀跡も残っており、遺構は無しの前言を訂正します。
南部氏居館跡、主郭跡
鏡円坊、山門
南部氏居館跡、空堀跡 鏡円坊の墓地にある南部氏の墓
  墓地に戻ってきたが、靴の中が気持ち悪い。ゴア・テックスの防水仕様の登山靴なんだが、シッカリ水が入ってしまったようだ。靴を脱いで逆さまにすると、水がドドーッと流れ落ちる。う〜ん、これじゃぁナァ。どんどんモチベーションが下降し、ヤル気が出て来ないなぁ。とうとう、メインの都留の攻城をアキラめて帰ることにした。R300で本栖湖に入る頃になって雨は止むが、もう攻城への心は動かない。ここからR139・R138で御殿場インターに。ETCゲートが「お入りなさい」しても、もう感動はチョッピリ。厚木インターで降りる時も、問題なくゲートが開いても、もうそれが当り前田のクラッカー。12時半を回ったばかりなので、長後街道も空いていて13時過ぎには、早くもご帰館。余りにも早い帰館なので、相方・娘・猫の皆が「!&?」の顔で迎える。本日320Kmのプチ・ツーリングでした、ちゃんちゃん
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