■  森寺城  ■
■期日 H25年8月7日(水) 【富山県】氷見市・森寺城
       【石川県】七尾市・(勝山城)・荒山城・石動山城・小丸山城
■ルート 飛騨自宅〜P90〜清見IC〜東海北陸道・能越道〜氷見北IC
       〜P18〜石城林道〜七尾C〜R249・P28・R259〜輪島C
       〜R249〜羽咋C〜R415〜氷見北IC〜能越道・東海北陸道
       〜清見IC〜P90〜自宅
■コメント
  マタしても
長げぇ〜っこと鉄馬に跨がっていなかった。リタイア前にはコンなことは、絶っ対ぃに無かった。現役時代は、とにかく鉄馬に乗りたくて乗りたくて、次の土日までの1週間が何と待ち遠しかったコトか。...のだが、サンデー毎日となると、話がマルで逆になるのだから我ながらオカシイ。そうは言っても、さすがに愛馬がグレてしまいそうな雰囲気なので、重い腰を上げ出陣するコトに。遅かった北陸の梅雨もようやく明け、猛暑日になりそうではあるが、夕立はマズ無さそうという、ご託宣を信じて朝早くに起き出すのでした。長いご無沙汰での出陣なので、準備に手間取ってしまう。夏用の手甲(メッシュのグローブ)が見つからない、夏用のプロテクターも見つからない、などなど。イロイロ探したが見つからないので、あきらめモードに移行し5時半に出っ発です。卯の花街道を進みますが、海の中を走るような霧の中。♪雨も降らぬに袖濡らす♪状態は、昼間はド・ピーカンの予兆ではある。で、清見インターから東海北陸自動車道に入ります。ここからは霧も晴れて、快適な...、と思ったのだが、ドン亀トラックが前方を塞いでおり大名行列。泣く泣く後塵を拝して走り続けます。殆ど片側一車線の対面通行道、その上10Km長トンネルが3つ+1Km程のトンネルがゴマンとある道なので、我慢強い人でないと、この道は無理でぇ〜す。えっ?HYDはどっち? って問われると我慢強い人です、とお答えします。リタイア後はストレスが少なくなって、ガマン出来る人間に変身(変心)しました。実は、この変心に自身でも驚いていたりして(苦笑)。で、北陸道とのジャンクションでは、そのまま進んで能越自動車に進みます。途中で150円のお賽銭を入れて、なおも北へ進み、氷見北インターで降ります。ここから県道18号線を西に進みます。ホドなく森寺地区に入り、その名も「森寺」信号直前で森寺城址への標識が立ってます。地元の方が立てられた案内標識が数多く立てられており、これに従って山側に進みます。更に山裾から山の中にドンドン入っていくと、広い駐車場です。ここに鉄馬を停め、歩いてモノの5分で城域です。屋敷跡、馬場・堀切跡等を経て広い整地された二の郭です。ここには大きな井戸跡も残ってます。発掘調査した際、石垣の残る主郭との間には空堀も確認されたようですが、現在は分かりません。二の郭にも石垣が残っており。石垣フェチのHYDを喜ばせます。ところが蚊と蚋(ブユ)の大群のダブル攻撃(しかも、久しぶりのエサ登場ということで、シツコイの何んのって...)に耐え切れず早々に退散。
↑ 森寺城、手前二の郭、遠方主郭址
↑ 森寺城址、二の郭の井戸跡
↑ 森寺城址、主郭の石垣
↑ 森寺城址、堀切跡
↑ 森寺城址、登り口
↑ 森寺城址、遠望
 県道18号線に戻り、更に西に進むと城石林道への標識が出ている。う〜ん、この林道、我が出陣用の地図には載っていない。ネーミングや方向+地形的にも、確実に石動山史跡へ行ける道のようなんだが。でも、こういう時って数多く失敗している経験から地図の方を優先するHYDです。で、県道18号線を進み、芹川地区の「芹川」信号を右(北)折し、県道241号線を北へ1Kmも走ると「石動山史跡」への小さな標識が立ってます。この標識に従い、狭い道を1Kmほど登って行くと、右手の小さな丘麓に勝山城址の案内板が立ってます。しかし、ブッシュがモノ凄くて、とても登れそうにもない。棘対策用の皮手袋やら、小さな鉈などの準備をしていれば、無理してでも登るんだが...。それらは全部準備の際見つからなかったし...、しかも超暑いので敵前逃亡(をいをい)。
(ツーリング専用の地図、何と16年前のモノでした。そういやぁ、名古屋に単身赴任中に購入したんだっけ、って妙に当時を懐かしむHYD)
  さぁてとぉ、諦めて石動山を目指そう、とサラに登って行くのだが、道が分からなくなった。地元(?)の人に聞いても「知らない」の答え。もともと狭い道で、こんなんで大丈夫かいな?と思っていた道ではある。う〜ん、ラチが明かないので、さっきの林道で挑戦してみよう。城石林道への入り口まで戻り、林道を進みます。この林道、木材を運ぶ林道ではなく観光道路のようで快適なワインディングロード。適度なアップダウンと適度なカーブ(この2つのバランスもグゥー)を危ない速度で楽しんでいると、荒山城址への大きな標識が出ている。止まれ、ABSを信じて急ブレーキ良い子は真似しちゃダメよ。標識に従い大きな駐車場に愛馬を停め、案内板をフムフム読んでから登山道を登ります。頂上直下辺りに、幾つかの副郭が見られ、歩き出してから10分ピッタシで主郭です。郭は幾つか残っているが、竪堀などの遺構は見られなかった。案内板に書かれていたように、砦を築城中に急襲されたためであろうか。残念ながら、案内板に書かれていた360度の展望は、霞がかかっていて遠望は無理。気温も上がって来ており、蚊・蚋に悩まされなかったのに残念ではある。
↑ 荒山城址、主郭址 ↑ 腰郭と遠方は石動山城址
↑ 荒山城、主郭からの眺め
↑ 荒山城址、登り口
   林道に戻り、なおも進むと石動山寺院遺構への案内標識が出て来る。標識に従って進むと石動山史料館があり、大きな駐車場もある。ココに鉄馬を停め、近くの自販機で500mlのPETボトルを買いこみます。気温がグングン上がっており、熱中症を心配しなくては。今日、コレで2本目。これをガブガブ飲みながら大宮坊に向かいます。この坊に向かって右側の細道に、石動山城址への標識があります。標識に従って進むと主郭です。堀切、土塁、幾つかの副郭が残っていますが、ブッシュが凄くてウロウロ出来ない。ので、これ以上の遺構は確認出来ず。
↑ 石動山城址、主郭址
↑ 石動山城址、土塁の残る主郭址
  林道をサラに進むと七尾城址に行けそう(だって、城石林道だもんネ、クドイって)であったが、超暑いので天下の名城をパスして市内への近道を進みます。それにしても夏用の手甲じゃないので、グリップを握る両掌の暑いこと暑いこと。七尾市中心部に入りR249を北へ進むと、「馬出町」信号の先で、小高い丘が見えてくる。これが小丸山城だろうと進み、丘の麓まで来ると「小丸山公園入口」信号である。♪ピィ〜ポ〜ン♪である。歩道に鉄馬を停め、登っていくと、いきなり利家とまつの銅像が迎えてくれます。公園化されており、遺構は確認できない。櫓跡くらいだろうか。それにしても何の整備か知らないが、工事音がメチャうるさい。早々に退散です。
小丸山城址、主郭址 小丸山城址、利家と松
小丸山城址、主郭からの七尾市街
小丸山城址、主郭址
  工事音や暑さでキレてしまい、ココからはヒタスラ走るに専念するコトに。R249を北上し珠洲から県道28号線で狼煙を経て輪島に。途中の禄剛崎灯台、揚浜塩田、千枚田などの観光スポットもキレイさっぱりにパス、ただ走るのみ。R249をサラに進み羽咋まで来たところで、R415に入り氷見に向かいます。氷見北インターで能越道に入れば、今朝の逆順で戻ります。ガマン強くなったHYDは、帰りもキレずに(本当かよぉー?)清見インターを降ります。卯の花街道を走って自宅から1Km離れた厩舎に着いたのが18時丁度。う〜ん、暑い1日だったワイ。本日、540Km走行も、一般道は300Km強とマダマダ物足りないHYDなのでした。まぁ、これだけ暑いとね、無理しちゃダメだめヨ、ちゃんちゃん
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