■  苗木城  ■
■期日 H24年10月4日(木) 【岐阜県】中津川市・苗木城
■ルート 飛騨古川自宅〜R41〜下呂C〜R257/256〜中津川C〜R19
       〜木曽福島〜P20〜開田V〜R361〜高山C〜R41〜自宅
■コメント
 う〜ん、
長い間のご無沙汰である。超々が付く無沙汰である。鉄馬の鞍から降りて、再び乗るのがである。昨年(2011年)の11月から実に11ヶ月振りである。この地は11月中頃から凍結で乗れなくなり、4月中頃まで冬ゴモリしなければならない。約半年過ぎれば再び乗れるのだが、2012年4月の地元の裸祭り『起し太鼓』で左膝の靭帯損傷の大怪我をしてしまい、鉄馬に乗れなくなった。歩くのも大変な状況ではあったが、2ヶ月ほどで歩くのにサホド支障ないほどに回復した。...が、重いものを持ったり、超時間あるいたりすることが出来ない状態が長く続いた。それでも夏を過ぎてからは、正座は出来ないものの、アグラ(胡坐)を掛けるようにまでなった。大事をとって、鉄馬に乗らないようにしていたが、また11月に入ってしまうと乗れなくなる。〜っぅわけで、無理して乗ってしまったのである。まあぁ、近い所ならば、イザとなれば何とか戻ることも出来るであろう。...てなコトで、朝6時半前には出っ発し、R41を南に進みます。先ずは隣の飛騨高山へ。ここで、ミニ牛丼セットの朝飯を喰らい、更に南下します。高山から南のR41は超々久しぶりである。それでも何十回も通った国道である、懐かしい景色が次から次に流れていく。乗り始めて1時間ほど経て下呂を過ぎた辺りから、心配していた左膝が痛くなって来やがった。乗っている時には鈍い痛みなので何とか我慢できるが、鉄馬を止めるため左足を出して傾いた馬体を支えるときに鋭い痛みが走る。ゲぇーっ、マジかよぉ。ってボヤいてもラチがあかない。しかも、痛みは、とても引きそうにもない。こうなりゃぁ、止まる時には右足で支えよう。下呂からはR257で、舞台峠を越え中津川に向かいます。中津川の市街に入る前に木曽川が流れており、川の手前に『苗木城址』への案内板が立ってます。標識の通りに進んで、駐車場に鉄馬を停めます。この辺りからスデに城域、石垣が美しい景観を作っている。なお、至る所に崖で転落注意の看板が立っている。木曽川河畔の絶壁+自然石+石垣により守られた城である、サモありなん。二の丸、三の丸と数えられない位の門跡を経て天守郭である。天守郭部にある復元(一部)した建造物からの眺めは超絶景、言葉に出来ないくらい。しかも、この城址遺構の保存に対する姿勢というか、考えには大賛成である。変かつ妙な復元建造物を建てず、礎石などは現物でシッカリ復元、また余分な看板も無い、としておられる。まぁ、国指定史跡だからなのかもネ。う〜ん、でも他の地区でも真似して欲しい。美しい石垣、自然石との調和、絶景の眺め、...等などを堪能したところで下山。
↑ 苗木城、礎石の残る副郭址
↑ 苗木城、主郭址
↑ 自然岩と人口石垣の絶妙な調和
↑ 苗木城、主郭下の井戸址
↑ 苗木城、礎石の残る副郭址
↑ 苗木城、主郭からの眺め
↑ 苗木城、遠望
↑ 苗木城址
 さぁてとぉ、本当は@伊那に出てビーナスラインを攻め松本経由で帰館、AR19をずぅーっと北上し日本海に出て富山から帰館、B幾つかの城址を散策し松本から帰館 の3コースを考えていたのだが、左膝の痛みが....。それに、長い間鉄馬に跨っていなかったモノだから、馬に乗れていないことハナハだしい。原付駄馬の乗り方のママである、ちぃーとも楽しくない。こうなりゃ、当初予定は破棄し、木曽福島から高山へ抜けてアッサリ帰ろう。っう訳でR19を北上し木曾福島へ向かいます。途中、道路工事で片側交通+黄色い線の連続で、トラック野郎の数珠ツナギの最後尾についてしまった。ストレスが重く圧し掛かってきます。信号の度に最前列に割り込み、何とか最先頭に。ここで思いっきり鞭を振るったのは言うまでもありません。でも・しかし1Kmほど走って、どういう訳か速度を緩めた。すると、前方の道路脇にはニヤニヤした官憲の姿がゲぇーっ、マジかよ(って2回も使うフレーズ、苦笑)。ここ何年も国費へ納入していなかったのに、ガックリ。しかし、官憲の脇をスリ抜ける時、目と目が合わないのである。エェーッ、もしかして・ひょっとして・絶対にそんなコトはないけれど、...、でもそうであって欲しい。と心でツブヤきながら進むも、官憲の溜まり場に来たが、おいで・オイデの仕草がない、無い。とうとう、そのまま通り過ぎてしまったが、追いかけて来る気配はない。『やったねぇ!!』、どういうことが起きたのか今もって分からないが、とにかく手綱を引いて速度を落としたのは間違いない。そのスグ先でネズミ捕りをしていたのだが、間一髪で捕捉されなかったようである。う〜ん、ラッキィー。膝が痛い、鉄馬に乗れていない、など等のテンションが低い状態だったが、急にハイになってしまった。もうこうなりゃ、どうにでもなれぇ...。ハイをさらにハイ状態に持っていくべく、無理クリに鞭を打ち始めた。県道20号線を2速と3速だけで二桁後半〜3桁の速度で走るバカ一匹。アッ、という間に開田高原を過ぎて日和田へ。ハイが続き脳内モルヒネが充満したためか、この間は膝の痛みも忘れてる。でも、ここからは良い子でチンタラ。無事に高山を経て飛騨古川の自宅にご帰館。本日、前半は全く乗れていなかったが、後半は納得できる乗り方になり、260Km走行とミニツーリングではあったが十分に楽しめたワイ。痛みは何とか我慢出来そうなんで、年内にアト2,3回は行こうね、ちゃんちゃん
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