■  鮫ヶ尾城  ■
■期日 H23年10月12日(水) 【新潟県】上越市・御館・福島城、
                          妙高市・鮫ヶ尾城
■ルート 飛騨自宅〜P75・R41〜富山C〜R8〜上越C〜R18〜妙高C
       〜信濃町〜P36〜小川村P31〜大町C〜P306・P25〜波田
       〜R158〜平湯〜R471〜上宝〜P76他〜自宅
■コメント
前回のツーリングから、はや1ヶ月も過ぎてしまった。以前のHYDであったなら、もう禁断症状が出て大変な事態になっている筈なんだが、さほどではないようである。そこには、鉄馬に跨らなくても我慢出来てしまっているHYDが居る。思うに、毎日が日曜になり、サラリーマン生活のイロイロなストレスから開放されて、ハケグチが無くても十分にエンジョイできているのかも。特に最近はアマ無線にドップリだしなぁ、などと思っている。それでもヤハリ血が騒ぎ、愛馬が連れて行ってくれぇ、と騒ぐのである。となると、行かざぁなるめぇ。で、今回も信州辺りをと考えた。でも少しばかし遠くへ、という思いもあり上越市周辺を攻めることにした。上越市と言ったら春日山城や高田城が超有名だが、今は観光シーズンなのでココは避けて、少しマイナーな城を攻城してみよう。例によって朝5時に出っ発するツモリが、アレコレとバタバタしてしまい45分も遅れて出ます。濃い霧の中を走る覚悟だったが、ゴク薄い霧の神原峠をスイスイ越えR41を北へ進みます。面倒だったので難聴防止用の耳栓をせずに走るものだから、うるさい風切り音に負けてしまい、至ってスローな走り(本当かよぉ? は無しネ)で進みます。富山に入り、牛丼屋でイツモの牛丼+卵セットの朝食で腹ごしらえ。イツモと違うのは、ミニではなく並丼。当たりの然で超満腹になります。何たって、胃は1/3しかないのである。これで体調が
シャキィーッ(? 意味不明)となったのは良いのだが、45分の出遅れがきいてしまいR8は渋滞である。まぁ、首都圏の渋滞と比べるとタカがしれているんだけれど。でも、歳を取って気が短くなったHYD@GGライダーはガマンが出来ない。雪対策のため、側道が広いのを良いコトに、ココを傍若無人に突き進みます。だいぶんに走ったところで、回転灯をクルクル回して白黒パンダ(パトカー)が何やら大声で叫びながら後ろから近付いて来ます。ゲェーッ、しまった、やられてしまった! 心臓がバクバク、音を立てています。こうなってしまうと、ジタバタしない。鬼平の面前に両手首を差し出す本格盗人のツモリで路肩に鉄馬を停めます。「ちっくしょう、もうじきゴールド免許証になるところだったのに」とブツブツ言いながらパンダが近寄るのを待ちます。結構なスピードで近づいて来るが、パンダは一向に速度を緩めない。と思う間もなく通り過ぎて行ってしまった。「?! キョトーン」、どうなっているのかしらん。何かしらんが、どうやら俺様が目当てでは無さそうである。そりゃぁそうだ、たかが側道を少し走ったくらいで、ヲイヲイ。まだ心臓はバクバクのままだが、再び路肩を走り出します、コラコラ。ほどなく、さっきのパンダと官憲が道端でウロウロしている。どうやら何かの事件らしい。こちとらぁ、これに付き合うほどヒマではないので通過です(うそ、本当は野次馬根性で鉄馬を停めたかっのだが、ウダうだ言われそうで...)。親不知を過ぎ、名立を越えると上越市の直江津です。JR直江津駅の西南西500m程の所に御館公園があり、上杉景勝と影虎の跡目相続争い(御館の乱)で有名な御館跡である。現在は住宅化で遺構は皆無。近くまで進むと公園への標識が多いので、道に迷うコトはないでしょう。
 R8をサラに進み、R18とR350と交差する「下源入」信号を左(北)折してR350に入ります。港橋を渡り2つ目の信号を右(東)折して100m走ると古城小学校。この周辺が福島城の城域です。学校正門を入った左手に大きな石碑と案内板が立ってます。でも、今日はマラソン大会らしく、父兄の方や先生方が大勢居られるので、ウロウロせずにパチリだけで退散。小学校・工場・団地などへの変貌で遺構は皆無とみた。
  今度はR18を南下します。妙高市に入り新井大橋を渡ると「乙吉(おとよし)」信号です。ここを右(北)折すると、スグに鮫ヶ尾城への標識が現れます。幾つもの標識があり、これに従い進むと斐太神社脇の斐太史跡公園の駐車場です。ここに鉄馬を停め、標識に従って鮫ヶ尾城(城山山頂)を攻めます。ハイキングコースとして整備されており、道も標識もシッカリしている。駐車場から17分で山頂の主郭(本丸)跡に到着。案内板の縄張り図に従い、アチコチとウロウロします。う〜ん、ズイブンと規模が大きい。幾つかの曲輪、堀切、竪堀、横堀、土塁が残っており、虎口、井戸跡も明瞭に残存している。雑木・雑草の中にも遺構が残っているのだが、残念ながら遠くから眺めるだけ。それでも本丸からの景色は素晴らしく、飛騨からハルバル来た甲斐があったワイ、大満足の巻

■37°03′04.0″−138°13′44.0″、駐車場からの比高は145mです。
↑ 鮫ヶ尾城、本丸脇の横堀址 ↑ 鮫ヶ尾城、本丸脇の腰郭址
↑ 鮫ヶ尾城、二の丸址 ↑ 土塁が明瞭に残る三の丸址
↑ 三の丸脇の井戸址 ↑ 井戸近くの虎口址
↑ 鮫ヶ尾城、本丸からの眺め ↑ 鮫ヶ尾城、本丸址
   さぁてとぉ、ソロソロ12時である。でも朝飯を腹一杯食べてしまっているので、腹時計ではマダまだ昼飯時ではない。となれば、このまま走って腹が減ったトコロで食べよう、ということになる。このR18をもう少し走ると越後から信州となり、手打ちソバにはコト欠かない地域となる。お久の手打ちソバでもタグろうかいな。ってんで、また走り出します。野尻湖を過ぎ黒姫から県道36号線で戸隠を目指します。このまま進めば戸隠辺りで腹が減りそう、有名な戸隠ソバで昼飯とシャレこもう。舌なめずりしながら快適なワインディングを進みます。中社まで進むとサスガに蕎麦屋は多い。でも、どの店も混んでいるようである。大型の観光バスも何台か停まっている。コレではしょうがない、もう少し先へ行ってみよう。と進むが、ココからは、【超狭い+超急コーナー+超急坂】という3重苦。とてもじゃないが、ライディングを楽しめられない道。しかもソバ屋は見つからない。えぇ〜い、ままよ、マダマダ腹は減っていない、このまま突き進もう。と空きっ腹を抱えて突き進むバカ。小川地区を過ぎると道は御アツラえ向きになってきたが、今度は蕎麦屋が無い。そうコウしている内に大町市である。何のコトはない、前々回と同じく県道306号線のコンビニでオニギリをホオ張っているHYDがソコに居た。PETボトルのお茶でオニギリ2個を胃の腑に流し込み、今度は県道306号線に危ない走りで挑みます。う〜ん、良い子は真似しちゃダメ・ダメよ。途中から県道25号線に移り、波田からはR158です。結構ワイルドな走り(という表現では無いような...)で黄色い線を無視して進み、安房トンネル入口です。でもズゥーッと前にヘタッピィーな軽がチンタラ走っているので、600円のお賽銭(有料道路料金)がモッタイない。ここで超オヒサの安房峠を越えるルートを選択した。途中、奥穂高・前穂高の絶景ポイントを過ぎ、峠を越えて平湯温泉です。ツイデにココからもR158ではなくR471をチョイス。神岡手前から県道76号線を選び、大坂峠を越えて国府に。ここから農免道路で直接厩舎に進みます。ダイブンに暗くなったので、愛馬をキレイ・キレせずに原付で自宅に戻ります。う〜ん、攻城数が少ない分ズイブンと走ったワイ。本日、メータはオール下道440Kmとなってました。明日は百姓仕事が待っている、早く寝てシッカリ疲れを取ってネ、ちゃんちゃん
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