■  大平古城  ■
■期日 H23年1月8日(土)
        【静岡県】函南町・大平古城
■ルート  戸塚自宅〜R1・新湘南・西湘BP〜小田原C〜R135〜下田C〜R136・P16
        〜土肥〜P17〜沼津C〜R136〜函南T〜R1〜沼津C〜R246〜伊勢原C
         〜P22〜自宅
■コメント
   年が明けて2011年である。初日の出ツーリングに出掛けられる方も多い。でも、こちとらぁ、年末始は田舎の実家に帰省するのが常なので松が明けた頃に初ツーリングである。行き先はと言うと、これまた毎年伊豆半島である。R135を走っていて、駿河湾からお日様が上がるのを見るのは感慨深い、
初日の出ではないが 苦笑。で、5時半に出っ発し、新湘南・西湘バイパスと無料の道を走り、これまた無料のR135で熱海へ。大した料金ではないが、お賽銭を払うのに手袋を脱ぎ財布を引っ張り出し、つり銭を貰って財布に入れ、手袋を着けて、...この繰り返しが面倒、というか大変なのである。熱海からもR135を走りますが、ここからは南下・南下です。途中での宇佐美辺りで洋々と広がる海原から太陽が上がってくる。ずぅーっと先には伊豆大島が望める。しばらく走ると、伊豆七島が見えてくる。う〜ん、イツ見ても良い景色ではある。と、思ってよくよく見ると、何か変。蜃気楼で島がチョン切れて見える。ご愛嬌である。下田からはR136を北上ですが、途中で県道16号線で海岸沿いを走ります。伊豆の西海岸は北風の強い所で、季節風が少しでも強い日は要注意。カーブを曲がったトタンに、この強い風をマトモに受けると倒れそうになるか、道路から外れそうになる。そういう超危ないコトも1度や2度ではない。でも今日は穏やかな冬晴れ、快適に走れます。再びR136と合流し、松崎を経て土肥へ。ここからは県道17号線です。この県道もなかなかに楽しい。カーブを曲がる度に、富士山が顔を見せたり隠したり。狭い道だが白い点線が多い道なので、ドン亀が居ても気にしない気にしない。そうコウしている内に江浦湾。ここから内陸部に入り函南町へ。狩野川に架かる新城橋の南側の大平地区に入ります。地区に日蓮宗の円教寺がある。寺の駐車場に愛馬を停めさせて貰います。ココは以前に来たことがあり記憶がヨミガえる。そう、寺裏の小丘が大平新城なのである。で、今日はというと、さらに大平山へ向かって進み、山腹にある大平古城を攻めるのである。新城の方は、寺から超近いのでスグに攻城できる。ココから距離は結構ある。新城からホンの少し登ると狼煙台跡があり、さらにハイキングコースをチンタラ登ります。途中、段郭のような所があり、これを過ぎて少し登ると?峠(失念、すまんそ)である。ここでハイキング・コースから外れて東の尾根を進むとスグに大平古城です。円教寺からノンビリ登って25分です。小規模な山城ですが、削平された主郭、副郭が明確に残っています。枡形の虎口も明瞭で、新年早々のこの遺構に感謝アメあられ。堀切や腰郭、空堀などお約束の遺構も残ってます。まった〜り堪能したところで下山しますが、例の?峠と書かれた標識の所で道を間違え、大平・吉田地区への谷を降りてしまった。ハイキングコースより道は少し荒れているが、特に問題無さそうなので、そのまま里へ。この道から登った方が攻城には早いだろう。でも富士のパノラマが見られないから、新城側からの攻城をお奨めします。

■35°03′57.8″−138°54′57.6″です、比高は計測忘れ。
↑ 大平古城、主郭址 ↑ 大平古城、主郭下の副郭の虎口址
↑ 峠部の堀切跡 ↑ 吉田地区、左ピーク古城、右ピーク大平山
  さぁてとぉ、まだ日は高いので今日はノンビリ下道で走り抜こう。コクイチ(R1)に入り、沼津からはニーヨンロク(R246)です。快適なニーヨンロクだったが、案の定、秦野辺りから渋滞の中に突入。新年だから切れずに、チンタラ走り続け、伊勢原から長後街道です。ココは割りと順調に走れることが出来た。15時チョチ過ぎにご帰館です。久し振りの野駆だったからか、首筋や肩が凝ってしまい超痛い。愛馬をキレイキレイした後は早々にゴロンと昼寝。オモムロに起き出し、熱っ〜い風呂に長々と入って汗をタップリ流します。こうなると十分にスタンバイOK。皆が席に着くのもモドかしく、「いっただきまぁ〜す」のゴングで試合開始。ごくごく、ゴックゥーン。「プワァーッ、うんめい!」。本日、オール下道で360Kmは走りに走ったが、攻城数が1はチョチ寂しい。今年は頑張ろうネ!
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