■  梁取館  ■
■期日 H22年9月26日(日) 【福島県】只見町・梁取要害山城・梁取館
■ルート  戸塚自宅〜横新・第3〜玉川IC〜環8〜練馬IC〜外環道〜川口JCT
       〜東北道〜西那須野塩原IC〜R400〜会津田島〜R289〜只見T
       〜R252〜小出IC〜関越〜練馬IC〜環8〜玉川IC〜第3・横新〜自宅
■コメント 9月最後の日曜、昨日の土曜と異なり晴れのご託宣。ハマっているHYDはヤッパァー出掛けるワナァ。で、何処へ出掛けるかというと、又しても奥会津の只見町である。河原崎城を攻めた時、伊南川を隔ててた前方の梁取要害山城・梁取館の二つを攻められなかった
リベンジである。前回は昼過ぎからの雨のご託宣で、これを避けるためスグに撤退したが、今回も似たようなシチュエーション。でも行くんだなぁ、これが。朝、七つ半(5時)丁度に出っ発し、横新・第3京浜で都内に向かいます。玉川インターからの環八も順調に進み、外環で川口ジャンクションへ。ここから東北道です。140Kmほど、ポケェーッと走って(うそ、追い越し車線だけ走って)西那須野塩原インターを降ります。ここからR400で会津・田島に進みますが、交通安全週間か何か知らないが、ヤタラに官憲が多い。白馬に乗ったお兄さんもアチコチに居たりと、くわばらクワバラ。田島からはR289で只見町に向かうが、コチラは官憲ゼロ。南会津町から只見町に入ると、梁取地区です。先ずは、国道沿いにある成法寺(じょうほうじ)脇に愛馬を停めます。裏山は岩がゴチゴツした篭岩(かごいわ)である。この篭岩の谷を隔てて250m東の山頂部が梁取要害山城である。ところで奥会津の攻城の難事は、2.5万分の一地図に山道が「在る」と明記されているにもかかわらず、実際にはその山道が「無い」ことである。さらに、その道なき道のブッシュの凄さ(という表現ではなく、筆舌に出来ないレベル)である。でも今回は最初から山道は「無い」ので、その点は安心である(苦笑)。でも成法寺の右脇の沢沿いの整備された山道があり、これを登ると7分で岩窟の小さなお堂に到着。ここからお堂の前を右側に進む道もあったが、どうにも山頂部に行けそうにも無かったので、お堂の上へ直登することにした。ブッシュも大したことが無く、急坂でも掴まる木や枝があって登りやすく、お堂から7分で主郭に到着です。主郭中心に下草が刈ってあり、主郭部中心に遺構が分かりやすい。でも主郭を外れるとブッシュで遺構は確認しにくい。遺構は主郭の櫓台跡と何段かの段郭跡程度だろうか。2.万分の一地図で590m表示のポイントが主郭です。帰りは下草が刈って山道がシッカリしている道を下ったが、お堂の右側に出た。この城を攻められる方は、お堂の右側に回り(登れないと諦めずに)、山道を辿れば行けます。

37°17′48.0″−139°28′39.3″、成法寺から比高125mです。
↑ 梁取要害山城址、主郭からの眺め ↑ 梁取要害山城址、主郭跡
↑ 麓の成法寺と篭岩 ↑ 山道途中のお堂
 次いでR289を少し戻り、伊南川に架かる和泉田橋のタモトに。ここから見て北東300mに見える山頂部が梁取館の館域。ココも地図には山道は無い。ウロウロすれば山道位は見つかるだろうと考えていたが、ない・無い・完璧にない。しょうがなく、植林されていて登りやすそうな所(橋のタモトから北東100m辺り)から登ります。植林されているので、ブッシュが少なく、あまり無理せず尾根上に出られた。期待していた尾根筋には山道はなく、道なき尾根上を進んで麓から丁度10分で●梁取館の主郭です。主郭と二の郭間の空堀、土橋跡の遺構はクッキリ残ってます。土橋に続く主郭の虎口も確認できます。主郭の土塁も良く残っており、腰郭、三の郭などもバッチリです。下草が刈ってあれば、段郭・腰郭も分かりやすかったかもしれないが、十分に満足です。2.万分の一地図で544m表示のポイントです。

■37°17′29.4″−139°29′27.5″、麓からの比高は75mです。
↑ 梁取館址、主郭の土塁跡 ↑ 梁取館址、主郭の虎口跡
↑ 梁取館址、主郭の土橋跡 ↑ 梁取館址、主郭脇の空堀跡
↑ 梁取館址、二の郭跡 ↑ 和泉田橋上からの梁取館址
和泉田橋上からの河原崎城址 
  さぁてとぉ、今回も昼過ぎには雨の降水確率が高いご託宣である。濡れるのイヤだからソロソロ帰るとするかぁ。只見からR252を休まずに突っ走り(殆ど2速、3速の危ない走り)、正午に小出に到着。望天観測からマダマダ降りそうにもない。となれば、へぎそばでもユックリ食べようかしらん。でも、その手の店が見つからない。しょうがねぇーなぁ、ラーメンで我慢しよう。ってんでラーメン屋でお昼を食し、小出インターから関越に入ります。ここから練馬インターまで約200Km、遠ぉいーなぁ。我慢を続けて関越をチンタラ走ります。サスガにお彼岸を過ぎているので、外気温も28度止まり。例のやばい「ドンツキ」もなく無事に練馬インターです。ここから環八だが、前回の1時間半もの大渋滞ではなく、45分で玉川インターです。ココからは順調に第3京浜、横浜新道を突っ走り、16時にご帰館。ポツポツ来たが、何とか間に合ったワイ、うれしや。後片付けやらシャワーで時間をツブし食卓に着けば、速攻の「いっただきまぁ〜す」。今日も第3のビアーがうまいぜよ。本日、610Kmと走ったが、高速中心だからサホド疲れなし。でも明日は会社だからね、遅刻しないようにネ、チャンチャン。
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