■  浦佐城  ■
■期日 H22年9月4日(土) 【新潟県】南魚沼市・浦佐城・上山城
■ルート 戸塚自宅〜横新・第3〜玉川IC〜環8〜大泉IC〜外環〜川口JCT
       〜東北〜西那須野塩原IC〜R400〜糸沢〜R352〜小出〜R17
       〜六日町IC〜関越〜練馬IC〜環八〜玉川IC〜第3・横新〜自宅
■コメント
 全国的に猛暑の異常気象が続いている。とにかく
クソ暑い。こうなると当たりの然で、涼しいトコロを走りたいココロとなる。で、今回は超お久さのR352を走ることに決定。この道、檜枝岐〜奥只見〜湯之谷の間が狭い・カーブ多し・出水ありの、走って楽しい道ではない。が、愛馬がゲレンデ・シュポルトなので「どうしても行きたい」と言うのである(うそ、そんなことは言う筈が無い 苦笑)。まぁ、緑のトネンル部が多く、楽しい道も多いからネ。で、例によって早寝・早起きの良い子。七つ(4時)には出っ発し、横浜新道、第3京浜と快調に飛ばします。ところが、環八の「中の橋交差点」で、朝早いのに大渋滞。例によって工事をシツコクやっている。信号を4回ほども待ってヨウヤクに脱出。どこかで朝飯でもと考えていたのだが、このロスでとりあえずパス。大泉インターから外環に入り、途中から東北道です。宇都宮まで約100Kmの表示が出ている。となると、宇都宮の先が矢板で、さらにその先の筈だから西那須野塩原インターまでは1時間強は掛かるナァ。すると何処で朝飯を食べようかしらん、とか何とか考えながら北へと進みます。結局、矢板北PAで朝飯を食べ、次の塩原インターで降ります。R400を走り塩原温泉を過ぎると、R121・R352・R400の団子三兄弟。3兄弟がR352だけになった辺りから、イヨイヨ本日のメインイベントである。快適な道を檜枝岐まで進みます。ここから狭い・カーブ多し・出水ありの酷道です。でも舗装されているから、酷道というほどではないかも。奥只見湖のギザギザ道を飽きるほど走って銀山平です。ここからシルバーラインを走るのが一般的なんだが、どういう訳かコノ道は二輪禁止になっている。しょうがなく、枝折(しおり)峠への道を進みます。コノ道もギザギザの狭い道である。ヨウヤクに平地になると湯之谷温泉で、ここから小出に出て、R17を南下します。新幹線も停まるJR浦佐駅まで来たら、駅の裏(西)側の山懐に進みます。「天地人」の幟がハタめいており、ほどなく毘沙門堂への案内標識が数多く立って、山門に到着です。山門近くに駐車場がありココに愛馬を停めます。ココで、よくよく赤い幟を見ると、浦佐城址・毘沙門堂と書かれている。う〜ん、地元の方々の熱い思いが伝わってくるゾイ。また山門脇に浦佐城の真新しい案内板も立っている。で、ツラツラ案内板を見ると、毘沙門堂の北側の裏山が城域と思い込んでいたのだが、微妙に違うようである。もう少し南の尾根筋である。また、上山城は浦佐城のもう一つ北側の尾根筋にあると考えていたが、これもハズレ。浦佐城のさらに南側の尾根筋である。う〜ん、良かった。このまま堂の裏山に登っていたら大変な目に遭っていたワイ。で、堂の真西方向150m先に舗装道があり、ココに城までの整備された立派な山道の登り口がある。登り口にはが置いてあり、これを借りて登り始めます。こちとらぁ杖にスガって登らなきゃならないほどヤワではないが、蜘蛛の巣対策のため借りたのである。案の定、途中は蜘蛛の巣だらけ。杖で巣を払いのけながら進み、14分で実城(主郭)です。実城の西側に堀切があり、さらに尾根を西に進むと幾つかの郭跡があり二重の堀切が残ってます。東側には、二の郭、三の郭があり、空堀・土塁・虎口跡も残っている。城域の頂上部は雑木が切り払われており、当時の城の雰囲気がよく分かります。それより、眺めはもっと良いです。この後、攻城予定の隣の尾根の上山城だけでなく、板木(雷土)城、桐沢城、大崎城、六万騎城、坂戸城がクッキリ見えます。

37°10′14.3″−138°54′51.2″、登り口からの比高は151mである。
↑ 浦佐城址、主郭跡の一部 ↑ 主郭西側の土橋跡
↑ 主郭脇の堀切跡 ↑ 主郭の虎口跡
↑ 三の郭脇の空堀跡 ↑ 主郭跡
↑ 主郭からの眺め、桐沢城 ↑ 主郭からの眺め、六万騎城
↑ 主郭からの眺め、坂戸城 ↑ 上山城より見た浦佐城
↑ 浦佐城への登り口 ↑ 毘沙門堂下の案内図
  浦佐城から見えた上山城であるが、国土地理院の2.5万分の一地図と照らし合わせて見ると、浦佐城の案内板に書かれていたように、麓から山道を登らなくても、林道の途中から尾根に登れば簡単に登れそうである。で、愛馬のところまで戻るのがイヤで、林道を登ります。結構キツイ舗装された林道を7分登ると、2つ目の急カーブでカーブ・ミラーが設置されている。また1台分の駐車場が林道脇にある。ここから尾根に登る整備された山道がある。これを登れば上山城(地元の方は秋葉様と呼称)だろうと進むと、ピンポーン。ミラーから7分で上山城の主郭です。土檀の上には秋葉様が祀ってある。ここからの眺めも良い。しばしマッタァ〜リしてから退散。

37°10′03.9″−138°54′54.1″、カーブミラーからの比高は48mである。
↑ 上山城主郭と秋葉様 ↑ 上山城より見た坂木城
↑ 浦佐城から見た上山城址 ↑ 上山城址、登り口
   先ほど見えた桐沢城大崎城を攻めるツモリだったが、この暑さはハンパではない。2.5万分の一地図に記されている山道も整備されている保障もないし、時間も時間ということで、マタ今度ということにしよう。で、R17を南下し、六日町インターから関越道に入ります。得意の望天観測で、三国峠方向は黒雲に覆われているが、まだ雨にはなっていないと見た。早くトンネルを越えよう。峠の向こう側は晴れているのに違いネェ。で、速そうなソアラの後にクッ付いてドンドン進みます。関越トンネルに入るまで降られなかった、日頃の行いのセイかしら。トンネルを出て平地に近付くにつれ気温はドンドン上がっていく。とうとう40.5℃にもなった。ここで1ヶ月前の8月上旬の同じようなシーンを思い出した。アン時はエンジンがグズって、急に回転数が落ちたと思ったらスグに元に戻るという現象が頻発した。どうやら同じシチュエーションである、今日もドンツクとなるような気がする。と心配しながら走ったが、川越を過ぎても何ともない。これはウレシイ誤算である。...と思った瞬間、来ったぁ〜エンジンが急にドンツクとなってしまった。あちゃぁー、これは弱った。とりあえずサービス・エリアで10分ほど冷ましてみたが、再発してしまう。しょうがねぇなぁ、だましダマシ行くかぁ。過度に回転数を上げて無理して進みます。どうにか関越を降りて環八を進みますが、ドンツクだけでなく、エンストも頻発する。カーブしている時では、コケてしまう。どうにも危険が危ない。でも何とか都内に入ると気温は35.5℃まで下がっている。これなら、少し冷やせばOKになるかも。ってんで、玉川インター近くのGSでガスを入れながらシバシ休憩。たったの10分位だったが、どうやら快復したみたい。第3京浜、横浜新道と問題なく走ることが出来た。そして、ようやくにご帰館です。16時半という明るい時間に帰って来れたのだが、疲れが疲労したので愛馬をキレイキレイするのは明日ネ。しばしゴロ〜ンと横になって休憩した後、シャワーで汗を流せばスタンバイOK。「いっただきまぁ〜すぅ」のゴングで今日も第3のビアーでカンペイです。プッワァー、うんめ〜い。本日620Kmの走行したが、下道は200Km超と走りごたえなし。その割りに疲れたのは、暑さと愛馬の不調のセイかしらん。ユックリ休んでネ、ちゃんちゃん
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