■  鳥越城  ■
■期日 H22年8月13日(金)  石川県白山市・二曲城・鳥越城
■ルート 古川自宅〜P90〜清見〜R158〜白鳥〜R158〜大野C〜R157
       〜鶴来〜P22他〜金沢C〜P10〜福光〜R304〜五箇山
       〜R158〜白川V〜R360〜河合〜R471・R41〜古川自宅
■コメント
 今夏の
コノ暑さはどうだぁ!、HYDは異常気象と断定する。さすがに海抜が高い飛騨なので、朝晩は涼しい(というか、窓を開けて寝ていると、寒さで途中で目が覚める)のだが、日中はグングンと気温が上がる。異常気象は暑いだけでなく、昼過ぎから地域的なゲリラ豪雨・雷雨が毎日続いているコトも。このため実家からの攻城ツーリングも躊躇っていたのだが、12時過ぎには帰って来るようにすれば濡れずに済みそう。...と考え出掛けるコトにした。そうなると、イツモのように早寝・早起きの良い子。6時に出っ発し、7時には白鳥に到着である。この間、殆ど信号が無かった。鉄馬に付いているボードコンピュータにはイロイロ機能があるが、平均燃費、瞬間燃費などの他に平均時速も表示する。1時間走ったトコロで、この平均時速は70Kmを示しトリップメータも70Kmであった、ヲイヲイもっとユックリ走れってばぁ。白鳥からR158で西に向かい、九頭竜ダムを過ぎて越前・大野市です。ここからR157を北上します。手取ダムを越え、「下吉野」信号で左(西)折してR360を進みます。1Kmも走ると、鳥越城への案内標識があり、道の駅「一向一揆の里」の標識も出ている。とりあえず「一向一揆の里」で情報収集をしてみよう。すると、「一揆の里」脇に二曲(ふとげ、ふとうげ)城への標識があった。すかさず標識に従い山側に入っていくと、国指定史跡の城址入口です。鉄馬を停め、山道を登って行くと、土塁・虎口があり、左の山側を進むと堀切を経て主郭です。キレイに削平されているが、当時のモノかはである。周りの木々が伐採されており、眺めはスコブル良い。指呼の距離に鳥越城がクッキリ見える。搦手と思われる道を経て元の場所に。コチラの道筋にも虎口跡があった。
↑ 二曲城址、大手道の門跡
↑ 二曲城址、主郭跡
↑ 二曲城址、井戸跡
↑ 鳥越城麓よりの二曲城址遠望
↑ 二曲城址、麓の案内板 ↑ 二曲城址、立派な石碑
  次いで、こちらも国指定史跡の鳥越城へ向かいます。ムチを入れて坂道をグングン登ると、出丸跡近くに大きな城址の石碑が立っている。ここからサラに進むと鳥越城の駐車場。もうコノあたりから城址の雰囲気がプンプン。う〜ん、これは楽しみじゃワイ。幾つかの郭跡や空堀・土塁跡が残り、復元された枡形・大手門、石垣を経て本丸跡です。発掘調査により出てきた礎石跡など、当時の状況が分かりやすく説明されている。主要部は樹木が伐採されて、雑草も刈られているので当時の雰囲気もよく出ている。石垣部分も復元されており、門の復元もサモありなんであり、超好感。まだ伐採されていない城域部分も多いが、それなりに味が有り、コレはコレで捨て難い。馬場跡先まで進んでから本丸に戻ったが、隅からスミまで大満足である。眺めもグーッであり、中規模の城跡であるが、超久し振りの である。
↑ 鳥越城址、本丸跡
↑ 鳥越城址、本丸門
↑ 鳥越城址、本丸脇の空堀跡
↑ 鳥越城址、枡形跡
↑ 鳥越城址、後三の丸跡
↑ 鳥越城址、後二の丸の空堀跡
↑ 後二の丸と石積み跡
↑ 鳥越城址、土橋跡
↑ 鳥越城址、本丸よりの眺め
↑ 鳥越城址、本丸よりの眺め
↑ 二曲城よりの鳥越城遠望
↑ 鳥越城址、出丸近くの石碑
  さぁてとぉ、白山市には城址が数多いが、ゲリラ豪雨を避けるため昼過ぎには自宅に戻っていたい。ココらでそろそろ帰るとしよう。ってんで、R157を金沢方向に進み、鶴来から県道22号線等で金沢に入ります。途中で県道10号線で湯涌温泉へ。さらに県道10号線を進み、刀利ダムまで。ここから県道54号線を進みブナオ峠を越えて五箇山へ行くツモリだったが、土砂崩れで通行止め。う〜ん、困った弱ったワイ。これじゃぁ12時過ぎには帰られないかも。とか何とかブツブツ言っても状況は変わらないので、福光まで出てR304で五箇山へ進もう、大回りだけれど。で、福光経由で五箇山に進み、R158で白川へ向かいます。白川からはR360で天生(あもう)峠越え。世界遺産になってから車量の増加はハンパではない。しかも、この道はギザギザ道で崖状箇所が多く、ヘタクソなチンタラ車が超多い。しょうがないので狭い峠道だが無理して追い越し・追い抜き。中には四輪に混じって二輪もチンタラ走っている。ヲイヲイもっと早く走らないとぉ、プンプン。コイツらもブチ切って河合村へ。ココまで来ると走り馴れた道である。でも官憲の眼が厳しい道でもあるのでチンタラ走行に移行します。回り道をしたので、予定より少し遅れて12時半にご帰館です。望天観測ではコノ辺りではマダマダ降りそうにも無い。でも何せゲリラ豪雨である、いつ降り出すか分からない、ヒトマズ安堵。昼飯を食べ長めの昼寝を楽しんだ後は、相方の実家の果樹園の手伝いに行き、タップリ汗を流します。実家に戻り、シャワーの後はオヒサの本物ビアーである。例によって「いっただぁ〜きまぁ〜すぅ」で、ごっくんゴックン開始、「プッーワァッ、うんめい」。本日、半日ながら340Kmのオール下道ツーリング、イョォーッお疲れさん。
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