■  日向城  ■
■期日 H22年9月18日(土) 【長野県】木島平村・日向城、
                飯山市・大倉崎館・柏尾館、野沢温泉村・平林館
■ルート 戸塚自宅〜横新・第3〜玉川IC〜環8〜練馬IC〜関越〜渋川伊香保IC
      〜R353〜中之条T〜R145〜長野原T〜R292〜中野C〜R403〜飯山C
      〜R117〜十日町C〜R353〜塩沢石打IC〜関越〜練馬IC〜環8
       〜玉川IC〜第3・横新〜自宅
■コメント
  どうやら風邪を引いたらしい。「何もこんなクソ暑い時に風邪なんか引かなくたって良いのに!」って言う貴方、それは正しく正解です。HYD自身もソウ思っているんですから(
苦笑)。熱は微熱程度なんだが、妙に変な咳が止まらず、鼻水がグショ・グショ。こういう時って、ユックリ休むのが身体に良いのは分かっているんだが、「♪分かっちゃいるけど、止められない♪」。夜中に鼻が詰まってしまったようで、そのためか寝苦しくなって3時前に目が覚めてしまった。それからは寝付かれないので、トウトウ起き出して準備を進める、お馬鹿一匹。七つ(午前4時)ピッタンコには出っ発です。そのお馬鹿さん、どこに出掛けるかと言うと、雲上のワインディング・ロードのR292を攻めるツモリ。そのオマケで、北信州の攻城もしてやろうという魂胆。横浜新道、第三京浜と順調に進み、環八も例の高井戸辺りの工事も無くスゴク快調に練馬インターです。ここから関越道に上がり、北へまっしぐら。駒寄パーキングでトイレ休憩しただけで、そのままR353を西に進みます。中之条、長野原と進むと、イヨイヨR292のハジマリ始まり。殆ど3速だけで回したから、豪快な加速を楽しめます。それでも危ないレッド・ゾーンまで、まだまだ余裕のヨッチャン。それなりに抑制して走ります(ウソ、一般道なのにヌフワ超)。草津からの雲上コースは、イツモより車が多い。3連休の初日だからなんだろうか。それでも、2速・3速の力は凄いの一言。ロータス・エリーゼも2000GTRも、「アッ」という間にサイドミラーの点にしてしまう。空気が澄んでいて、渋峠辺りからの眺めも最高にグゥッー。イツモなら中野市街がボンヤリとしか見えないのだが、今日はクッキリ・すっきり。でも、そんなシチュエーションなのに休まずに走り続ける馬鹿一匹。当たりの然で、「アッ」というまに40数キロのR292を走り終え、湯田中です。ここからR403へ入り飯山方向に進みます。木島平村に入り、2Km程進むと、樽川を渡る前に県道451号線への標識があるので451号線に進みます。451号線から県道354号線に入り北(山)側へ進むと、左折・「ケヤキの森公園」への標識がある小さな交差点です。この交差点、よく見ると右折・「福寿草群生地」への大きな標識も立っている。タブンこれがそうだろうと、右(東)折して林道を進みます。1.5Km程進むと未舗装の泥濘道になります。丁度、広い駐車スペースもあるので、ここに愛馬を停めて林道を歩きます。泥濘部を過ぎると割りとシッカリした砂利道で、普通車でも通れる林道でした。歩き始めて500m程で、左手(山側)に日向城の木碑が立っています(近くにNo.30の送電鉄塔があるので目印になる筈)。ここから登るのだろうと考えたが、ウロウロしても登り道は見当たらない。「えぇ〜い、ままよ」とばかりに、尾根上目指して直登です。植林されて手入れが行き届いている山なので、道が無くてもグングン登られる。尾根筋に出ると山道が現れ、これを登って木碑の所から丁度10分で日向(ひなた)城の主郭です。主郭の北側には土塁が残り、その裏側は横堀(堀切)が残存。南側は空堀が残り、周りに腰郭が残る単郭式の城郭です。雑木林で見通しは悪い。帰りは登ってきた尾根筋の山道を下ったが、途中で途切れていた。ということは登り道は無いってコトね。

36°50′27.5″−138°25′34.9″、登り口からの比高は101mです。
↑ 日向城址、土塁の残る主郭跡 ↑ 日向城址、段郭跡
↑ 日向城址、主郭の朽ちた案内板 ↑ 日向城址、空堀跡
↑ 日向城址、腰郭跡 ↑ 日向城址、主郭の朽ちた木碑
↑ 日向城址、林道登り口の木碑 ↑ 林道からの眺め
  県道354号線に戻り、ここからR403へ進み飯山市に入ります。すぐに千曲川で、これを渡ってR117を北上します。5Kmも走ると千曲川に架かる常盤大橋で、橋のタモトに大倉崎館の案内板が立ってます。案内板をフムフム読むと、どうやらR117で館域は分断されたようである。橋に向かって左側部分の方が遺構が良く残っており、空堀、土塁跡が残存している。
↑ 大倉崎館址、郭内と土塁跡 ↑ 大倉崎館址、空堀跡
大倉崎館址、橋のタモトの案内板 
  さらに常盤大橋を渡り、800mほど進むとコンビニ店があり、県道410号線への案内標識がある。ここを右(東)折して、500m進み左折します。スグにまた左折し、道なりに下りながら進みます。300m進むと商店と工務店があり、工務店の前に右折できる狭い道がある。この農道を150m進んだ左手の畑の中が柏尾館跡です。土塁跡だけが残っていますが、折部分がシッカリ残ってます。
↑ 柏尾館址、郭内と土塁跡 ↑ 柏尾館址からの眺め
  R117に戻り、更に北へ向かいます。野沢温泉村に入るとスグに平林地区で、前方右手にコンモリとした林が見えてくる。タブンあそこが国中平神社だろう、とアタリを付けて地区の中に進んで行くと、ピンポ〜ン♪です。神社境内周辺が平林館跡で、ちょっとした案内板も立ってます。神社裏側を中心に土塁跡が残ってます。
↑ 平林館址、郭内と土塁跡 ↑ 平林館址、国中平神社
  さぁてとぉ、攻城はこのアタリでジ・エンドにして、野駆を楽しもう。R117は千曲川(信濃川)に沿っており、このワインディングを楽しみます。十日町からはR353のワインディングです。2、3速のトルクを楽しんで石打へ。湯沢石打インターから関越道を南下します。先日来、関越道では高温のため愛馬が悲鳴を上げてトチ狂ってしまい、ギクシャクした動きで大変だった(というか、危険が危なかった)。で、今日はどうかというと、外気温は最高で38℃前後である。どうやら狂わずに走ってくれそう。ダ埼玉に入ると、急にムゥーッとした暑さとなる。この暑さの中を走るが異常は無し、ウレシヤ。都内に入るが時間も早いので、環八も余裕のヨッチャン、...だったのだが、高井戸辺りから激しい渋滞に巻き込まれた。どんなに混んでいても、練馬〜玉川間に60分は掛からないだろうと踏んでいたのだが、90分をユウに超えてしまった。心身ともに激ガックリ。疲れ果てて玉川インターから第三京浜に入ります。ここからは快調に進み、横浜新道を経て16時半にご帰館です。う〜ん、疲れたワイ。それでも愛馬をキレイキレイにしてあげ、大相撲の白鵬の連勝記録を見てからシャワーを浴びます。シャワーから出て来ると、目の前には第3のビアー。ここでイツモのように「いっただきまぁ〜す」の合図でゴクゴク、ごっく〜ん。プッワァー、うんめい!。本日560Km走行、でも下道は200Km超とイササか物足りなかったカモ。でも心身ともに疲れているから、早く休んでネ、ちゃんちゃん。
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