■  角川砦  ■
■期日 H22年5月4日(火)休 【岐阜県】飛騨市(旧河合村)・角川砦
■ルート 飛騨古川自宅〜R41・R471〜角川〜P75他〜清見
         〜卯の花街道〜古川自宅
■コメント
 GWに田舎に帰省したが、百姓仕事も一段落した。しかも天気が良いものだから、昼飯を喰った後、
妙にムズムズして来たもんだ。何がかって?、そう、野駆けである。今年のGWは好天が続き、耕運機で畑を耕していても、国道辺りからバリ・バリと、うるさい鉄馬の排気音が聞こえて来る。耕運機のエンジンって、大した消音器が付いている訳ではなく、スコブるうるさい。...のだが、排気音が聞こえてくるのだから、トンでもない音である。こちとらぁ、汗水たらして働いている(?)のに、こんちくしょう! と、なるだけでなく、俺も走りてぇ、となるから怖い。で、少し昼寝をした後、愛馬に跨ることにした。R41を北上し、途中でR471に入ります。このR471、山中深く入り込まないよう注意が必要である。とにかく狭い+悪路+何もない、これがズゥーッと越中まで続くのである。でも、R471で深入りしなくても、スグに旧河合村角川(つのがわ)地区である。地区の中ほどに進むと、国道脇に専勝寺への標識があるので、この寺に向かいます。寺よりも、さらに山側に進むと山の中腹に『河合民俗館』がある。ここの駐車場に鉄馬を停めます。民俗館の左手に、ダムで埋没するため移設された「両陣兵士戦死碑」の石碑がある。さらに石碑の左側には「後藤帯刀」の墓が立っている。この墓と石碑は、この裏山の頂上部にある角川砦に関係するモノである。墓の脇に山道があるので、これを登って行く。でも、植樹林帯を外れると早春なのにブッシュが凄い。山道を進まず、植樹林部を直登した方が登りやすいかも(帰りは植林帯を直降)。それでも、墓から8分で主郭に到着です。L字型の土塁が2条残っているが、それ以外の遺構は無さそう。主郭にも、供養塔があり地区の方の宗教心の篤いのには驚きです。主郭の真ん中には、不気味な洞がある大木があり、近付かなかった。熊がテリトリーを示すために引っかいた傷が付いており、穴の大きさも丁度の感じ。呼子の笛を何回も吹きながら周りだけウロウロし、脱兎の如く退散。
↑ 角川砦址、土塁の残る主郭跡 ↑ 角川砦址、副郭跡
↑ 分かりづらいが虎口跡 ↑ 民俗館脇の供養碑
↑ 角川砦址、麓の根小屋跡 ↑ 民俗館脇の薬師堂
↑ 角川砦址、主郭の供養碑 ↑ 民俗館からの眺め
  この後、本城の小鷹利城を攻めたかったのだが、走りたいココロの方が勝ってしまった。県道75号線等で下小鳥ダムを眺めながら走り、清見に入ります。ココから卯の花街道を進み、古川へ戻った。本日、90Kmのプチ・プチ・ツーリングでした。夕方からは、高校時代の同級生やハム仲間と飲む約束をしている。しばし休んだトコロで、仲間が訪ねて来てくれたので、連れ立って飲み屋へGO。タラフク呑んで、正体を無くして帰宅するのでした。明日は、横浜に帰る予定なのだが、ハタシテ起きられるのかしらん。
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