■  倉ヶ崎城  ■
■期日 H22年5月15日(土) 【栃木県】日光市(旧今市市)・古山城・
                          轟城・倉ヶ崎城・倉ヶ崎詰城
■ルート 戸塚自宅〜横新・第3〜玉川IC〜環八〜大泉IC〜外環・東北
      〜宇都宮IC〜R119〜今市〜R120〜沼田C〜P251〜赤城山
      〜P16・R353他〜伊勢崎C〜R17〜熊谷C〜R140〜花園IC
      〜関越〜練馬IC〜環八〜玉川IC〜第3・横新〜自宅
■コメント
 明日の土曜も天気は良いようだ。となれば出掛けずば、なるめぃ。ってんで、今日も早寝の良い子のHYD。すでに21時半にはアルコールで脳を完全に麻痺させ、もう布団の中でグウグウ。当たりの然で、土曜の朝は七つ起き。いそいそと準備を進め、七つ半丁度に出っ発です。横浜新道、第3京浜と順調に進み、都内に入ります。環八も前回同様に、甲州街道との交差点ソバでの工事渋滞を除いて快調に通過。大泉インターから外環に入り、川口ジャンクションから東北道に。途中でトイレ休憩を1回入れて宇都宮インターで降ります。R119から県道77号線に入り北上です。県道62号線と交わる交差点を右(東)折し、250mほど走ったところでマタ右(右)折です。100mも進むと、小林中学校の手前に「塩野室児童館」がある。この児童館の駐車場に鉄馬を停めます。児童館の後側の小山が古山城の城域です。児童館の左側の田んぼの先に、クダンの山懐に樹木が少なくポッカリ開いているような所がある。田んぼの中の畦(あぜ)道を進み、そのポッカリへ。予想通り城域への登り口で、登り始めてスグに小さな祠の神社へ。この上が主郭で、周りは帯郭のようである。空堀、土塁がアチコチに見られる。かなり広範囲にウロウロしたが、主郭からズイブン離れた場所にも空堀や土塁跡が残っている。さらに驚くのは、これまた石の祠がアチコチに数多く祀ってあるコトである、
ちょっと不思議
↑ 古山城址、主郭跡 ↑ 古山城址、空堀跡
↑ 田んぼの先に登り口 ↑ 古山城址遠望
 次いで、R461で轟(とどろく)地区に入ります。「轟」信号を過ぎ、北東に国道を600mほど進むと、国道右脇の民家前に轟城の案内板が立っている。反対側から進むと、生垣の陰で見えない筈。この少し鋭角になっている道を200mも進むと左側に立派な民家がある。民家の手前脇に、「轟城入口」の標識が立っている。この標識も分かりづらいカモ。何かの標識に色を塗り、その上に入口の文字を書いてあるのだが、色がハゲてしまっていて見難いのである。でも、この標識が無いと、城域へ進むことは出来ないだろう。標識の所から民家脇の道を200mも進むと、轟城の虎口である。100m四方の単郭で居館跡だろう。平城ではあるが、3方は川で、北側はかなりの比高で防御されており、ナカナカの居館ではある。四囲の土塁は完全に残っており、虎口が3箇所確認できる。なお井戸跡もある(案内板に書かれている)が、大きな窪地がそれと思えるが本当かしらん?
↑ 轟城址、主郭と井戸跡 ↑ 轟城址、南面の虎口跡
↑ 轟城址、民家脇の入口 ↑ 国道脇の案内板
  次いで、今市市街に入りR121のバイパスを北東に進みます。「今市警察署北」信号を過ぎ500mも走ると、左(北)側の小山の山懐へ進む道がある。曲がり口には「メルサ」とか何とか書かれている青い看板が立っている。ここを左(北)折して50mで茶臼山へのハインキング・コースの登り口である。廃業した店の駐車場と思われる所に鉄馬を停め、ハイキングコースを登ります。急峻だが、道はシッカリしており、12分で倉ヶ崎城の主郭です。途中で堀切、馬出、副郭がある。また東尾根には段郭が多段あり、途中に堀切がある。北尾根にも堀切があり、2条確認できた。
↑ 倉ヶ崎城址、主郭跡 ↑ 倉ヶ崎城址、馬出跡
↑ 倉ヶ崎城址、副郭跡 ↑ 倉ヶ崎城址、堀切跡
 北尾根を下って行き、また登ると茶臼山の頂上で、倉ヶ崎詰城である。倉ヶ崎城から4分と近い。ハイキングコースになっているので、期待していたのだが、残念ながら眺望は雑木でNGである。北尾根を進むと堀切があり、東尾根にも1条の堀切があった。空堀、腰郭も残っているが、主郭は狭い。
↑ 倉ヶ崎・詰城址、主郭跡 ↑ 倉ヶ崎・詰城址、腰郭跡
↑ 倉ヶ崎・詰城址、堀切跡 ↑ 倉ヶ崎・詰城址、主郭跡
 さぁてとぉ、そろそろお楽しみの時間に突入じゃぁ。今日は攻城を早めに切り上げ、R120を堪能しようというコンタンなのである。R120で、いろは坂を越えて中禅寺湖に進み、なおも進んで金精峠を越えます。道路脇には雪が残っているが、路面はドライで快適にワインディングを楽しみます。うそ、どういう訳かリアのグリップが弱いような気がして、ナカナカ寝かせられない。当然カーブではかなりの減速で、楽しめるような感じではない。それでも、ソレナリの速度でドンドン進みます。沼田に入ったところで、コンビニ弁当(最近は、オニギリ→弁当に変更、特に意味無し)を購入し、椎坂峠を越えた所にある「望郷の石碑」で昼飯に。ココは国道から僅かに外れていて、見過ごしやすい。ココからの眺めは超素晴らしいのでお奨め。のんびり・マッタ〜リしてから、R120を沼田市街に進みます。途中で、沼田インターの手前で県道251号線に入り、大間々方面に。この道、実は大好きな道である。かなりの回り道になるが、バイク初心者で赤城山を目指すなら、これまたお奨めである。でも、赤城道路に入ると、様相がガラッと変わってしまう。ここからは峠小僧のメッカのような道、HYDのようなヘタレ鉄馬乗りでは、ミラーをよく見ていないと迷惑者になる。2速、3速中心で○○○Kmで駆け抜けるのだが、これをイトも易々と抜き去るツワモノが居るのである。で、今回も2台に抜かれた、数台は抜き去ったのだが、ヲイヲイ。大沼付近では凸凹道になるので、ノンビリ走ります。県道16号線になってもノンビリ走行。R353もユックリ走り、R17の上武バイパスへ。熊谷からR140を西に向かい、花園インターから関越に入ります。土曜ではあるが、時間が早いためか渋滞なし、ウレシヤ。練馬インターからの環八も、ソレナリに順調。玉川インターから第3京浜、横浜新道と進み、16時半には早々とご帰館である。う〜ん、思ったより順調に走行できた。愛馬をキレイ・キレイし、熱い風呂で汗をタップリ流した後、いよいよ儀式である。『いっただきまぁ〜す』のゴングで戦闘開始。今夜は、お久さの本物ビアーを咽喉に流し込むのでした。本日、前半は高速多用でツマラナかったが、後半は下道を250Kmほど走って大満足。トータル510Kmなり、チャン・チャン
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