■  穴ヶ谷城  ■
■期日 H22年4月10日(土) 【静岡県】掛川市(旧大東町)・安威砦、
                     御前崎市(旧浜岡町)・舟ヶ谷城、
                     牧の原市(旧榛原町)・穴ヶ谷城
■ルート 戸塚自宅〜P22〜厚木IC〜東名〜菊川IC〜P79・P38〜大東T
       〜P69〜相良〜R150〜P233・P79〜吉田IC〜東名〜厚木IC
        〜P22〜自宅
■コメント
 近所の桜も散り始め、花冷えも終わって今日は陽気も良くなりそう。となると
「今日も元気で、野駆けが楽しい」を実践するワナァ。で、攻城先はというと、唐突に遠江国。ぢつは、攻城数をカウントしたら、遠江・駿河・伊豆の3国(静岡県)で199城であったのである。この数値ではチョイと座りが悪い。はぇーとこ、200城を超えなければ、というのが理由である。4ヶ月振りの長後街道を走ります。厚木インター手前のセルフでイツモの様にガスを入れ、トリップメータをゼロ・クリア。ツイデに平均燃費計のカウンターもゼロにします。そうだぁ、今日はエコに徹してみよう。チンタラ走って、平均燃費計と瞬時燃費計を見ながらリッター30Kmにでも挑戦してみようかしらん、たぶん出来ない気がするけれど。厚木インターから東名に乗ります。メッキリ暖かくなったとはいえ、さすがに御殿場付近は寒い。でも必殺のハンドルカバーをマダ外していないので、グリップヒーターとの合わせワザで手の内はヌクヌクである、ありがたや。そりゃぁ・そうと、時速90Kmで走っていると、リッター30Kmはキープ出来そう。ドン亀トラックに追い抜かれるのがイヤだけれど、もう少しガマンできそう。とか・何とか言いながら、菊川インターから下道に降ります。県道79号線、県道38号線と南下して高天神城への入口がある下土方地区に。この地区を流れる下小笠川に架かる小笠橋の手前(北)200mの所に大きな大東北公民館が右(東)手にある。この脇を左(東)折して100mも走ると亀惣川である。道路の進行方向左(北)側が火ヶ峰砦、右側が安威砦であるが道路で分断されている。火ヶ峰砦はズイブン前に攻城済みである。今日は、この安威砦を攻めるツモリ。ここで橋を渡らずに右(南)折し、川に沿って南下です。300mも進むと川に架かる橋があり、これを渡ります。渡ってスグに左(北)折して50mで山側に入る道がある。これを山側に進みます。行き止まりに梅枝庵という無住の寺と墓地があります。広い駐車場にポツンと鉄馬を停め、寺の左脇にある金比羅宮への参道(階段)を登ります。この後、そのまま尾根道を登って左(北)側の最高部に向けて登って行きます。道がカロうじて残っており、ブッシュが少ないのでサホド苦労せずに安威砦に到着です。空堀、竪堀、土塁、郭跡が残っていますが、高天神城方向の眺めは×です。ここまで丁寧に道順を案内するのには訳がある。実はこの砦、なかなかに登り口が分からなかった。何回もトライしては諦めていた砦なのである。尾根の東側の方が攻城しやすいように思え、幾度か挑戦したのだが、何しろブッシュがすごいのです。今回はダメモトで、西側から攻めてみたのだが、結果はピンポ〜ン♪でした。
↑ 安威砦址、主郭跡 ↑ 安威砦址、空堀跡
↑ 主郭近くよりの海方向の眺め ↑ 安威砦址遠望、登り口は左の神社上
 さらに県道38号線を南下し、大東町から県道69号線で東に向かいます。小笠東小学校を過ぎると、川上地区に入り、県道は直角に左(東)折するが、ココを曲がらず直進すると塩買坂トンネルである。トンネルを過ぎ、道なりに丁度1Kmも走ると、なだらかな峠部となる。この右(西)手の山頂部が舟ヶ城である。ウロウロしたが登り道は見つからないので、峠より300m南の竹林の小さな沢から直登した。崖のような急坂であるが、太い竹に身体を預けながら何とか登ることができた。主郭部は崩壊しているが、幾条かの堀切が残っており、郭跡も残っている。
↑ 舟ヶ谷城址、削られた主郭跡 ↑ 舟ヶ谷城址、主郭脇の堀切跡
↑ 舟ヶ谷城址、腰郭跡 ↑ 舟ヶ谷城址、多段の堀切跡
 県道69号線をさらに進み、相良町に入ったトコロでR50を焼津方向に進みます。途中で朝飯兼昼飯をタラフク食べ、榛原の「郵便局前」信号から県道233号線を北上です。東名高速の高架手前500mの右(東)側に穴ヶ谷城の案内板が県道沿いに立っている。ここに鉄馬を停め、坂道を登っていきます。県道から見て2コブの山の左側の山頂部が穴ヶ谷城である。送電線の鉄塔と携帯基地局の鉄塔が林立している。登るには右側の山頂部を目指すとヨサゲである。茶畑の中の超簡易舗装の急坂を登っていくと、途中から山道となり、さらに進むと高圧送電鉄塔・携帯基地局保守用の幅広な道になります。どうやら、山の東側からだと、主郭まで車で登れそうである。主郭は茶畑になっていて、残念ながら遺構は見られない。しかし主郭手前の南側斜面に2条の竪堀跡が確認できる。茶畑からの眺めは素晴らしいです。
↑ 穴ヶ谷城址、主郭跡 ↑ 穴ヶ谷城址、竪堀跡
↑ 穴ヶ谷城址、堀切跡 ↑ 途中の茶畑よりの眺め
↑ 穴ヶ谷城址遠望、左のピーク ↑ 穴ヶ谷城址、県道脇の案内板
  さぁてとぉ、まだ日は高いのだが、ココらで早めに退散しよう。というのも、ナニゲに愛馬のオド・メータを見て、久しくオイルを換えていないことに気が付いたのである。明日は天気は悪くなるようだから、早く帰って今日中に換えて上げよう。近くの吉田インターから混雑している東名に入り、再びチンタラ東下です。混んでいるので、ドン亀トラックもバスもHYDも同じ速度、これならストレスなさそう。ってんで、とうとう平均燃費が31Km/Lを示したままで、厚木インターを降りた。早々にイツモのセルフで給油。すると・どうだぁ、384.5Km走行、12.36L消費で燃費が31.1Km/Lとなった。30Km超は初めてである。かなりストレスは溜まったが、タマには良いかもしれない。比較的早い時間帯なのに、相変わらず長後街道は混んでいて、ココでストレスを溜め込んだワイ。ようやっと16時半にご帰館である。気になっていたオイルであるが、整備メモを見てみると前回から5200Km走行している。普通の鉄馬乗りなら、もっと早めに交換なんだろうが、ケチなHYDはこんなのが普通である。オイルとエレメントの両方とも交換します。終わってもマダまだ明るいので、念入りにキレイキレイに。この後、熱っ〜い風呂に長々と入り、タップリの大汗を流し、スタンバイ完了。「いっただきまぁ〜すぅ」の大合唱で、ビアー(とは言わないナァ、第3のビールもどき)を咽喉に流し込み、「プッワァー、うんめい」。本日420Km走行も高速が中心、しかも90Km/Hでちょちストレスが溜まったので、気分はイマイチ。地球には優しかったけれどネ、チャンチャン
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