■  大仙山城  ■
■期日 H22年1月10日(日) 【静岡県】西伊豆町・田子城、函南町・大仙山城
■ルート  横浜自宅〜R1・R134〜小田原C〜R135〜下田C〜R136〜函南T
        〜P11〜熱海C〜R135〜小田原C〜R134・R1〜自宅
■コメント
  年が明けたので、昨年の’09の攻城状況を総括してみた。すると、例年よりズイブン少なく140城ほどしか攻城していなかった。それでも、拙ホームページに記載した城数だけでも1200を超えたようである。一番多いのは、野駆けも楽しい信濃国で、300城に迫る数である。次いで遠江・駿河・伊豆国の静岡県で、これはアト僅かで200を超えそうである。逆に東京・埼玉・神奈川は、1年間で1城も攻めていなかった。神奈川周辺では、あまりにも近過ぎて、肝心な野駆けが楽しめないのである。
 さぁてとぉ、新年の最初の攻城はというと、ここ何年も伊豆国と決めている。これは単に「暖かい」というだけではなく、伊豆半島を南下する時に、東から上がっていく太陽を見ながら駆けるのは
「新年に相応しい」と強く思うからである。また半島の西側を走っている時に、駿河湾の上に富士山を眺めるのも「新年に相応しい」と勝手に思っている。かといって、伊豆のメボシイ城で未攻城のモノは少ない。今回は資料も少なく攻城出来るか/どうか危ういが、田子城と大仙山城を攻めるコトにした。いつものように早起きし、5時半に出っ発。身震いするほど寒くはなく、新年最初の野駆けとしてはマズマズ。寒い戸外で、丸1ヶ月ほど放置プレーをさせていた愛馬である、グズるかもしれないと心配していたが、セル一発で目を覚ましてくれた。愛馬の蓄電池は前のように開放型ではなくMF型なので寿命は長いだろうと考えているが、Web情報では made in JAPAN でないため2年弱でお亡くなりになる可能性も高いらしい。太陽電池で満充電をしているせいか、当りの蓄電池だったのか分からないが、今のところ絶好調である。コクイチを上り、途中からチャコの海岸通であるR134を走って小田原に。ここからR135で熱海・熱川・下田と南下です。途中、太平洋上に上がるご来光を見て心を引き締めます。下田からはR136を北上です。いつもなら県道16号線で海岸沿いを走るのだが、西風が強くて三角波がモノスゴイことになっている。強風では野駆けを楽しむどころか、危険が危ないのでR136をそのまま進んで松崎へ。この辺りから西風も弱くなり、三角波も少なく快適に走るコトが出来る。松崎を過ぎると田子地区である。大田子トンネルを過ぎると国道左(西)側の脇に「小松城址」への標識が立っている。標識は立っているが、残念ながら案内板もなく、また城域の情報もない。無駄骨になるコトを覚悟して、標識の矢印に従って山側に入ります。途中、アロエの花畑(?)があり、さらに山側に進むとそれらしい雰囲気の地形上に出る。左右が切り立っており防御には向いているが削平部分は少ない小丘の上である。田子の漁港を眼下に眺められ、景色は素晴らしい。でも、遺構らしきものが見つからず、城域か/どうか分からない。でも、田子城(小松城)は攻城済みというコトにしておこう。
↑ 田子城址、主郭跡? ↑ 田子城址?よりの眺め
田子(小松)城址、国道脇の登り口の標識 
 次いで、R136を北上し、土肥からは県道17号線で海沿いを走ります。途中でR136に入り函南町に入ります。伊豆箱根電鉄の伊豆仁田駅の真東2Kmの地点に大仙山が望められる。麓に畑毛温泉があるので、コレを目指して進み、地元の方に大仙山への登り口を訊ねて、狭い急坂を登ります。狭い道なので軽自動車ならOKだろうが、普通車では登るのは難しいだろう。こちとらぁ2輪なので難なく駐車場のある地点(車止めあり)まで登ります。ここから簡易舗装道の急坂を登ると仏舎利塔。ここから少し山道を登ると金毘羅神社である。山頂はもう少し高い所にあるが、削平地は狭い。この山頂周辺と神社周辺が大仙山城の城域と思われる。残念ながら遺構らしきものは見られなかった。それでも山頂付近からの眺めはスコブル良く、マンゾク満足。
↑ 大仙山城址、山頂部、主郭跡? ↑ 大仙山城址、金毘羅神社、城域?
↑ 大仙山城址、山頂よりの眺め ↑ 大仙山城址、山頂よりの眺め
  さぁてとぉ、陽はまだ高いがソロソロ帰ぇるとするかぁ。県道11号線の熱海峠を越えて熱海に入り、ココからは来た道を戻るだけ。途中まで順調であったが、R134の藤沢辺りから超渋滞。コレに難儀しながらも15時半に早々とご帰館です。愛馬を時間を掛けてキレイ・キレイしてあげても、まだ夕飯にはタップリ時間がある。しょうがないので大相撲を観戦しながら、半田ゴテを握って電子工作で時間をツブします。18時を廻ったトコロで熱っーい風呂に長々と入り、タップリと汗を流して準備完了。食卓に座って「いっただきぃまぁ〜す」で試合開始のゴング。第3のビアーだが、乾いた喉には超美味いゼヨォー。本日、360Kmと距離は少ないが、オール下道だったので走り応えありの今年最初の野駆けでした、ちゃんちゃん
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