■  生土城  ■
■期日 H21年11月21日(土) 【静岡県】小山町・生土城、
■ルート 横浜自宅〜R1・R134〜小田原C〜R135〜下田C〜R136・P16・R136
        〜土肥T〜P17・R414〜沼津C〜R246〜伊勢原C〜P22〜自宅
■コメント
  左肩が痛かったり、風邪を引いたり、雨が降ったりと、ここ3週間もの長い間、野駆けに全く出掛けていない。う〜ん、愛馬もクサっているだろうナァ。ってんで、「体調が思わしくない+忙しい」で攻城先の調査・検討もする時間も無く、野駆けだけに出掛けることに。行き先はというと、久し振りに伊豆半島でも一周しようカァ。近場だからオール下道での野駆けとしよう。いつものR1他〜小田原〜R134〜熱海〜R135〜下田〜R136他〜土肥〜県道17号線他〜沼津〜R246〜厚木〜長後街道というルートになるナァ、絶対に。う〜ん、ちょいと待てヨ。そういやぁ、小山町のR246脇の生土城を攻めるコトを忘れていたゾイ。帰りしなに、R246の城山トンネルの上の生土城を攻めてやろう。この城の情報は既に頂いているので、特に調べる必要も無い。という訳で、今回も鉄馬による攻城となった。ルートはイメージした通り、というかコレ以外に思い付かない。20回近くも通っている道なのではないだろうか。5時半頃に出っ発ですが、寒くなるので冬の定番であるハンドル・カバーを取り付けてから走り出します。小田原を過ぎて、山側のR135に入ろうとするが、何故か国道→県道に格下げされている。一瞬「?」となったが、スグに「ハハァ〜ン、きっと真鶴道路が無料になったのに違いない」と判断。これまで通ったことがない海側の道路を、
銭を踏んだくられるのではないか、とオドオドしながら進みます。真鶴を過ぎても料金所が現れなかったので有料道路が無料化になったのだろうと確信。この先の熱海道路も無料になっているのではないかと期待したが、こちらは×である。ズイブン前に建設費用を回収した筈なのに、...。どうやら、なぜに有料化を続けるかというと、料金所に働く人間を喰わせるためのようだ。全く主客転倒で、こういうことがハビコっている日本に前途はあるのだろうか。とか何とか言いながら、R135を進み、熱海を過ぎて今度は伊豆半島を南下です。左に初島を眺めながら進み、下田に近付くにつれて伊豆七島の幾つかも遠くに見えてくる。う〜ん天気も良いし、こういう野駆けは楽しい。下田からはR136を北上ですが、途中から県道16号線で海沿いの道を走ります。半島の先端部は強風に注意が必要だが、今日もカナリ強い風が吹いている。軽い馬体なので、1mくらいはスグに横に流れてしまう。ウッヘェー、怖〜ぇー。それでも、10Kmも走ると風は凪いで来るので、ノンビリ・モードで流しながら(ウソ、そんな訳はない、2速・3速で3桁走行も、ヲイヲイ)進みます。松崎、土肥と進み、ここから県道17号線でやはり海沿いの道を走ります。キレイな駿河湾に浮かぶ真正面の富士山が美しい。R414で沼津に入り、R246を進んで小山町に入ると、それらしい形状の山が前方に見えてくる。小山市街への標識に従ってR246から市街地に入り、信号のある富士見橋のタモトに。ここには交番と公民館がある。この裏山が生土(いきど)城である。かなりの急勾配の小丘で登れそうな道がない。それでも公民館の脇の狭い道を山側に巻きながら進むと、急斜面の所に城山への登り口の案内標識が立っていた。うれしや、登り口が見つかったワイ。と思ったが、急勾配で道のようなモノも見当たらなく、とても登れそうにもない。でも矢印は急斜面を指しているので、登れるのだろう。ちょっとしたスペースに愛馬を停め、矢印に従って無理して登ると、スグにちゃんとした登山道になった。どうやら攻城できそうである。麓から7分で主郭に到着です。主郭には櫓台跡のようなものが残っており、その脇には堀切跡が辛うじて残っている。ところドコロに石積みで補強された跡が残ってます。主郭下の副郭には井戸跡も残っている。残念ながら樹林帯で、眺めはイマイチです。
↑ 生土城址、主郭と櫓台跡 ↑ 生土城址、堀切跡
↑ 生土城址、副郭の井戸跡 ↑ 生土城址、石積み跡
↑ 生土城址 ↑ R246よりの生土城遠望
生土城址、登り口 
  さぁてとぉ、ソロソロ帰ろう。ここで、ナニゲにどんどん降りてしまったため、道に迷ってしまった。こういう時には戻るのが鉄則なんだが、何とかなるだろうと、戻りもせずにドンドン降りてしまった。...ので、最後はヤブコギで大変な目に遭い、しかも4m程のコンクリート壁の上に出てしまった。とても降りられそうにもない。少し離れた枯れ木の所まで移動し、ここから垂れ下がった枝に掴まりながら垂直に近い壁を降りた。コレは大正解だったが、最後に足場が無くなりゴロンと落ちてしまった。大した高さではなかったのでケガはなかったが、具足は泥だらけ。少し泥を落としたところで、R246に戻り厚木方向に進みます。伊勢原から長後街道に入り、チンタラ進んで15時過ぎに早くもご帰館。この後、愛馬の世話をしたり雑用をコナしたりして時間をツブします。夕方、買い物に出掛けて酒のツマミをシコタマ買い込んで来ます。相方が実家に帰省しているので、晩酌の準備は自分でやるしかないのである。それでも、イロイロ文句を言う相方が居ないので、勝手気ままにタラフク呑んで食べるのでした。本日、350Kmと距離は走らなかったが、オール下道で、それなりに走り応えがあったワイ、ちゃんちゃん
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