■  桜洞城  ■
■期日 H21年8月16日(日) 【岐阜県】下呂市(旧萩原町)・萩原諏訪城・桜洞城
■ルート 飛騨古川自宅〜卯の花街道P90〜清見・夏厩〜R158〜清見・三日町
       〜セセラギ街道P73・R257〜萩原〜R257・セセラギ街道他〜清見
        〜卯の花街道〜自宅
■コメント
 昨日は神岡の城を攻めていて夕立のためヒドイ目に遭った。そのリベンジという訳で、ご託宣をシッカリ承ってから野駆けに出掛けることにした。今回は
せせらぎ街道とR257を堪能しようという魂胆。ハーレー乗りの甥っ子が、せせらぎ街道からのR257が楽しい道に変貌しているという情報をモタラしてくれたのである。で、浅い昼寝を楽しんだ後、先ずは卯の花街道を楽しむ。卯の花とは空木(うつぎ)の別名で、紫陽花の一種だそうな。途中狭くてクネクネした狭い道もあるが、ゆるやかなワインディングロードである。峠小僧には、ちょっと物足りないかも。道が良くて緩やかなワインディングなので、すぐに3桁のスピードになってしまうが、今にも官憲が飛び出して来そうな雰囲気で、ソコソコの速度で流します。でも、この自制は超キツイ。@白い点線、A緑のトンネル、B信号無し、C幅広な2車線なのである。夏厩からR158に入り、三日町からせせらぎ街道である。このせせらぎ街道も@Cで、全く同じ。卯の花街道と異なるのは、適度なワインディングになっている点であろうか。とにかく何回は走っても楽しい道である。当たりの然に、アッという間に大原(おっぱら)である。ここからR257を走る。この道は初めてだが、さぁてとぉ、どんな道だろうかしらん。甥っ子が言うには、「メチャ面白い」であったが、アンに相違して面白くない。確かにハーレーのような「直線・命」の鉄馬では面白いかもしれないが、我が愛馬のような気性の馬にはねぇー。それとも、R257と思っていたのだが、県道86号線だったのかぁ? まぁ、そんなコトはどうでもよい。とにかく下呂市(旧萩原町)に入った。旧萩原町役場の南200mに諏訪神社がある。この境内周辺が萩原諏訪城である。周囲に堀跡が残り、河原石による石垣が残っている。飛騨市(旧古川町)の増島城と同じような形状である。同じ金森氏が建てた城だから、似ていてもおかしくはない。ただ、こちらの方が石垣は低く、堀も狭くて小さい。同じ平城とはいっても、禄高も異なり、ちょっとした小丘上に建てているので異なっているのだろう。境内は夏祭りの準備中のような状況のため、早々に退散。
↑ 河原石の石垣跡 ↑ 土塁の堀と石垣跡
↑ 萩原諏訪城址、諏訪神社 ↑ 境内の木碑
  R41を高山方向に少し走ると、飛騨川に架かる「朝霧橋」信号である。ココを右(東)折すると、桜谷公園への案内標識が出て来る。コレに従い山側に入って行くと公園に。公園内の案内絵図があるので、シゲシゲ見ると桜洞城址が記されている。小川に架かる小橋を渡り、急斜面の階段をゼイゼイしながら登って行くと舌状台地上に出る。周りは田んぼのようだが、発掘調査中で重機等が入っている。土塀の跡らしい雰囲気が出ているが、「?」である。堀跡は明確に残っている。下端の方に進むと、木碑が建っており土塁、空堀跡が一部残存している。この場所より東側の端にも石積みの土塁跡が残っている。
↑ 桜洞城址、主郭の土塁跡 ↑ 桜洞城址、主郭の堀跡
↑ 桜洞城址、主郭の空堀跡 ↑ 桜洞城址、石積みの土塁跡
↑ 発掘調査中の土塀?跡 ↑ 桜洞城址、主郭よりの眺め
↑ 桜洞城址、主郭の木碑 ↑ 朝霧橋よりの桜洞城址
 昼寝をしてからの行動なので、早くも日が少し傾いて来た。山アイの地なので、日が傾くとスグに暗くなってくる、そろそろ帰ろう。で、ルートはというと、R41を北上するのも交通量が多く信号も多くてイヤなので、何の能も無く来た道をそのまま戻ることにした。R257から、せせらぎ街道に入って行くと、いきなりポツポツ来やがった。ゲェーッ、今日もかよぉ。スレ違う鉄馬乗りが合羽を着ているところを見ると、どうやらこの先はもっとヤバそう。と考えるヒマもなく、ザァーッと来やがった。しかも、昨日より大粒の雨で激しい降り。「アッ」という間にズブ濡れに。というか水の中に入ったような状態である。こうなりゃあ、イマサラ合羽を着ることはない、そのまま進行。でも・しかし、海抜が高くて外気温が低い+濡れた身体+よわKmの風=ガチガチと歯が鳴って来た。ウゥーン、寒っぶ〜ぅ。それでもガマンを続けて進むと、せせらぎ街道から卯の花街道に入る頃に、雨は止んできた。ズブ濡れだから、降ろうが/止もうが関係ないといえば関係ないが、カーブが連続するワインディングでは精神的にズイブンと楽。当然、突入速度が上がってくる。雨が降ったのだから官憲の制止もないだろうと3桁走行。で、スグサマ我が家にご帰館。帰るなり、今日も上から下まで全て脱いで洗濯機に放かり込む。そして、昨日と同じく、ビアー(ウソ、発泡酒)片手に洗濯機のお守り。本日も170Kmと距離はかなり短かった。でも前半は超楽しく、後半は難行・苦行の野駆けどすた。明日は余勢を駆って、古川〜松本〜大町〜糸魚川〜魚津〜富山〜古川のロングの野駆けのツモリ。明日こそ天気であるように、ちゃんちゃん
★ ホームページのトップへ