■  向羽黒山城  ■
■期日 H21年9月5日(土) 【福島県】会津坂下町・陣が峯城、細工名館
                          会津美里町・向羽黒山城
■ルート 横浜自宅〜横新・第3〜玉川IC〜環八〜和光IC〜外環〜川口JCT
       〜東北〜郡山JCT〜磐越〜会津若松IC〜R49〜柳津T〜R252
        〜小出IC〜関越〜練馬IC〜環八〜玉川IC〜第3・横新〜自宅
■コメント
 週間予報では、土日の2日間とも●だったが、金曜のご託宣ではに突然変わった。台風の影響で変わったのかもしれない。理由はどうであれ、○になったのは有難い。どぉうれぇ、また会津の諸城でも攻めようかしらん。大河ドラマ「天地人」でも話題になっているコトだし。といっても、前回の会津攻めと同様に攻城は主目的ではなく、野駆けをメインに据えるツモリ。こうなると、いつものように「早寝の良い子」で、朝も「早起きの良い子」である。まだ暗い七つ(4時)チョチ過ぎには出っ発である。でも、何か変?。ヘッド・ランプが点灯しない。High側にすると点灯するので、Low側のランプが切れたようである。しょうがねぇ、High点灯のママで今日一日は走ることにしよう。オド・メータは21,008Kmを示しているので、ズイブンと長寿命であった。前馬の時は、4000〜5000Kmで必ず切れていたので、メチャ長持ちしたような気がする。が、このくらいの寿命が普通なんだろうナァ。横浜新道、第3京浜と走り、環八で都内を進みます。朝飯の関係で和光インターから外環に入り、川口ジャンクションから東北道です。民主党が政権を取ったので、高速道が都市部を除いて、その内に無料になるのだろうが、今の時期は土日だけの1000円高速。これを活用しない手はない。ズイブンと「遠い所」まで「安全」に「早く」行くことができる。ただ、問題はスグに飽きることである。これから会津若松インターまで280Kmほど距離がある。どうやって、飽きず・切れずに走るか、というと
チンタラ走らずカッ飛ばすのである。御用にならないように先頭を走らず、速ぇー車の後にクッ付いて進みます。白河を抜け猪苗代湖を越えると、目的地はもうスグそこ。会津若松インターで降り、R121を経てR49で西に向かいます。会津坂下町に入り、「川西街道入口」信号を右(北)折して県道336号線を進みます。途中、川西小学校があり、さらに進むと宇内地区の川西公民館の標識とともに、陣が峯城の木碑も路傍に立っている。2重の(当時としては)大規模な堀跡が残っており、奥の方は深さ幅とも規模が大きい。土塁跡も残るが、公民館、耕地化でそれ以外の遺構はなさそう。
↑ 陣が峯城、主郭跡 ↑ 陣が峯城、主郭の土塁跡
↑ 陣が峯城、空堀跡 ↑ 陣が峯城、県道脇の木碑
 会津坂下町に戻り、R49から県道72号線を500mほど南下すると、途中で「細工名(さいくな)」地区への案内標識が現れる。この地区は小規模な散村集落で、集落の中央部に妙福寺という小さな寺院がある。この周辺が細工名館跡であるが、遺構はありそうで/なさそう。周りは田んぼで、耕地化で消失したものと考えられる。
↑ 作工名館址、妙福寺 ↑ 作工名館のある集落
 さらに県道72号線を南下すると、遠くに独立した小丘が見えてくる。たぶんアレが●向羽黒山城がある白鳳三山であろうと近付くと、小丘と思えたものは、大きな小山となった。HYDは飛騨の山ん中に生まれ育ったので、小山も小丘と思えてしまうが、都会の人が見ればズイブン大きな山塊と思うかもしれない。会津本郷に入り、更に近付くと登り口に白鳳山公園への案内板や立派な向羽黒山城址の案内板・石碑が立ってる。ここから車で主郭近くまで登れるが、ハイキングコースも整備されており、歩いて登る人も多いようである。こちとらぁ、楽するため鉄馬にムチを入れて舗装道を登って行きます。ドンドン高度を稼ぐに比例して、眼下に会津盆地がキレイに広がって来る。三の郭、2の郭は、道路脇なので殆ど歩かなくても攻城できる。両方とも眺めも素晴らしい。二の郭には虎口跡、土塁跡も残っている。残念ながら主郭だけは少し山道を登る必要がある。山道の途中で腰郭、空堀、竪堀、堀切、土橋跡が確認できる。そして頂上部に登ると、主郭からの素晴らしい眺望が待っていてくれる。土塁跡も残っておりウレピー。山全体が城と呼べるほどに大規模な山城で、東日本で一番規模が大きいと豪語するのもウナヅける。しばしマッタ〜リしてから下山。
↑ 向羽黒山城址、主郭跡 ↑ 向羽黒山城址、主郭下の空堀跡
↑ 向羽黒山城址、主郭よりの眺め ↑ 向羽黒山城址、主郭下よりの眺め
↑ 向羽黒山城址、主郭の土橋跡 ↑ 向羽黒山城址、二の郭跡
↑ 向羽黒山城址、二の郭の土塁跡 ↑ 向羽黒山城址、三の郭跡
↑ 向羽黒山城址、登り口の木碑 ↑ 向羽黒山城址、遠望
 さぁてぇとぉ、前々から攻城したかった念願の向羽黒山城を攻城できたので、ソロソロ本日のメーン・イベントであるR252を走ろう。前回、柳津から魚沼まで走り抜けたが今回も全く同じ。緑のトネンル、多くの人造湖、ワインディング、信号殆ど無し、などなど楽しい道で飽きないのである。横浜から少々遠いのが唯一の欠点だが。で、柳津から金山〜只見〜田子倉湖を通過し魚沼まで120Km以上の下道を一っ走り。昼飯も食わず休み無しで走ったから、腹は減るやら咽喉は渇くやらで、魚沼の最初のコンビニに到着した時には、グッタリ。コンビニおにぎりで昼飯としたが、こんなモノではエナージー充電出来ず。う〜ん、しょうがねぇ、今日は早ジマイしよう。ってんで、いつもは三国峠を越えて月夜野インター辺りから高速に乗るのだが、今日は小出インターから早々と関越道に乗った。100Km前後とコンプライアンス紳士で走り、16時半ごろに練馬インターを出た。環八は例によって渋滞しているが、早い時間帯だったためそれなりに流れている。あまりストレスを感じなくて玉川インターから第3京浜に入り、横浜新道を経て18時チョチ過ぎにご帰館。う〜ん、月夜野インターまで走っていたら、21時過ぎになっていたナァ、絶対に。愛馬をキレイ・キレイして館に入り、シャワーを浴びれば準備完了! 「いっただきまぁ〜す」でゴクゴク・ゴックンと咽喉を鳴らせば今日一日の疲れが吹っ飛ぶ。本日760Kmと距離だけは走ったが、高速道が500Km以上だから、走ったナァという心持ではなくイマイチ、ちゃんちゃん
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