■  犬伏城  ■
■期日 H21年9月20日(日) 【新潟県】十日町市(旧松代町)・松代城・犬伏城・犬伏館、
                      (旧川西町)節黒城・野口城、   大井田城2回目

■ルート  横浜自宅〜横新・第3〜玉川IC〜環8〜練馬IC〜関越道〜塩沢石打IC
        〜R353〜十日町C〜R253他〜六日町IC〜関越道〜練馬IC〜環8
          〜玉川IC〜第3・横新〜自宅
■コメント
 土曜は
お疲れモード新しいアマ無線の無謀計画他で、一日中家の中でゴロゴロの粗大ゴミ状態。夕方になって十分にエナージーが溜まったトコロで、シコタマ呑んで早寝です。当たりの然で、4時前にはおメ目パッチリ。バタバタ準備を進め、七つ過ぎ(4時半過ぎ)には出っ発です。さすがに9月の半ば過ぎである、まだ暗くて走行風もズイブン冷たい。ソロソロ夏用の鎧(ジャケット)を冬用のに替えなくちゃぁ。まぁ、その内に陽が上がって来りゃぁ、暑くなる筈だから少し我慢をしよう。と、ガマンの子でいたのだが、涼しいというか寒い。う〜ん、我慢の限界か。都内に入り、朝飯を腹一杯かっ込むと、どうやら内からエナージーが上がったようで、何とかなりそうなレベルに。練馬インターから関越道に入り北上します。イツモは上州のインター辺りで降りて下道を走るのだが、今回は三国トンネルを過ぎた先の先の塩沢石打インターで降ります。ココからR353で十日町に進み、「池尻」信号からR253(ヤヤこしい)で旧松代(まつだい、これもヤヤこしい)町に入ります。市街地に入ると、「松代城址キャンプ場」の標識が出てくるので、これに従って山の上のキャンプ場に到着。キャンプ場からは城址への標識もあり、難なく松代城址へ。頂上部に模擬天守閣があり、チョチ興ざめ。でも眺めはナカナカにである。模擬天守閣の上階に上がれれば、展望もヨサゲではあるが、鍵が掛けてあり内部には入れない。この天守閣の後側が主郭だろうと草ボウボウの中を無理して進むと、ピンポーンです。狭い主郭の先には堀切跡も残ってます。
↑ 松代城址、主郭跡 ↑ 松代城址、堀切跡
 最初の城が道に迷わずにウマく攻城できると、イツモそうであるが何〜んか嬉しくなる。てんで、気分を良くして次行こう。松代市街からR253を3Kmも進むと犬伏トンネルで、この先から犬伏地区に入る標識がある。犬伏地区に入るが、ココだけが隔離されている感じで、地区の中は別世界(タイムスリップかも)の感がします。地区の西ハズレまで進むと、松之山街道の案内板があり、概略地図には犬伏城も記されている。思わず渋海川に沿って左側の道に進みそうになるが、ココは墓と墓の間の道を真っ直ぐ山側に入って行きます。5分丁度で石碑のある大手口跡です。脇のポストに城址資料が入っていたので、ありがたく頂いてフムフム読みながらナオも登ります。屋敷跡、二重の堀切、二の郭、腰郭などがよく残っています。主郭下には井戸跡もあり、最後の切岸を登って主郭です。案内資料を読みながらアチコチ寄り道をしたため主郭までの時間は未計測。主郭には案内板があり、虎口跡も残ってます。見晴らしは良くても、残念ながら見えるのは山また山ばかり。
↑ 松代城址、主郭よりの眺め
↑ 犬伏城址、主郭跡 ↑ 犬伏城址、堀切跡
↑ 犬伏城址、主郭下の井戸跡 ↑ 犬伏城址、主郭の虎口跡
↑ 犬伏城址、主郭よりの眺め ↑ 犬伏城址、主郭跡
↑ 犬伏城址、大手門跡の石碑 ↑ 犬伏城址、登り口
犬伏城址、登り口上の墓地よりの眺め →
 犬伏地区そのものが犬伏館跡らしいが、遺構は残念ながら見つからない。それでも、アチコチとウロウロしていると「諏訪の原」、「水天宮」辺りの小丘脇に堀跡らしき遺構があった。さらに渋海川側へ進むと、河岸段丘らしい切り立った地形である。この辺りから、犬伏城の山はよく見渡せられる。
← 犬伏居館址、堀跡
↑ 犬伏居館址よりの眺め ↑ 居館跡よりの犬伏城址遠望
  R253を進み、途中から県道49号線で北へ進みます。旧川西市街を過ぎてナオも進むと県道脇に「川西湖、節黒城址キャンプ場」への案内標識があるので、これに従い進むと模擬天守閣風の展望台がある節黒城の城域に到着。展望台脇に大きく立派な石碑もあるが、これは城址碑ではなく城主の上野氏の石碑である。この奥に堀切跡がある。模擬天守の裏側に小丘に登る道があり、これを進むと主郭である。城址の石碑もあるが、先の上野氏の石碑よりメチャ貧弱である。主郭の下に2の郭があり、土塁跡も残っている。さらに幾つかの郭、堀切跡も残っている。展望台よりの眺めは素晴らしい。 
↑ 節黒城址、主郭跡 ↑ 節黒城址、主郭下の土塁跡
↑ 節黒城址、横堀跡 ↑ 節黒城址、主郭跡
← 節黒城址、主郭脇からの眺め
  県道49号線に戻り北上を続けると野口地区で、ここから県道326号線を西に向かって山の中に入る。狭い道幅の部分もあるが、稜線上にワインディングロードがあり、ツイツイ速度が上がってしまう。でも峠部分が多く、見通しが効き難いので100Km以下の走行をお奨め。県道362号線の分岐点から4.0Kmで見通しの良い県道脇に大きな石碑が立っている。町長の揮毫によるもので、この石碑の裏側の小丘が野口城。主郭には4m位の円形状の土塁跡がある。何の遺構かは分からない。主郭から離れた尾根上に明確な堀切・竪堀跡が1条残っている。
↑ 野口城址、堀切跡 ↑ 野口城址、県道よりの遠望
 さぁてとぉ、正午を過ぎてしまい腹が減ったナァ。R252からR117に入り中条地区に入ったトコロでコンビニ弁当を購入。ここでヒラメいた、「そうだぁ、この近くに大井田城があった筈、そこで弁当を広げよう」と。R117から少し離れている中条小学校の脇を山(東)側に進むと大井田城址への標識が出て来る。これに従って進んで案内板のある駐車場に愛馬を停め、主郭に登ります。記憶に残っていたように見晴らしが良い主郭で、ここで弁当を飼います。青空の下、景色の良いところで弁当を広げるのは久し振りである。チンケな弁当が、豪華な松花堂弁当に変身である。
↑ 大井田城址 ↑ 大井田城址
  ユックリ食べ終えたが、まだ陽は高い。でも今日はシルバー・ウィークの連休真っ只中。高速道はメチャ渋滞する筈、絶対に。てな訳で、速攻で帰陣することにした。R117からR253に進み、六日町インターから早々と関越道に入ります。あとはツマンナイが単調ロードを我慢の子。ズイブン早いご帰館になるかと思ったが、途中で渋滞に遭い16時過ぎにようやっと練馬インターです。日曜なのに渋滞している環八をキレずに進み、ガスを補給して玉川インターから第3京浜。横浜新道と進んで、まだ明るくて暑い17時半にご帰館です。夕飯までタップリ時間があるので、愛馬をキレイ・キレイしてあげ、シャワーも浴びて準備完了。例によって「いっただきまぁ〜す」の合図で試合開始です。ゴクゴク・ゴックンと第3のビアーを咽喉に流し込む時の快感がタマンネェー。本日560Km走行もアラカタ高速道、チョチ走り足りないかも、チャンチャン
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