■  古徳城  ■
■期日 H21年2月22日(日) 茨城県那珂市・戸村城・菩提城・古徳城
■ルート 戸塚自宅〜横新・第3〜玉川IC〜環八〜大泉IC〜外環・常磐
       〜水戸北スマートIC〜R123他〜那珂C〜P61〜笠間C〜R50
        〜小山C〜R4〜梅島〜環7〜柿木〜駒沢通〜玉川IC
         〜第3・横新〜自宅
■コメント
  ETC端末の
自主運用でイヤガラセを受けていた。どうやら特定のETCゲート(外環、常磐、関越の一部)でトラブるようで、これに屈して高価なバイク用のETC端末をイヤイヤ装着した。すでに横浜新道、第3京浜、東名高速で試用してたが、当たりの然で問題なくゲートを通過している。でも、そもそもの発端であった、外環、常磐での動作確認をしていなかった。で、今回は攻城が目的というより、この確認が主目的で野駆けに出掛けるコトにした、ヲイヲイ。昨日の土曜は、リコールやら1万Km点検のため愛馬を預けていた厩舎に引き取りに行き、家の雑用をして一日を終えて早々と就寝。で、翌日曜は七つ(4時)前に起き出し準備を進めます。5時前には館を出でて、横浜新道・第3京浜と進みます。日曜の早朝ということで、工事規制をしていた環八ではあったが、6時の15分ほど前には大泉インターに入った。心配していた外環のETCゲートであるが、何事もなくゲートは開いて「早朝割引200円」の表示。正直、ウレピー。で、マダ6時に時間があるから、このままツキ進めば常磐道の通勤割引外の区間も早朝割引になりそう。ってんで走ること走ること(コラコラは無しネ)。6時前に流山の入り口を無事通過、どうやらETC端末は問題ないようだ。そして早朝割引にもなりそうである。ここで安堵して、あとはユックリと120Kmで巡航し水戸北スマートインターへ。このインターは、ETC専用の社会実験用のモノであるが、昨年9月からは2輪もOKになっている。どういう訳か、以前は2輪がNGだったのである。前にココを利用したときは、「軽自動車」登録の自主運用で進入したから2輪でもOKだったが、今回は正真正銘の2輪だから、ココも問題なくクリアである。この後R123を北上し、那珂西地区に入ると、右(東)側に宝憧(ほうどう)院の山門が見えて来る。境内と周辺が那珂西城であるがココは攻城済み。那珂川を挟んでトイメンの戸村城をこれから攻めるので、位置関係を確認したいため城域をウロウロします。前には気が付かなかった遺構に目を細めて、大回りして対岸に渡ります。県道61号線から県道106号線を南下して戸地区に入ると、県道沿いに龍昌院がある。この寺の境内が戸村城の城域の北端であるが、切岸跡が残る程度。さらに南下すると文殊院への標識が出てくる。この文殊院が南端になるようである。この寺の前を流れる用水路に沿って土塁が残っている。用水路は間違いなく堀跡と思われる。文殊院の北側が主郭らしいが、耕地化・宅地化で土塁・空堀跡がアチコチに点在しているだけ。
↑ 那珂西城、国道沿いの土塁跡 ↑ 那珂西城、櫓台跡の立派な石碑
↑ 戸村城、主郭近くの土塁・空堀跡 ↑ 戸村城、主郭近くの土塁跡
↑ 戸村城、文殊院の土塁跡 ↑ 戸村城、主郭近くの案内板
 次いで県道61号線に戻り、東へ進むと常陸・二の宮の静神社がある。さらに200m東に進むと「静」バス停があり、この脇の道を左(北)折して道なりに700m進むと、道は凹になる。この凹地の山側は小さな谷になっており、谷を挟んで左側の尾根頂上部が城菩提城である。谷を詰めて行くと山道となり、100mも進むと左側の尾根に取り付く道が現れる。尾根に登れば2重の空堀を経て主郭である。麓から10分弱である。この他に虎口、土塁跡の遺構が残るが、主郭部よりの眺めは雑木林で × でした。
↑ 城菩提城、主郭跡 ↑ 城菩提城、主郭の虎口跡
↑ 城菩提城、主郭の空堀跡 ↑ 遠景、右側の沢を登って左の尾根へ
  県道61号線に戻り、静神社前で左(南)折して貯水池前の道を道なりに進むと、1Km程で古徳(ことく)沼である。関東で最大の白鳥飛来地らしい。沢山のカメラ爺ジィ(本当です、若い人は誰も見なかった)が、超望遠の大きなレンズを装着した一眼カメラを三脚に据えて、シャッターチャンスを待ち構えている。池の畔でウドン屋などが商売しているが、この脇に古徳沼の背後にある山への道がある。これを登るとスグに古徳城である。幾つかの郭が残っており、それぞれの郭には、土塁、虎口、空堀が残存している。古徳池の眺めを期待していたのだが、残念ながらNGです。
↑ 古徳城、主郭跡 ↑ 古徳城、主郭の空堀跡
↑ 古徳城、主郭の虎口跡 ↑ 古徳城、二の郭の空堀跡
↑ 古徳城、登り口 ↑ 古徳城、遠景
古徳沼 
 この後、県道61号線で旧瓜連町に入り、県道沿いの常福寺へ。境内と周辺が瓜連城の城域であるが、ここも以前に攻城済み。...であるが、寺の裏側の公園周辺の遺構を見ていなかったので再訪です。裏側は城址公園になっているのだが、行きづらい場所でもある。今回は瓜連保育園の後側から公園へ向った。なかなかに大きな空堀、高い土塁が残っており驚く。
↑ 瓜連城、城址公園の空堀跡 ↑ 常福寺山門の瓜連城石碑
 まだまだ那珂市には城が多く、攻城したいトコロなのだが、朝から調子が悪かった腰が痛み出してきた。モトモト腰痛持ちなんだが、悪い子にしていないのに最近また痛み出している。まぁ「無理をすんなぁ」という身体からのメッセージだと受け止め、素直に従うことにした。時計を見ると、まだ11時である。う〜ん、何んだかモッタイナイ気がするが、また来よう。ってんで、県道61号線で笠間に入り、ここからR50を西に進みます。例によって、この道はぬわわKm以上で走るバカが多いので楽しい。そういうバカの後にくっ付いて走ります。途中、朝飯兼昼飯の牛丼セットを食し、さらに進みます。丁度お昼の時間帯となり、白馬の制服のオア兄さんは居ない筈なので、周囲を気にせず走り抜けます。小山に入り、バイクのお師匠さん宅を急襲。単身赴任の無聊を慰めるツモリである。しかし12時を過ぎていたのに、まだフトンの中だった、すまんそ。どうやら激務で疲労困憊、オマケに風邪を引いてしまって、最悪の体調のようである。こういう時って単身赴任はツライ。自分も5年間の単身赴任の経験があるので、他人事に思えられない。こういう場合は早く失礼した方がヨサゲ。早速にオイトマをしてR4を南下です。この道もバカが多いから楽しい。ぬわわKmで走っていても、ビューーンと抜いて行くバカもいる。でもサスガに一般道なので、こんなバカにはクッ付いて行かず、流れに乗って南下。日曜で、まだ日も高いので、さほど渋滞にもハマらず、梅島から環七内回りを進みます。途中で駒沢通に入り、玉川インターから第3京浜です。横浜新道を走りぬき、15時半には早々とご帰館です。いつもよりズイブンと早い帰館なので、相方・娘・猫1匹が口を開けて「エェッー!、もう帰って来たノォ?、にゃぁ〜ん?」。って、「遅い方が良かったのかヨォ?」と思わず反論。時間をかけて愛馬をキレイキレイして、熱っーい風呂に長〜く入り、満を持して「いっただきま〜す」のコール。ゴック、ゴックゥ〜ン、う〜ん今日もビアーが美味いゼヨ。本日、腰が痛くて380Kmのショートだった、早く治してネ、ちゃんちゃん
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