■  吉田城  ■
■期日 H20年12月23日(火)祝 【愛知県】豊橋市・吉田城・赤岩城・船形山城
■ルート 戸塚自宅〜P22〜厚木IC〜富士IC〜R1〜豊橋C〜R1〜浜松C
      〜R150〜小笠〜P244・R473他〜金谷〜R1〜富士IC〜東名
        〜厚木IC〜P22〜自宅
■コメント
 
寒波襲来、どうやら天皇誕生日は全国的に寒くなるようである。寒いとはいっても平年並みということなので、出掛けるのもイツモの格好・装備で十分だろう。で、今日はドコを攻めるかというと、先日の水戸の吉田城を攻めていてフト思い出してしまった、豊橋の吉田城をもう一回攻城のツモリ。行くのが目的のような攻城なので2回以上訪れることは少ないのだが、今回はどうしたものだろうか。ところで前回の東三河攻め(そういやぁ、ソン時の田原城も2回目だった)では高速を多用してしまったが、今日は首都圏脱出にだけ高速を使用して、その他は下道を使おう。とイツモながらのアバウトな計画で出っ発です。4時半に起き出し、5時半チョチ前に出っ発です。走っていて思い出した、昨日が冬至だったような。やはり夜が長いというか、日の出が遅いというのか、とにかく暗いし寒い。でも、ハマった中年ライダーはそんなのに関係なく進むのでした。3日前の常陸攻めの時は、3回も事故渋滞に遭遇したが、今日は大丈夫かしらん。日頃の行いも良く、悪さを最近していないからキット大丈夫、などとブツブツ言いながら進みます。寒波襲来と言っていたが、どうやらサホドではない。足柄の最高所でも、愛馬のデジタル温度計表示で3.5℃であった。これなら、ちょっと前の常陸攻めの時の方がヨホドに寒かった。あん時ゃ、0℃まで示していたもんなぁ。と思っている内に海抜も下がり日も出てきたので、気温がスグに5℃まで上がってきた。そうこうして富士インターで降ります。首都圏脱出だけに高速を使うのなら、御殿場インターで降りた方が良いのだが、寒いので一気に温暖地まで来てしまう戦法に変えたのである、あぁ軟弱者よ。富士からはコクイチを西上です。バイパスが多いので、信号も少なく渋滞さえなければ快適です。途中で、久方ぶりのス○亭にて掻揚げウドンを食し、タップリな朝飯とします。遠州を過ぎ豊橋の市街地に入ると「豊橋公園」への標識が現れるので、これに従って公園内へ。公園は吉田城の城域です。田原城もそうであったが、この吉田城も7、8年前に来た城なのに、地理も遺構もシッカリ覚えている。う〜ん、60歳近くになり物忘れがヒドくなったとはいえ、まだまだ記憶力は残っているのカモ。二の丸、三の丸の土塁・堀跡と本丸の石垣・堀跡が妙に懐かしい。本丸内の鉄(くろがね)櫓からの豊川の眺めも懐かしいナァ。
↑ 吉田城址、本丸跡と鉄櫓 ↑ 吉田城址、本丸跡
↑ 吉田城址、本丸跡 ↑ 吉田城址、本丸脇の堀跡
↑ 吉田城址、三の丸の土塁跡 ↑ 吉田城址、本丸よりの眺め
← 吉田城址、本丸の案内板
  次いで市電が走る県道4号線を東に進み、市電停留所「赤岩口」を過ぎて、「多米町」信号を左(北)折して赤岩寺へ進みます。この寺の裏山が赤岩城です。遊歩道が整備されており、階段を登りきってシバラク登ると段郭のように見える小さな城に到着です。時計を見るまでもなくスグに着いたので、5分も掛からなかったと思われる。最上段の主郭は狭過ぎるので土塁跡かもしれない。でも、土塁にしては高過ぎるナァ。2段になっている副郭と合わせてもコジンマリとした城域だが、主郭裏(山)側の堀切は大きくて深いので驚きです。
↑ 赤岩城址、主郭跡 ↑ 赤岩城址、三の郭跡
↑ 赤岩城址、主郭脇の堀切跡 ↑ 赤岩城址、三の郭よりの眺め
麓の赤岩寺山門 
 県道4号線を南下し、コクイチ(R1)に入り東下します。途中から今度は県道3号線に入ります。二川駅を過ぎシバラク走ると普門寺への案内標識が現れるので、コレに従って山懐の普門寺の山門へ。寺の駐車場に鉄馬を停め、山門をクグって本堂に進みます。この裏山が船形山城で、赤岩城と同様に遊歩道が整備されています。境内のアチラ・コチラに設置してある案内標識を頭に入れて、本堂右脇の遊歩道を登ります。歩き出して11分で普門寺峠で、ここから左(西側、二川方向)の道を進みます。峠から3分で送電線・鉄塔基部の船形山城の主郭です。主郭の遺構の半分ほどが、この鉄塔のために消逸しています。それでも、主郭下の狭い腰郭や堀切跡が残っています。ココからの眺めをシッカリ期待して登ったのですが、これは×です。高圧鉄塔に登ってやろうと登りかけましたが、ハイカーが多くて見っともないので、これは断念(これこれ、見っともないので止めるのではなく、常識で止めなはれ)。峠と普門寺の真ん中辺りに、昔の堂跡があり、現在発掘調査中です。山の上の詰め城、麓の寺と合わせて一大要塞化していたんだろうナァ、きっと。
↑ 船形山城址、主郭跡 ↑ 船形山城址、主郭脇の腰郭跡
↑ 船形山城址、主郭脇の堀切跡 ↑ 船形山城址、主郭の石碑
船形山城址、遠景と麓の普門寺山門 
  普門寺の山門前に戻って時計を見ると「アレッ?」。どこで時間を使ってしまったのか、すでに13時半を回っている。こうしちゃ居られない、はえぇーとこ帰ぇろう、ここは三河国なのである。コクイチに戻り、浜松に入った所でコクイチを離れてR150に入ります。遠州灘を望んで走ろう、という訳です。でも、寒波襲来で遮るものも少ない道なので、えらく北風が強い。それに、ヤケにダンプ車が多く楽しめない。小笠に入ってから、県道244号線他のワインディング・ロードを堪能して牧の原台地に上がります。この道は狭いが茶畑の中の適度なコーナーがあり、いつ走っても楽しい。ここからR473で金谷へ下り、コクイチ(R1)に入って東下です。いつも渋滞の賤機(しずはた)山トンネルを越え、静清バイパスを過ぎて富士インターから東名に入ります。東名は観光シーズンではないためか、渋滞も無くスムーズに厚木インターで通勤割引を享受して降ります。難題の長後街道も祝日ということもあってか、比較的ストレスを感じることなく、ご帰館です。本日450Km、下道が300Km超なので、「走ったぁ」という充実感と疲労感で一杯、明日からは仕事だから、あまり飲まずに早く寝てねチャンチャン
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