■  島崎城  ■
■期日 H20年11月29日(土) 【茨城県】土浦市・木田余城、
                潮来市・永山城・堀の内大台城・島崎城
■ルート 戸塚自宅〜横新・第3京浜・環八〜大泉IC〜外環〜三郷JCT
       〜常磐道〜桜土浦IC〜R354・P118・R355他〜潮来C〜R51
       〜稲敷C〜P208・R125〜土浦C〜R4〜日本橋〜R1〜五反田
       〜目黒通〜玉川IC〜第3京浜・横新〜自宅
■コメント
  冬型の気圧配置になった。当たりの然に、土曜の降水確率は低いというご託宣である。こんなの小学生でも知っている気象常識。となると、行かざぁなるめぃ(意味不明)。てんで、行き先はというと、
”ETCゲートが開かなかった”トラブル対処の確認をしたいため、トラブった時と同じルートとなるように常陸国へホコを向けます。七つに起き出し、5時チョチ過ぎに出っ発です。横浜新道、第3京浜と進むがETCは問題なく、環八で谷原に出ます。ここから大泉インターの問題のETCゲートを通って外環に入ります。う〜ん、とりあえずOKのようである。早朝割引の200円は割安感が高く、ルンルン気分で流れに乗って走ります。ソウコウしている内に朝日が昇り始め、雲一つない天望です。今日も天気が良さそう。三郷からクダンのETCゲートを通り常磐道に入りますが、ここでもETCゲートはパッカァーと開きます。朝早いのに、常磐道は割りと混んでいる。寒いのでユックリ走り、桜土浦インターで降ります。R135で市内を走り、途中で霞ヶ浦の湖畔側に進み、木田余地区に入ります。土浦駅の北側に常磐線の操車場があり、その北端の東側に木田余城の案内板が立っています。一帯はハスの田んぼで、遺構は見当たらず。線路の下を潜るトンネルを抜けると、石碑rと墓が操車場内に立っています。
↑ 木田余城址 ↑ 木田余城址、線路側の石碑
   次いで、霞ヶ浦に沿って走る県道118号線を東側へ進みます。途中から、湖の堤上の道路があることを見つけ、狭いが信号の無いこの道を進みます。堤上の道なので、湖に沿ってカーブが多く速度は出せないが、ユッタリ・ノンビリ早朝の霞ヶ浦を満喫できます。トコロ・ドコロに小さな漁港があり、そこで働いている人達を眺めるのも趣がある。そう・こうしている内に、R355で潮来市に入ります。潮来に入って2つ目の信号で「かすみの郷公園」への案内標識が出ているので、ココを左(東)折します。快適な道を1Kmも進むと、スポーツ公園の「かすみの郷公園」です。道路を隔てて、真向かいの小丘が長山城です。案内板と石碑が山懐に立っています。ここから小丘の南側の中ほどから城域に入ります。するとイキナリ主郭と二の郭間の横堀跡が迎えてくれます。先ずは二の郭から攻めますが、四囲の土塁が割と残っている。この状況では主郭が楽しみ。二の郭の外側の腰郭もよく残っています。期待していた主郭ですが、中央部はブッシュでウロウロ出来ません。それでも東端側は低木ブッシュなので、土塁跡もよく分かります。主郭下の堀・土塁・郭を堪能しますが、眺めが良ければもっと良かったのに、う〜ん少々残念。
↑ 長山城址、主郭跡
↑ 長山城址、二の郭の虎口跡
↑ 長山城址、主郭と二の郭間の横堀跡 ↑ 長山城址、道端の石碑
← 長山城址、遠望
 今度は隣の、その名も「堀の内」地区に入ります。地区には牛堀幼稚園・小学校・中学校の3校が固まってあるが、中学校周辺の小丘が堀の内大台城址。学校を造る際に遺構は壊されており、中学校の正門前に石碑があるのみ。
  さらに隣の嶋津地区に入ります。タマタマ間違って●島崎城址の案内板・石碑の前に出てしまったが、R51の「八代小入口」で北へ向かう県道189号線に入り、1Kmも走ると「島崎城址」への標識があります。民家の入り口に、案内板と石碑が立ってます。ここに鉄馬を置き、御札神社へ向かいます。神社のある部分が主郭で、土塁・虎口跡がよく残っています。この土塁の高さもスゴイのですが、主郭下の岩を削った垂直状の横堀もスゴイです。固い岩のようには見えませんが、岩には違いない。さぞや苦労して掘ったものであろう。幾つかの副郭にも土塁がよく残っており、ちょっと巧妙・複雑な縄張りと思えます。ココも眺めはイマイチでしたが、横堀の先端部で少し見晴らしが良いです。副郭内に寒蕨(かんわらび)が群生していて驚き、桃の木、山椒の木。
↑ 島崎城址、主郭の土塁跡 ↑ 島崎城址、主郭の虎口跡
↑ 島崎城址、主郭下の堀跡 ↑ 島崎城址、副郭の土塁跡
↑ 島崎城址、主郭下の堀先端からの眺め ↑ 御札神社麓の島崎城址石碑
↑ 島崎城址、副郭に群生している寒蕨
 最初の霞ヶ浦の堤上の走行を楽しんだためか、あるいは今日は風も弱く日当たりの良い所は11月下旬にしては暖かいためか、もう攻城はパスの気分になってしまった。そう、もう少し湖に沿って走りたいモードになってしまった。こうなると、どうにも止まらない。ムチを入れて走りたいココロで横溢、アフレ出てしまいそう。先ずは県道187号線等で霞ヶ浦の北側の北浦の湖畔にでます。この北浦の湖を一周し、余勢を駆って霞ヶ浦の残りも周ろうという発想をしてしまうHYDなのでした。ヲイヲイ、昼飯も食わずに走るんかい? とヤボな質問はなしネ。こちとらぁ、新しい鉄馬に替えてからは昼飯抜きで走るコトが多い(ウソ、コンビニでアンパン1個なりオニギリ1個くらいで済ませている)のである。飯を食う暇があれば、その分走りたいという鉄馬バカなのである。で、北浦を回って潮来に戻り、今度は県道208号線で霞ヶ浦を北上します。本当はもっと湖畔側を走りたかったのだが、なかなか良い道がなく、途中からR125に入ります。R125では湖からズイブン離れて走ることになり、黄色線ばかりの国道で、走っていても面白さも無いのだが、新しい相棒と走るとそれなりに面白い。でも・しかし、この道は官憲が多い要注意の路線なので、ドン亀が居ても遵法精神でガマンの子です。土浦市に戻ったが、初冬だというのにまだ日は高い。この時間なら高速を使わずに、R6の下道で帰れそう。R6は牛久・柏辺りで渋滞していたが、その他はサホド混まずに日本橋に。ここからコクイチ(R1、東海道)で五反田に向かい、途中から目黒通りで玉川インターです。ここから第3京浜、横浜新道と走って、薄暮の17時にご帰館です。ズイブン早い帰館なので、相方+娘+猫1匹がビックラこいている。まだ夕飯まで時間がタップリあるが、愛馬の世話はせず家に入ります。熱っーい風呂に長ぁ〜く入り、十分に汗を流したところで、「いっただきま〜す」のゴング。貧乏人は今日も第3のビアーを咽喉に流し込むのでした。本日401Kmは、ちょっと惜しい。うまく走ればピッタリだったのに、チャンチャン
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