■  岩村城  ■
■期日  H20年11月3日(月) 【岐阜県】恵那市(旧岩村町)・岩村城、
■ルート  古川自宅〜R41〜川辺T〜R418〜売木V〜R151〜豊橋C〜R1
        〜袋井IC〜東名〜富士IC(ETC交換)〜東名〜厚木IC〜P22
         〜横浜自宅
■コメント
 3連休の最終日は、飛騨古川から横浜まで帰るだけ。イツモはR158で平湯トンネルを越えて松本へ出て、ここから長野・中央高速で相模湖インターへ出ている。これが一番距離が短く、かつ所要時間も短いのである。でも・でも、タマには違ったルートで帰ってみようと思い立った。久し振りで走った越中までのR41が新鮮であったコトが発端である。R41を今度は美濃方向に走ってみようというのである。たぶんに、7,8年振り位のブランクがある筈である。で、凍結も心配だったので、少し遅めの7時に出っ発し、R41を南へ駒を走らせる。う〜ん、相変わらず黄色い線が多い道であるコトよ。不思議なコトに、白い点線の道もあるのだが、それがカーブの連続した見通しが悪い箇所であるのに反し、黄色い線では、「何故に追禁?」
と思い悩んでしまう直線路だったりしている。まぁ、自己判断で追い越しをしても良いのだが、R41では至る所に官憲が陰険に潜んでいるので要注意。特に、緩やかなカーブの先で追禁違反者を待っていることが多い。そんな訳で、ドン亀の軽トラック(しかも紅葉マーク)にピタリとくっ付いて走ります。新しい愛馬には、コンピュータボードが付いていて、平均の燃費やら、
瞬間燃費っていうのも表示してくれる。どれだけ正確なのかは分からないが、大幅にはズレていないだろうナァ、きっと。ノンビリ走るモノだから、こういう表示をチラチラ見ながらでも大丈ビィ。アクセルワークとこの表示関係をフム・フムと頷きながら走ります。これで大まかではあるが、50Km/L以上の高燃費になる状況も分かったし、ソレナリに走っても30Km/L近い燃費になる走りも大体分かってきた。新しい相棒は、30Km/L以上も夢ではない走りが出来そうである。もっとも、30Km/Lの走りをした日にやぁ、ストレスが溜まってしまい、何のために鉄馬に乗るのか分からなくなってしまうが。などと、ヘルの中でブツブツ言いながら川辺からR418に入ります。ここからは白い点線の道となり、ツイツイ20Km/L前後の走りをしてしまうHYDであった。...が、好事魔多し、八百津の丸山ダムから様相が一変します。人造湖畔沿いの道なんだが、昨日のR471と同じような酷道なのである。思わず、道を間違えてしまったと、一度引返したものである。でも、マップル(ツーリング用地図帳)を見ても間違いなさそう。ドンドン山の中に入ってしまった時には、完全に間違えたと思ったが、もうドウにでもなれ、であった。そう・コウして一時間も格闘している内に、ようやく恵那に入った(横浜に帰ってから、Webであの辺りのR418を調べてみたが、途中でR418は途絶している。山中を走ったのは正解で、さほどロスっていないルートを走っていたようである。それにしても、治山治水・道路普請が大好きな岐阜「汚職がマン延」県なのに、このテイタラクはどうした!)。恵那からは岩村に抜けます。岩村といえば、好きな城の一つである岩村城である、寄って行こう。市内にはイタル所に城址への案内標識があるので、迷わずに麓の歴史資料館に到着です。名古屋に単身赴任中、ここを訪れているが、道順も割とシッカリ覚えていて歳が若くなった気分。その若い気分・体力で本丸までの800mの遊歩道をスタコラ登っていきます。ここのタタズまいもシッカリ覚えており、うれしくなります。本丸の一部で、発掘調査中の部分があり、その現場を見ながらウロウロします。あいにくと霞が掛かっていて遠望はイマイチですが、石垣はスゴイ。二の丸は整備されていなく、危険ということで立入禁止になっているが、気にせずに徘徊老人の真似。他の郭や遺構を堪能しながら降りて行きます。途中、以前には気が付かなかったが、空堀があるのにハッとした(案内板に記述あり)。
↑ 岩村城址、本丸の石垣 ↑ 岩村城址、本丸の石垣
↑ 本丸の埋門跡の石垣
↑ 岩村城址、大手門跡の石垣
↑ 岩村城址、二の丸の石垣 ↑ 岩村城址、虎口跡の石垣
↑ 岩村城址、空堀跡 ↑ 岩村城址、本丸の発掘現場
↑ 岩村城址、本丸跡
 鉄馬の所に戻ったトコロで正午のチャイムが鳴り響いて来た。オォーッと、12時だというのにマダ美濃国に居るんだった、早く横浜に帰らなくちゃぁ。ここからR418を走り続け売木村へ。イツモはここから東に向かって天竜に向かうのだが、今日はR151で南の豊橋に向かいます。タマには違う道を走らなくっちゃぁ。長篠城・設楽が原・野田城などを素通りして新城に。この辺りから渋滞してきます。それでもキレずにスリ抜けを繰り返して豊橋です。ここからR1を東下。郊外に出るに従い渋滞のR1も信号が少なくなり、快適な道路になります。信号待ちの車の戦闘(もとい、先頭)に出て、青信号を待ちます。シグナル・グランプリさながらに、それまでのウップンを晴らすようにムチを強く入れます。当たりの然に、軽く○○○Kmのメーター表示(ヲイヲイは無しネ)。それでも、この日は運が良かった。そのまま流さずに、ドウいう訳かアクセルを戻して80Km程に下げた。と、ちょうどその時、前方に官憲が2人も立ってコチラを向いているではないか。「ヤッベェー、捕まったカァ?」、と通り過ぎる2人の官憲の顔をマジマジ見ると、2人とも何やら苦笑いをしている。ということは、「セーフ」ってことカモ。50mも進むと官憲がウジャ・ウジャとタムロしているが、お呼びは掛からない。う〜ん、無意識に危険回避したって訳だぁ、ウレシヤ。豊橋を過ぎて、快適な浜松バイパスを走ります。バイパスを過ぎたトコロで、セルフのGSでガスの補給をします。今日は殆どチンタラ走ったから、きっと燃費が良いに違いない。果たして、給油してみると29.0Km/Lとトンでもない数値を叩き出していた。もっとチンタラ走れば30Km/Lも楽勝だナァ、そんなバカな走りはしないけど。次いで磐田バイパスを走ったところで時間切れ。というか、そろそろ通勤割引の恩恵が得られる時間になったので、袋井からは東名に乗ります。途中、17時半頃に富士インターで一旦降りて、ETCカードを交換し通勤割引の延長を狙います。再び東名に乗ると、赤色の表示で「松田〜横浜20Km渋滞」のツレない標識。この状況では、松田を走る頃にはもっと渋滞距離は延びるナァ、絶対に。で、案の定というか、御殿場を過ぎた辺りで赤い表示は「30Km」となっている。鮎沢パーキングで家に「悪いけれど夕飯に遅れる」と、お許しの電話を入れます。3連休ということで自然渋滞かと思いきや、どうやら事故渋滞のようである。何台かのパト車が赤ランプをクルクル回している現場に到着。何んと、10台くらいの玉突き事故のようである。う〜ん、これだけキレイに数珠ツナギになっている事故も珍しいのではないだろうか。写真に撮りたい位だが、高速道路上ではそうもいかない。この事故現場の先は順調に流れていて、殆ど渋滞せずに厚木インターです。それでも長後街道は渋滞していて、ご帰館は19時チョチ過ぎに。微妙な時間なので、愛馬の世話をせずに家へ入ると、今まさにゴングが鳴ったトコロであった、惜っしーぃ。一人で「カンペイ」して、発泡酒をゴクゴク咽喉に流し込むでした。本日590Kmなり、ヨォーッお疲れさん
★ ホームページのトップへ