■  駒場城  ■
■期日 H20年9月27日(土) 【長野県】阿南町・日差城・大沢城、
                       阿智村・駒場城、飯田市・久米ヶ城
■ルート 戸塚自宅〜P22〜厚木IC〜東名〜富士川SA(ETCカード取替)〜R1他
       〜清水IC〜東名〜袋井IC〜R1〜磐田C〜P44〜天竜〜R152
       〜南信濃〜R418〜阿南T〜R151〜下條V〜P64〜阿智V〜R153
       〜飯田C〜P152他〜松川T〜P59〜大鹿V〜R152〜茅野C〜R20他
       〜諏訪IC〜中央〜勝沼IC(ETCカード取替)〜中央〜相模湖IC
       〜R412〜厚木C〜P22〜自宅
■コメント
  新しい相棒との3回目の野駆である。もう1,000Kmを越えているので、本当は初回点検に出さなければならないんだが、気象庁のご託宣が
に変わったのを幸いに、今日も出掛けることにした。まぁ、明日の日曜はあまり天気も良くないようだから、明日点検に出そう、。ってんで、当初は野駆けのツモリではなかったので、情報収集もソコソコに落ち穂拾い的に南信濃を攻めるコトにした。七つを少し回ったところで起き出し、5時チョチ過ぎに出っ発です。ヤッパー、9月下旬ともなると、この時間でも暗いナァ。長後街道では、超珍しく殆ど信号に引っかからなかったので、最速で厚木インターに入ります。勿論、ETCゲートも難なく開いてくれます。どうやらETCのトラブルも100%解消したようである。順調に進むが、御殿場に近付いて高度が上がるにつれ、ドンドン気温が低下していく。今日はハナから冬用の鎧を身に着けているから良かったが、先週と同じ格好(メッシュの鎖帷子)なら間違いなく凍死するナァ、絶対に。で、通勤割引の限度の100Km手前の富士川SAのETC専用ゲートから一旦出ます。そう、ETCカードの交換です。新馬には鞍下ではなく、鞍横にETC本体を取り付けたので、この交換が楽になったのはウレシイ。交換して、すぐにSAのETCへ入ろうとしますが、ウロウロしてもETCの入口が見つからない。おかしいナァ、グルーッと一回りした筈なんで、ETC専用の入口が有っても良いんだがぁ。東京方向への入り口は有るのですが、名古屋方向への入り口がどう探しても無いのです。ここで、ようやくに気が付いた。どうやら、SAの地形の関係で、東京方面だけの入り口しか作れなかったのだと。う〜ん、こんなコトなら富士インターで降りれば良かったワイ。ブツブツ言いながらコクイチを上り、清水インターから再び東名に乗ります。まぁ、この辺りのコクイチは、ぬわわKm以上で巡航する区間HYDだけではありませんゾ、皆さんがソウなんです)だから、サホドの時間ロスにはなっていない。清水からも順調で、慣らし運転中で5,000回転までしか上げていないのに、アッというまに袋井インターです。ここで降りて、コクイチのバイパスに入り、磐田で県道44号線に抜けます。天竜からはR152を北上です。兵越峠を越え、ダラダラの狭い・長〜い下り坂を降りて南信濃に入ったら、R418を西に向かい阿南町に。R151と交差するので名古屋方向に進むとスグに道の駅があり、この真ん前に日差城の案内板が立ってます。フムフム読むと、耕地化で遺構は無いとな、残念。目の前が道の駅でも、休憩もせず次の攻城に向かいます。
↑ 日差城周辺 ↑ 日差城、案内板
  今度はR151を北上します。谷間の至るところに架橋してあり、ズイブンと快適な道が続きます。幾つもの橋やトンネルを過ぎて、井戸沢橋を渡ると、雲雀沢橋との間に「古城八幡神社」への標識が立っています。標識に従って狭い山道(簡易舗装)を進むと八幡神社です。この境内周辺が大沢城です。近寄れませんでしたが、堀切跡らしきものがあるくらいで、他には遺構は見当たりません。狭い山道をさらに下って行きウロウロしましたが、「よくもまぁ、こんな所に!」という山奥深い古城地区です。
↑ 大沢城址、主郭跡 ↑ 大沢城、雲雀沢橋よりの遠望
  R151をさらに北上し、下條村に入ります。ここから県道64号線を東に進み、天竜川を渡ると泰阜村です。なおも県道を進み、高町地区に入りますが、ウロウロしても大峰山城が見つかりません。地元の方にイロイロ聞きまくっても、何ら城の情報なし。1時間近くも探し回ったが×。ヤッパー、ちゃんと調べておかないと...。しょうがない、諦めて次へ行こう。県道64号線を戻り、下條からも64号線を進み阿智村に入ります。村の中心部を流れる阿智川を渡る手前に、阿智公園への標識があるので、これに従って狭い山道を登って行きます。簡易舗装が途絶えたトコロで駒を停め、林道を歩きます。ものの1、2分で神社のある郭跡(?)です。阿智村側は伐採されていて眺めがスコブル良いです。なにやら神社の下側に看板らしきものがありますが、上からは読めませんネェ。さらに林道を登り、やはり1、2分で駒場城の主郭です。ブランコなどがある公園になっていて、ここからも眺めは非常に良いです。特に遺構は無いのかと思いきや、主郭の先には天然の大きな堀切が残っており、その先の副郭の先にも3重の堀切です。腰郭なども残存しています。県道64号線をR153との合流地点方向に進むと、先ほどの看板の文字が遠くに小さく見えてきます。それには「信玄のろし台」と書かれていました。
↑ 駒場城址、主郭跡 ↑ 駒場城址、堀切跡
↑ 駒場城址、のろし台の看板 ↑ のろし台の看板の遠望
  R153に入り、これを飯田方向に進みます。山本地区に入ると、新設された国道バイパスがあります。ここから東方向を見ると、山頂に何やら櫓っぽい黒い建造物が見えてきます。たぶん、アレが久米ヶ城だろうと見当を付け、幅広な真新しい道を道ナリに進んで行くと、果たして公園化されている久米ヶ城です。クダンの櫓も建っています。主郭には神社が祀ってあり、土塁跡が見られます。主郭の先には堀切らしき遺構も上から見えますが、ブッシュが凄くて、降りて行く元気なし。櫓に登ると、ほぼ360度の景観が広がり、飯田平や南アルプスなどスバラシイ景色です。これだけ景色が良ければ、いつものようにマッタ〜リしたいトコロですが、さっきの時間ロスが痛い。トットと帰ろうカイ。
↑ 久米ヶ城址、復元櫓 ↑ 久米ヶ城址、案内板
↑ 久米ヶ城址、復元櫓よりの眺め
  R153に戻り、飯田からは県道15号線などで松川町に出ます。ここから県道59号線で大鹿村に入り、ここからマタR152です。最初は幅広な道ですが、進むに従い車幅と同じくらいの狭い国道となり、分杭峠を越えてもマダマダ狭い道は続きます。それでも、旧長谷村の中心部に近付くと幅広な快適な国道になり、ムチをビシバシ入れたくなります。でも、スグに旧高遠町、ここからの道は要注意です。若いお兄ちゃんに、黄色い線を越えたと難癖を付けられ、青い紙にサインを強請られたコトがあるのです。もう、あれから5年も経過している、アッという間に年月も走ってしまう。それでも、道路の改修の度に、「黄色の線→白い点線」に道が変更になっているので有難い。こういう場所はムチをシッカリ入れて走ります。気が付くと、もう杖突峠です。ここからの諏訪に向かってのダウンヒルも好きな道です、殆ど黄色い線だけど。カーブの度に、目の前に諏訪盆地が目に飛び込んで来るのが、何んともうれしい。麓に着くと、もう16時半を回っている。こりゃぁ、ウカ・ウカしておられない。とても下道を走っていたのでは夕飯に間に合わない。ってんで、何んと諏訪インターから高速に乗ります。でも、この時間帯だと通勤割引の恩恵を受けられるのです。中央高速も長野県内は注意が必要です。これを知らないバカが2台も白い覆面パトに捕まっていた。流れに乗っていれば良いのに。って、自分にも言い聞かせ、ノンビリぬふわKmで巡航します。決して戦闘(もとい先頭)で走ってはいけない。それでも、所どころでムチを入れ、新馬の脚力を楽しみながら進みます。途中、勝沼インターで一旦降りてETCカードを交換します。勿論、快適にゲートは開閉してくれます。相模湖の手前から渋滞にハマりますが、ここから相模湖インターまでは目と鼻の先。余裕のヨッチャンでスリ抜けし、インターを降ります。ここでも通勤割引は有効で、ホンのちょっとした手間だけで、ズイブンと安くなる。諏訪〜相模湖間は100Km超なので、ETCを利用しても二輪で2650円ですが、HYD流の方法では、950円+550円=1500円と40%超の割引になります。ニコニコしながらR412を厚木方向に進みますが、観光シーズンなためか、メチャ混雑している。新馬に慣れていないのだが、無理してスリ抜けをしながら進みます。厚木からは長後街道ですが、やはり渋滞している。それでもキレずにガマンの子。ようやくに御帰館になったのは19時チョチ過ぎであった。夕飯にギリギリでセーフかと思いきや、新馬なのでキレイキレイするのに時間が掛かり、食卓につくと相方・娘は食べ終わった後。一人寂しく第3のビアーを飲むのでした。本日、680Kmはちょっと走り(はしゃぎ)過ぎだったかも。ヨォーッお疲れさん、チャンチャン
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