■   岩原城  ■
■期日 H19年9月22日(土) 【長野県】安曇野市(旧堀金村)・岩原城・堀金氏居館、
                                 (旧穂高町)等々力城
■ルート 戸塚自宅〜P22〜厚木C〜R412〜相模湖IC〜中央〜富士見T〜P17・R152
       〜白樺湖〜ビーナスライン〜扉峠〜P67〜松本C〜P57〜堀金〜P57〜松本C
        〜P67〜扉峠〜ビーナスライン〜白樺湖〜R152・P17〜富士見T〜R20〜韮崎C
        〜R52〜鰍沢T〜P9・R300〜本栖湖〜R139〜富士C〜P72・R469・P24・R246
         〜裾野IC〜東名〜厚木IC〜P22〜自宅
■コメント
 今月は3連休が2回もある。小学生と丸っきり同じで超うれしいのだが、果たして連休のご託宣は如何に? 前回の3連休の最終日は、晴れの筈が大雨と完璧に外れてしまいヒドい目にあった。それでも連休初日だけは降水確率10%で、2日目・3日目は40%以上と出たので、野駆けに出掛けることに決定じゃぁ。行き先は、検討・調査する時間が無かったので、以前行きそびれた安曇野周辺の山城に決定。松本周辺は石積みの土塁や石塁が多いんだヨネー、ビーナスラインも待っていてくれるし、秋の北アルプスの風情もオツだぁ、楽しみ・楽しみ。となりゃぁ、早寝・早起で4時チョチ過ぎには早くも出っ発。長後街道、R412と走り、相模湖インターから中央高速に乗ったが、まだ暗いヨー。サスガにメッシュのサマー・ジャケットでは寒く、防風のインナーを着込んで走ります。甲府昭和インターで降りると、「通勤割引、二輪」で800円なり。う〜ん、もっと早くETCを装着すれば良かったワイ。牛丼屋で「朝定食+牛皿」を平らげ、満腹状態でR20の下道をヒタ走ります。富士見町からは、ビーナスラインの前哨戦、超楽しい県道17号線を全速力(ヲイヲイ、下道だっちゅうの)で走り、R152で白樺湖です。ここからは雲上の垂涎の道、いつものように富士見平までは足馴らし。ジョジョに気がハヤって来て、その後はヒタすらムチを入れたことだけを覚えていて、それ以外の記憶なし。気が付いた時は扉峠である。ここから県道67号線で入山辺に降り、松本市街に入ります。R19と県道57号線で旧堀金村に入り、「ほりーでーゆ四季の郷」の標識に従って進み、ウェストン像を過ぎると、山の端に山神社(但し、名称に関する表示は一切無しのアヤシゲな神社)があります。隣接するトイレ脇の駐車場に鉄馬を停め、イザ古城山の岩原城へ進軍。神社の裏側の沢筋に登山道があり登ります。いたる所に「入山禁止、罰金50万円」の張り紙がしてある。う〜ん、マツタケでも取れるのであろうか、それにしても数が多いので興醒め。沢筋の道はすぐに途切れてしまう。左側の尾根筋に出る道がある筈なんだが...、とウロウロしたが道は見つからない。しょうがない、ものすごい急斜面ではあるが、ケモノ道を頼りにアエギ・アエギ登ります。尾根に出ると上へ続く道があり、「ホッ」となります。ここにも「入山禁止」の張り紙がアチコチに。尾根道をドンドン登って行くと神社から15分で小さな堀切が出現。「やったネェー、もう城域に着いたゾィ」と喜んだのもツカの間、まだまだ尾根道は続きます。幾つかの堀切を過ぎると、連続した段郭。数も随分多い。中には石積みで補強された段郭もある。一つ、二つと数えていたのだが、途中で忘れてしまった位である。そう・こうしている内に、ようやく土塁が僅かに残る主郭に到着。山神社から休み無しで23分も要している、う〜ん疲れた筈である。下界の眺めがイマイチではあるが、涼しい風に疲れも吹っ飛ぶ。更に進むと、大きな堀切があり、次いで2重の堀切となっている。この先には遺構はなさそう。主郭に戻り、先ずは倒れている木碑を立木に立掛け、記念撮影をパチリ。しばらくマッタ〜リしたところで下山です。先ほど数え忘れた段郭の段数を数えるが、大きいのも・小さいのもあって、10以上はあることは確実ではあるが、正確な数はである。竪堀も多く、なかなかの遺構が残る城である。

■36°18′34.4″−137°49′52.2″、神社からの比高は231mです。
岩原城址、多段の段郭跡(一部石積み) 岩原城址、土塁の残る主郭跡
岩原城址、石積みで補強された堀切跡 岩原城址、主郭跡
岩原城址、主郭の虎口跡 岩原城址、主郭よりの眺め
岩原城址、麓の山神社 岩原城址、遠望
 続いて県道57号線で旧堀金村役場に戻り、西側200mの所にある諏訪神社に。さらに西200m行くと、右(西)側に低い石垣を廻らした個人の大きな屋敷があります。この屋敷周辺が堀金氏居館跡です。屋敷内には、空堀と土塁跡が残っています。裏側の畑地には折のある土塁が残っています。敷地内に倒れている木碑もあったが、個人の屋敷内なので、立て掛けてはしてみたが...。
堀金氏居館址、折のある土塁跡 堀金氏居館址、真ん中の屋敷内
  今度はR147で大町方向に進み、大王わさび園の標識に従って進むと、旧穂高町の史跡でもある等々力家屋敷の前に。ここは本陣跡でもあるが、さらに昔は等々力城でもある。屋敷前にわさび畑や東光寺があるが、これらもナカナカに雰囲気がある。だが、遺構は土塁跡が残る程度かも。
等々力城址、等々力家住宅 等々力城址、等々力家住宅の遠望
  朝方はあまりの寒さにジャケットの下に防風のインナーを着たものだが、昼過ぎということもあり、薄着でもメチャ暑い。さすがに朝飯をシッカリ食べた(正しい日本語では食べ過ぎと言う)ので、まだ・まだ腹は減らないがR147沿いにラーメン屋の看板を見た瞬間、パブロフの犬になり駐車場に鉄馬を進めている。ここでも「ラーメン+餃子(さすがに+ライスは無し)」をシッカリ完食。これだけ食べれば、次の戦も大丈夫だろう。うそ、〜んな訳はない、メチャ食べ過ぎたぁー。食べてから本日のメインであった中塔城を攻めるツモリだったのだが、暑さと超満腹で「動きたくない症候群」に陥り、モチベーション急低下。腹ゴシラエをしてから、のツモリが逆に動けなくなるとは...、アァーッ情けねぇー。逆にビーナスラインをもう1回攻めようという下心の方が強まり、県道67号線を駆け上がって扉峠に。ここからは2回目の雲上の散歩(ウソ、爆走)を楽しむのでした。白樺湖から富士見町に降り、R20をチンタラ東下して韮崎に入ります。ここからR52を南下し、県道9号線とR300で本栖湖に進み、R139・県道72・24号線で裾野インターに。ここから早々と東名に上ります。なぁーんと言っても、通勤割引という強ぇー味方がいる。いつもの御殿場インターから入らなくても、安く通行できるのダァ。で、連休中なのに渋滞にも遭わず厚木インターに。ETCゲートが開いて、「割引700円、二輪」の表示が出てくる。う〜ん、もっと早くETCを取り付ければ良かった(くどい!)。でも、長後街道が渋滞しておりイライラがつのります。先週、青切符を切られているので、ガマンの子でチンタラ走り、18時チョチ過ぎにご帰館。本日惜しくも600と1Km、ピッタリ賞は逃がしたが、ヨッお疲れさん。次は食べ過ぎないでネ、チャンチャン。
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