■   丹生城  ■
■期日 H19年54日(金)祝 【群馬県】富岡市・内匠城・宮崎城・丹生城
■ルート 戸塚自宅〜R1・R16〜入間C〜P30〜小川T〜R254〜佐久C〜R141
         〜須玉IC〜中央〜相模湖IC〜R412〜厚木C〜P22〜自宅
■コメント
  大型連休の前半は飛騨へ帰省して百姓仕事、後半は野駆けと下駄箱製作にイソしむ計画である。でご託宣を仰ぐと4・5日はらしい。よっしゃあ、出掛けるゾイ。連休前に鉄馬の前足(フロントリム)を治しておいたので、楽しみである。とにかく違う鉄馬かと思う位に安定性が高くなっている。で、4時半に起き出し5時半前には出っ発。保土ヶ谷バイパスを(皆さん、この道路は高速道と勘違いされておられる、当然流れに逆らわないために)ヌフワKmで巡航し、信号の多いR16相模原を抜けます。ところが八王子に入った辺りから、鉄馬の機嫌が悪くなった。以前にも多発したアイドルでのエンストと荒い鞭サバキでのエンストが頻発したのであった。交差点で、信号が青になったトタンにダッシュするつもりが、あえなくエンスト。これって気分がブルーになるだけでなく、後続車が突っ込んで来るので危険が危ない。しょうがないので少しアクセルを吹かしながらの信号待ち。ダッシュも出来なく、ソロリ・ソロリとした発進を余儀なくされる。う〜ん、ストレスが溜まるーぅ。もう戻ろうかとも思ったが、まだ厩舎はオープンする時間ではない。しょうがない、このままダマシ・ダマシ行くかぁ。と県道30号線、R254と進み、富岡市に入ります。R254の富岡バイパスから県道46号線を南下し、「内匠」の信号を過ぎて丘陵を巻いている道の真ん中辺りに、丘陵上に登る道が見えてくるので、右折(南西向き)して道なりに進みます。すると高速の上信越道を跨ぐ道に出ますので、これを渡り高速道の反対側へ。ここは、もう内匠(たくみ)城の城域です。ズイブン幅広で深さもある空堀が出迎えてくれます。堀底道を進みウロウロすると小さな稲荷神社があります。どうやらここが主郭らしい。土塁も残っています。幾つモノ郭が畑や竹薮として残っており、結構広い城域であったと思われる。

■36°14′05.1″−138°54′45.5″ とGPSはハジき出しました。
内匠城址、主郭跡
内匠城址、入口の空堀跡
内匠城址、副郭と土塁跡
  内匠城の場所をWebで調べていた時、富岡市役所の北側に「城山公園」なるモノが表示されていた。イロイロ調べても城址とリンクしないが、まぁ行ってみようと決めていた。で県道10号線で近くまで進み、山スソの「セレモニーホール好霊」脇に公園の駐車場があり、ここに鉄馬を留めて山道を登ります。10分ほど登るとそこには民家が。ゲェーッ、舗装道があるじゃん。ズイブンと損をした気分。下から見た時に、雰囲気が全く無い山容だと思っていたが、やはり城とは無縁の山のようだ、さらに損をした気分に、ガックリ。でも伐採がされており、富岡市内の俯瞰と上州の山並の景観はスバラシイです(負け惜しみではありません、キッパリ)。この後、R254をさらに進み、「神農原(かみのはら)」信号を北上し、河岸段丘の上の宮崎地区に入ります。富岡市立西中学への看板を頼りに、中学校に進むと、校庭前に宮崎城の案内板が立ってます。どうやら郭や土塁・堀などは中学校の建設や農地化で無くなったようだが、物見櫓跡などはまだ残っているようだ。が、「校舎内への無断侵入はただちに警察に通報する」の文句にビビリ、ウロウロするのは止めた。HYDは軟弱なのである
富岡市城山公園よりの眺望
宮崎城址
 続いて、県道199号線で上丹生地区に入ります。県道46号線沿いに丹生公民館への標識があるので、まずは公民館へ。公民館には付近の案内図が立っている場合が多いのです。で、思惑通りに付近の案内図がありました。目標は丹生城でしたが、案内板には丹生東城の表示もあります。コレはありがたい、ココも攻めてやろう。さらにありがたいのは、公民館の横に「丹生城への見学コース」なる標識と登山道があるのです。で、この整備された道を登ります。登山道の左右に墓が多く、このため道が整備されているようだ。登り始めてすぐに二の丸跡が現れます。コレは簡単に攻城できそう。その後、堀底道が現れますが、ナカナカ主郭に到着しません。15分ほど登ってようやく主郭下の切岸に着きました。主郭脇には幅広で深い横堀があり、井戸・堀切・土塁・幾つもの郭が残存しています。主郭下には城域の説明図が立っています。これによると、馬出も残っているらしい。その場所はというと、どうやら墓場である。頭の中は「」となってしまった。オカシイ、麓からこんなに遠い所に墓地が有るわけは無い。で、その場所に降りてみて、ようやく納得。近くに寺(後から調べると、金乗寺)がある。この寺から登れば簡単に攻城できそうです。でも、城域をくまなく探索したい方は、公民館から登った方が良いかも(これも負け惜しみではありません、キッパリ)。
丹生城址、堀底道
丹生城址、公民館横の登り口
丹生城址、主郭下の井戸跡 丹生城址、主郭横横堀跡
丹生城址、主郭跡
丹生城址、主郭下の郭跡と三日月岩
丹生城址、主郭下の案内板
 さぁてとぉ、ついでだぁ丹生東城を攻めてみよう。で案内板の地図に書かれた場所へ行ってみるが、周りは大規模な農地化の工事中である。しかも砂利道で、鉄馬でウロウロ出来るような道ではない。グルグル回ってみたが、特に標識もなさそう。という訳で、丹生東城は今度ネ(これは負け惜しみ)。R254に戻り、内山峠へ進みます。途中、恐ろしく遅いトラックが前方を塞いでいる。黄色い線が、白い点線になったとたん、グィーンと抜き去り進むと、後からアブナイ四輪が接近してきます。どうやら覆面らしい。当然、先に行かせて、後について走ります。が、オカシイ。グングンとスピードを上げて行くではないか。ピッタリとくっ付いて走ると、ぬあわKmで巡航している。覆面ではなく、一般道と高速道の区別がつかない、ただのバカのようである。で、後にくっ付いているのもバカ。あっという間に佐久市郊外となり、さすがに車と信号が多くなり、この四輪とはオサラバ。今度はR141で韮崎方向へ進みますが、連休中ということもあり、交通量が多い。大人しく走れってコトね。で、のんびりR141で野辺山・清里と進みますが、時間とエネルギーが無くなった。しょうがない、須玉インターから中央高速に入ります。まだ連休の大渋滞の時間には早いらしく、さほど渋滞せず相模湖インターで降ります。でもココからは結構な渋滞。ズイブンと時間とエネルギーを費消して厚木市内に。ここから長後街道を進み、18時チョチ過ぎにご帰館。ゆっくり愛馬の世話をしても、余裕のヨッチャンで晩飯前に風呂に入り、冷たいビール(うそ発泡酒)で喉を潤すのでした。本日410Km、さほど走っていなかったが、愛馬の調子が悪く、精神的に疲れたワイ。
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