■   武州・山田城  ■
■期日 H19年2月11日(日) 【埼玉県】滑川町・山田城・山崎城・泉福寺館・三門館・羽尾館
■ルート 戸塚自宅〜R1・R16〜入間C〜R299・P30他〜滑川T〜P30・R299他〜入間C〜R16〜相模原C〜R129
        〜厚木IC〜P22〜自宅
■コメント
  1月初めから丸1ヶ月間、ツーリングに行っていない。鉄馬での攻城に飽いたわけではなく、体調をもう少し回復させてからという思いが強かったためである。体調の方はまだまだであるが、シビレを切らして出掛けることにした。それでも体をイタわり、近場の武蔵野国は滑川を攻めることにした。会社に入社して2年目の時には、東武東上線沿いに住んでいて、土日などに森林公園へ出かける家族連れとスレ違いの生活をしていた。片やピクニック、こちとらぁは休日出勤、ウラヤましかった。それで、とうとう森林公園には行けずじまいであった。この35年前のウラミを返そうという訳である。で、R16を走り、県道30号線などで市内に入り、各所にある国立・森林公園の標識に従い、南口に到着。さぁてとぉ、鉄馬をどこに停めようかしらん。公共駐車場は、鉄馬250円・四輪600円であるが、近くの民間駐車場は、四輪200円が相場である。ということは、鉄馬はもっと安いだろう、という訳で親切そうな顔の管理人の所に、100円で停めます。この駐車場から3分ほどで公園の入り口です。そばの大きな園内案内図を見ると、山田城址・山崎城址の2ポイントがシッカリ書かれている、これは楽勝じゃワイ。400円を払って公園に入り、先ずは南口から3、4分の山田城から攻めます。傾斜のある郭内には土塁が残されており、幾つかの虎口も残っていますが、全てが当時のものかは「」です。空堀もグルリと残っていて、ナカナカの雰囲気がありますが、難攻不落という雰囲気ではありませんナ。比高も低く、周りの景色もNGです。
 今度は同じ公園内の山崎城を攻めますが、途中に案内図はないので、入り口の案内図に書かれていた城址脇の「花木園」を目指して進みます。「花木園」は近づいて分かったのですが、大きな梅園でした。今年は前代未聞の暖冬で、ちょうど見ごろの梅花にレンズを向けているジジィ・ババァが多いのにビックリ。こういう公園は、「家族でピクニック」のイメージが強烈なのですが、どうやら昨今は定年退職組が、こういう所で楽しんでいるようである。そういう雰囲気の中で、梅の花には見向きもせずに、ひたすら花木園の丘上を目指して進みます。すると空堀と土塁が出迎えてくれます。しかも、この土塁・堀は長大である。というか、地形的に不自然に長大でさえある。どういう目的であったろうか。虎口跡らしき場所もあり、天気も良いし、梅の花は満開だし...で、しばしマッターリ
 せっかく400円也で入園したが、ソソクサと出口に。しかし、この公園はデカイ。南北方向では5Km以上はありそう、クレグレも中央口や北口から入園することのなきように。次いで、和泉地区に入り、埼玉森林病院の北西800mほどの所にある小さな泉福寺に。墓地前の駐車場に鉄馬を停めます。小さな寺ですが、遠くからでも墓地が見えるので難なく現着できます。この寺の裏山が泉福館で、寺の横に竪堀と空堀跡が残っています。でもそれ以上のものは見当たらず。
 次いで、鉄馬を寺に預けたまま、寺から見て東側にある丘陵に向かいます。遠くからでも土塁跡らしきモノが見て取れますので、迷わず進むと、ピンポーンです。一直線の空堀・土塁跡があります。ズンズン進むと竪堀跡も。さらに進むと、八宮神社に出ますが、この神社の案内板には、神社と城址とは別物であると書かれていますので、境内は城域ではなさそう。
 トントン拍子で4城を攻城、余勢を駆って羽尾地区に入り、滑川町役場の南500mほどの所の羽尾神社に向かいます。この境内が羽尾館跡ということですが、堀跡と思われる遺構があるくらいで、他にはなさそう。で、最後に鳥居を背景に鉄馬の勇姿を撮ろうとして、デジカメがエラー表示を発した。何ナニ、「メモリーが異常です、初期フォーマットをしなさい」とな。「えェーい、そんな脆弱に育てたオボエは無いゾ」とON−OFFを繰り返しても、これまで撮ったモノさえも再生できず。 ということは、これまで撮ったモノは全てパァーということネ、ガックリ。予備のメモリで羽尾館だけは撮り直したが、もう気力エナジーはゼロになってしまった。「エェーイ、日はまだ高いが、ゲンが悪い、もう切り上げじゃぁ」
羽尾館跡、堀跡?
 という訳で、来た時と同じ道をトボトボ(ウソ、鞭を入れて)帰るのでした。途中、パトカーも救急車も未着の交通事故(しかも人身、グッタリしていたが、大丈夫だったかしらん)直後の現場に遭遇したりして、渋滞にもハマったが、まだ日が暮れない16時半に、ご帰館。本日、オール下道270Kmでした。それでも、かなり疲れているところを見ると、まだまだ本調子ではなさそう、要注意ネ。無理しちゃダメダメね
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