■   宇津山城  ■
■期日 H19年1月8日(月)祝 【静岡県】湖西市・宇津山城
■ルート 戸塚自宅〜P22〜厚木IC〜東名〜沼津IC〜R1〜浜松C〜R301〜湖西C〜浜松C
        〜R1〜沼津IC〜東名〜厚木IC〜P22〜自宅
■コメント
 昨年の10月初めから長い間、ツーリングに行けなかったし、城址探訪も出来なかった。これにはイロイロ理由があるのだが、一番の理由はこれもイロイロあって、実親にも内緒にしていた。実は出張から帰ってから3Wほど入院していたのであった。開腹手術で胃を2/3摘出、退院後も3Wほど自宅療養し、会社に復帰したのが12月初めであった。当然、こんな経験は過去にはない。勿論、精神的にも肉体的にも出掛けられる状態では全くなかったのだが、正月が明けてから、ようやく行ける状態になった。で、久方ぶりの攻城に出掛けた次第である。復帰後の第1戦は、遠江の幾つかの未攻城の城である。例によって、朝早く起き出すつもりだったが、やはり起きられなかった。5時過ぎに起き出すテイタラク。出っ発は6時半過ぎである。当然、長後街道も混み始めていて、いつもより時間を要して東名・厚木インターに。ここから沼津まで一っ飛び。沼津からはコクイチをチンタラ(ウソ、それなりに)西上です。幾つかのバイパスを通り、浜名湖バイパスを過ぎた所で湖西市のR301に入り、浜名湖岸を北上します。県道331号線との交差点(「太田」信号標識)で入出地区に向かい、湖方向を目指します。この地区には、根小屋・的場などのワクワクする地名が残っています。途中に一方通行路があり、行くのが面倒ですが、突端に近いところに正太寺(バス停もあり)があり、寺の上側の山上に分譲墓地があります。墓地までは急坂ですが、鉄馬なら難なく頂上までOK。頂上には、宇津山城の説明板が立っています。見晴らしも良さそうなのですが、あいにく雨が降り始めました。「どうなっとるんじゃぁ、気象庁。降水確率10%はどうした!」とボヤいてもラチがあきません。冬型の気圧配置では、一般的には太平洋側は晴れるのですが、風向きによっては、雪の通り道で雪/雨が降ることがよくあります。望天観測からも上空は雪雲ですので、この考察に間違いなさそう。でも原因が分かってもしょうがない。その上、止む雰囲気は全く無く、逆に強くなるばかり。急いで城址散策順の路案内に従い城域を足早にウロウロ。石積みで補強された土塁が長々と残っているのは圧巻ですが、コノ雨ではネェー。土塁・虎口・空堀や井戸跡もシッカリ残っており、後髪を引かれながら山を降りるのでした、残念。

■雨でGPS計測せず。
宇津山城址、石積みの土塁跡 宇津山城址、石積みの井戸跡
宇津山城址、石積みの虎口跡 宇津山城址、案内板
  湖を眺めるも、次の攻城先もやはり雪雲の中。これじゃぁ無理だっちゅうの。まぁ、病み明けだから無理することもないヤ、キッパリ諦めることに。で、能がなく来た道をそのまま戻ります。体力は入院前に戻っていたつもりだったが、やはりマダマダのようである。遠回りした訳でもないのに高速道路上で、疲れがドッと出てしまい、半分眠ったような感じで走行。中井PAがあと1Km先であったら、事故っていたなぁ、確実におーっ怖っ。で、中井PAで疲れをとり16時には、早々とご帰館。サスガに普段の攻城では、相方は何も心配しないのだが、今回だけは心配してくれたワイ、ありがとうネ。本日ちょうど500Kmとキリが良い数字であった、ヨーッお疲れさん。っつうか、まだ無理しちゃダメダメ
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