■   深見城  ■
■期日 H18年9月17日(日) 【神奈川県】大和市・深見城
■ルート 戸塚自宅〜P22〜長後〜R467〜大和C〜R467〜長後〜P22〜自宅
■コメント
 私には鉄馬のお師匠さんが居るが、その方はアマ無線にもアクティブであるが、鉄馬の方はさらに輪を掛けてアクティブである。そのお師匠さんが、単身赴任の無聊を紛らわすためか、どうかは分からないが、イキナリの突然に、新馬を購入するという。勿論、「山内一豊の妻」式で駿馬を入手する訳ではない。全くの反対の奥さんをだまくらかして「逆・一豊の妻」での入手である。スデに駿馬を何頭も持っているのに、何と酔狂なことヨ、と呆れてもいる。新馬は、我が鉄馬の2倍の排気量であるから、超大型の馬で、馬力・トルクとも溢れんばかりである、う〜ん、羨ましい。で、今日はその新馬の納車に付き合うことにした。下野の小山市から、わざわざ相模の大和市まで購入しに来るには訳がある筈、イロイロ興味津々なのである。原付駄馬(新馬のそれの、1/25の排気量)に跨って、R467を北に向かい、R246と交差してスグのところに、ショップがあった。店長とのヤリトリから、アフターフォローに力を入れていて、固定客が多い雰囲気の良い厩舎であると判断。ところで、納車というのはワクワク・ドキドキするものである。後から思うと、その納車時に記念写真を撮っておけば良かったワイ、と思うばかりなのである。そこで、今回の出張りである。ニコニコ顔のお師匠さんと新馬をバッチリとパチリ。
 さぁてとぉ、大事な用件は済んだ。次は何をするかというと、近くの城の攻城である。実は、ショップの場所を確認するため、小田急線鶴間駅の近くのWeb地図をナガめていると、R246山王原交差点近くに城山史跡公園の表示があるのを見つけた。当然、帰りがけの駄賃で、何ら事前情報も持たないで攻城開始。どういう城か分からずに攻めるのも面白いモノである。ただ、喧騒のニーヨンロクそばの公園である、遺構は無いのが常識であろう。で、R246とR467が複雑に絡み合う道の東側に行ってみると、周りは鬱蒼とした雑木林で、寂しい場所で、とても公園と呼べるモノではない。雰囲気がある場所に行くと、縄張り図が書かれている深見城の案内板が立っていた。フムフム、深見城というらしい。案内をシッカリ読んでから、遺構の内部に侵入。蜘蛛の巣が多く、ウッカリしようものなら、顔にベッターリと糸が引いてしまう。たまらず、棒切れで巣を払いながら進みます。すると浅いがシッカリ空堀が確認できるではないか。「お〜っ、こんな都会の中に」と声を上げずにはいられなかったワイ。案内板に書かれていた、2箇所の虎口・土橋の他、馬出、土塁なども残っています。それにしても、50mも離れていない2つの虎口とは、どういう意図だったんでしょうネ。デジ写真をパチリ・パチリしたが、「台風接近中で今にも雨が降り出しそう+ウッソウとした雑木林」で、うまく撮れたか心配(どうやら心配は的中してました、残念無念)。蜘蛛の巣を払いながら、アチコチ探索するも、今度は蚊の大群に狙われてしまったので、途中でギブアップ。史跡公園というと、整備され過ぎて遺構が消失しているパターンが殆どなのだが、ここに例外があったのはうれしい限りである。このまま遺構が残ってくれることを祈って退散です。
深見城址、堀底道(天竺坂)
深見城址、土橋・虎口跡
深見城址、空堀跡 深見城址、案内板前にて
 続いて、隣の綾瀬市早川地区の城山公園(早川城)を攻城するつもりであったが、台風の影響で雲行きが超怪しいので、今回はパス。来た道をそのまま、駄馬で駆け戻って、雨に濡れずにご帰館。40Km強のプチプチ野駆けでした。
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