■   滝の城  ■
■期日 H18年1月9日(月)祝 【埼玉県】朝霞市・岡城、志木市・柏の城、
           富士見市・難波田氏居館、所沢市・滝の城、狭山市・柏原砦
■ルート 戸塚自宅〜横新・第3京浜〜玉川IC〜駒沢通・環7・R254朝霞C〜R254
        〜富士見C〜R463他〜所沢C〜P6他〜狭山C〜R16〜相模原C
         〜R129〜厚木C〜P22〜自宅
■コメント
 気象庁のアホは3ヶ月の長期予報で、「今年は暖冬」などとホザいていたが(サスガに途中で修正)、HYDはある種の経験+勘で、昨年10月から豪雪・寒冬を予想していたのである。しかし、この予測は外れて欲しかったワイ。殆どの地区で、とんでもない積雪量を記録し、平均気温も極端に低く、死者が数多く出ている。各地で市民生活も満足に送れない状況がいまだ続いている。HYDも正月休みは連日の雪降ろしで、アッという間に消え去り、沢山の疲労感だけ残ってしまったワイ。まだ1月も中旬、これから2月中旬までは、まだまだ沢山雪は降るのである、超心配。で、正月休みを5日連続の雪降ろしで全体力を使い果たしてしまったのか、1月5日から久し振りに風邪でダウン。鬼のカク乱というなかれ、自身も記憶にないほど3日も寝入ってしまったゾイ。それでも、腰が痛いくらいに寝てばかりでは、コトは始まらない。よし、まだ本調子ではないが、三連休の最後の日は野駆けで鬱を散じよう。ってんで、今回は近場を散策することに。いくらなんでも東京は近すぎ、ということで、隣の埼玉へ。30年以上も昔の独身寮時代に住んでいた懐かしい志木・朝霞中心の攻城である。まず川越街道で朝霞に入り、岡地区の東圓寺そばの、その名も「城山通り」を走って、黒目川沿いの城山公園へ。この公園一帯が岡城の城域である。駐車場に駒を停め、20m位の比高の丘上へ登って行く。公園化されているので、遺構は少ないかも、と思っていたが、折が入った空堀が出迎えてくれます。この堀で区切られた主郭・二の郭・三の郭が分かり易く、結構眺めも良いです。笑えるのは「公衆トイレ」です、見落とし無く。
岡城址、主郭址 岡城址、主郭脇の空堀址
公園内のトイレ 黒目川と岡城址遠景
 朝の日差しの公園の中で、実にマッターリしてから、隣の志木市へ。柏地区の志木第三小学校へ向います。志木小学校からさほど離れていない所に、柏の城があった第三小学校は在り、急激なベッドタウン化が見てとれます。当然、学校敷地化・宅地化で遺構は見当たらず、校門前の木碑と案内板だけが寂しく立っています。それでも、すぐそばに柏の城・大堀跡への案内標識があり、これに従って進むと、堀跡(残念、フェンスで囲われていて中に入れず)らしき林が残っています。
柏の城址、大堀址 柏の城址、第三小学校前の木碑
  次いで隣の富士見市に入り、R463を東に向って走っていると難波田城への標識が出てくるので、これに沿って難なく難波田氏居館へ現着。ここも公園化されており、公園の端っこに立派な古民家群(もしかして、これがメインかも)も建っています。公園への整備が進み過ぎて、ナカナカ当時の雰囲気は伝わって来ませんが、丁寧・詳細な案内板の数々には敬服。
難波田氏居館址 難波田氏居館址
  R463に戻り、今度は西に向って走ります。所沢インターの所で南側に入り、県道179号線でその名も「城」地区に。すると「城」というバス停の横に城山神社への大きな標識が出てくるので、これに従って進むとすぐに神社境内へ。この境内一帯が滝の城の城域です。深く、幅広な空堀がよく残っており、土塁もシッカリ残っています。主郭には立派な城山神社が建っており、ここからの武蔵野丘陵の眺めは です。二の郭は小さいですが、雰囲気プンプンですヨ。
滝の城城址、主郭の土塁跡 滝の城城址、二の郭と土塁跡
滝の城城址、二の郭脇の空堀跡 滝の城城址、主郭跡
  今度は県道7号線等で狭山市に入り、県道260号線で柏原地区に入ると、特に目印になるようなモノはありませんが、畑の中にそれらしい雰囲気の小丘が入間川側に見えてきます。近付くと、長い空堀がハッキリ分かる柏原砦跡です。丘陵の端に位置しており、入間川側の低地帯(こちらは住宅街)とは比高50m位はありそう。土塁・空堀・虎口が良く残っていますが、雑木で眺めはイマイチです。
柏原砦址、虎口のある主郭跡 柏原砦址、主郭脇の空堀跡
柏原砦址 柏原砦址、遠景
  さぁてとぉ、まだ14時過ぎで日も高いのだが、病み上がり(というか、まだ頭と節ブシが痛い)ではある、ソロソロ帰ることにしよう。R16に出てしまえば、いつもの渋滞道をダラダラと走るだけである。途中、腹が減った鉄馬に好物のガスを呉れてやったが、何と17Km/Lの低パフォーマンス。ヲイヲイ、最高で30Km/Lを超えていて、これまで20Km/Lを切ったことがなかったのに。どっか痛いところでもあるのかしらん、と愛馬に語りかけるが、何の返事もなし。昨日、熱が有るのに寒い中でエアー・フィルターを交換して、今日の燃費向上が楽しみだったのに、グッスン。結局2時間ほどもチンタラ下道を走って、無事ご帰館。相方、あまりにも早い帰館でアタフタと夕食の準備開始。時間がタップリある分、丁寧に鉄馬の面倒をみてあげ、本日の野駆け終了。本日僅か200Kmのプチ・ツーでした、チャンチャン
★ ホームページのトップへ