■   刑部城  ■
■期日 H18年3月5日(日) 【静岡県】浜松市・頭陀寺城・鴨江城・堀川城・
                           刑部城・志津城
■ルート  戸塚自宅〜P22〜厚木IC〜東名〜沼津IC〜R1〜浜松C〜R257他
       〜旧細江〜P320他〜村櫛〜R1〜沼津IC〜東名〜厚木IC〜P22〜自宅
■コメント
  金曜の夜は呑み過ぎて、土曜は朝から頭がフラフラである。当然出っ発は見送り。で、日曜の天気にに期待し、ご託宣を待つと、何と全国的に のようである。しかも暖かくなるというから、土曜はイソイソと早寝するのでした(ウソ、21時の願望が23時を大きく回ってしまった)。土曜は久し振りにアマ無線用のアンテナを製作した。アンテナ自体は思いの外に簡単にできたのだが、アンテナ測定器を壊したため、この修理に時間を要してしまった。それでも日曜は珍しく目覚ましが鳴る前に起き出し、準備を進めて6時前には出っ発です。日曜で朝も早いから、長後街道は空いていてストレス無し(というか、気分はハイ)で厚木インターへ。ここから高速を利用します。そう、今日は遠江を攻めるつもりなのです。日中は暖かくなるというご託宣であるが、さすがに朝も早いし、高速(ぬうわKm)で風を切っているものだから、「超寒っぶー」。御殿場で降りるツモリだったが、そのまま駆け抜けて沼津インターで一般道のR1に。一般道とはいうものの、つい最近まで有料道路であったバイパス道が多いので、60Kmで走るバカは少ない。それでもゼロではないので、所ドコロ大名行列の態になっている。しょうがない、こういう時はすり抜けである。と、遵法精神を忘れている内に9時には、浜松市に入ってしまったワイ。先ずは、途中からR150で市内に向って走ると頭陀寺町に入る。すかさず、ご通行中の皆さんにお聞きし、ウロウロして頭陀寺に現着。その昔、頭陀寺城であった場所であるが、事前情報で遺構は無しなので、今度は南200mほどの所にある第一公園へ移動。ここに松下嘉平治屋敷跡の石碑が立っていて、案内板をフムフムしてから記念撮影をパチリ。
頭陀寺山門 松下嘉平治屋敷跡の石碑
 R150からR152に移り、浜松駅近くを過ぎてから今度はR257で南下します。「伝馬町」の交差点を右折(西折)し、1Kmも走らない内に朱色の鴨江寺(鴨江観音)に到着です。ギラギラした朱色で、古色蒼然の雰囲気は一切排した寺ですが、ここが鴨江城のあったところ。当然、遺構は無い(筈)です。
鴨江観音寺山門
 今度はR257を北上します。ドンドン進むと広大な三方ヶ原地区に入りますが、このどこか(or アチコチ)で徳川軍と武田軍が激突したんだヨなぁ、といつも思うのですが、如何せん三方ヶ原は広過ぎます、特定出来んワナァ。などと思いながら進んでいると、三方ヶ原墓園の駐車場の脇に大きな石碑を発見。どう見ても三方ヶ原ナントカ・カンタラと書いてあるように見えた。で、急いで手綱を引いて、少し戻って石碑を見てみると「古戦場の石碑」ではないか。う〜ん、いつもながらの動体視力の素晴しいコト。「ん、ちょっと待てヨー」、何度も通った道なんだが、今まで見つけられなかったのは、最近出来たモノなのかしらん。どうやら、かなり昔に建てられた石碑である。う〜ん、動体視力もかなり落ち目、最近老眼の度も進んだワイ、などと上げたり・下げたりしながらR362に入ります。途中から立派な旧細江町役場前で、交通量の割と多い道を走り、700m程走ると道路端に堀川城址の石碑が立ってます。案内板もあり、フムフムと読んでから周りを見回すと、回りは畑と田んぼバカリで、どうやら遺構は無さそう。石碑の横にオドロ・オドロしい首塚があります。この中に2000人ほどのナデ斬りされた首が埋まっているのネ。と言いながら辺りをウロウロ、祟りが怖くないのかヨー。
三方ヶ原古戦場、石碑
  少し引き返して、県道262号線で浜松市内に向けて進み、落合橋を渡ったところの左(北西)側の崖下で鉄馬を停めます。この崖上が刑部城、でも三方ヶ原決戦での刑部城とは別物らしいです。崖下には案内板が立ってます。登り口を探そうとウロウロすると神社があり、その横から上へ登れそうです。太い竹薮に難儀して進と、曲輪内に深〜い円形の井戸跡が。かなり古そうですが、殆ど埋まっていないのがチョチ変である。でも誰が何のために掘ったのかしらん。さらに曲輪址を進むと、また円形の井戸跡のようなものが2つ。これも深〜いですが、この2つはあまり古くはなさそう。足場が悪いので、怖くて穴に近づけられない。落ちたら誰も助けに来ないゾ。本郭と思われる所には土塁跡が残っていますが、竹薮が凄くてデジカメ写真で撮っても、何を撮影したのか意味不明の写真に。当然見通しも悪いので、さっさと戻りますが、例の謎の深〜い穴に気い付けてネ。
堀川城址、石碑
刑部城址、堀切跡 刑部城址、井戸跡?
刑部城址、県道沿いの案内板
  続いて県道49号線・320号線等と走り、館山寺を過ぎて村櫛地区に入ります。イヤでも浜名湖頭脳公園への標識が眼に入るので、コレに従って進み頭脳公園の入口近くに。すると道端に石津古城の石碑が立ってます。ここも事前に「遺構は無し」の情報があるので、記念撮影のみで次へ。
石津城址、石碑前にて
 それにしても快晴+気温も高い、天気が良すぎるワイ。とまれ、せっかくの好天気である、イキナリの突然に「野駆けを楽しむモード」に移行じゃー。となれば、どこを走ろう。とりあえず野駆けコースの思案をしながら浜名湖を南下。でも良いプランに仕上がらない。しょうがない、海岸沿いのR150でも走ってみよう。と、面白くも可笑しくもないコースになってしまった。この道路は海岸沿いではあるが、海は殆ど見えないし、何より黄色い線ばかりの道なのである。それでも好天気に合わせて気分もハイになり、ジックリ野駆けを楽しみます。相良に入ってからはR473で北上開始。牧の原台地のワインディングを楽しみながら金谷手前の、大井川や島田市内を大きく俯瞰できるビュースポットで遅めのコンビニ昼飯・摂取。素晴しい景色を独り占めしながらの昼飯は格別。一服してからR1バイパスに入り、後はひたすらコクイチを東下。沼津からは高速に乗り、厚木インターで降りて長後街道でご帰館。寄り道した割りに、あまり休憩を入れなかったためか、日が沈まない内に早く帰れたワイ。鉄馬の世話をしてあげて、熱〜い風呂にジックリ入り、ビアーの準備完了。家族揃っての「いただきまーす」で、ゴング開始「ふーっ、う〜んめぃ」、ビールを鯨飲したのでした。本日540Km(この内150Kmほど高速利用)、よーっ・お疲れさん。
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