■   檜原城  ■
■期日 H17年7月16日(土) 【東京都】八王子市・浄福寺城、あきる野市・戸倉城、
                            檜原村・檜原城
■ルート  戸塚自宅〜P22〜厚木C〜R412・P63・P65・M47〜八王子C〜M61・M32・M33
        〜檜原V〜M206〜奥多摩湖〜R139〜大月C〜R139〜山中湖〜R138〜須走
         〜P151〜御殿場C〜R246〜伊勢原C〜P22〜自宅
■コメント
 空梅雨と思われたのに、借りを返すようにシコタマ降る日が続き、週間予報でも3連休は雨、と気が滅入っていた。それでも金曜夜のご託宣では「土曜は昼過ぎまでなら何とか持つかも」に修正。おーっし、行くかー。でもイツモのように金曜夜は呑み過ぎで、出っ発は6時過ぎと完璧に出遅れモード。しょうがない近場でガマンすることにして、奥多摩を攻めることに。で、長後街道・県道65号線などを走り、八王子に入ります。ここからは都道61号線で「川原宿」の信号を左(西)に入り、陣馬街道(都道521号線)を1.5Km程進むと、右(山)側に浄福寺があり、「新城跡」入口の標識も見えて来ます。入口付近に浄福寺城の案内板が立っており、フムフム読んでから、寺の駐車場に鉄馬を停めさせて貰い、寺裏の墓地の中ほどにある小さな白山神社脇の登り口を進みます。西国33番札所とか書かれているお地蔵さんが、登山道に沿って幾つも立ってます。Map Fanの地図では、寺のすぐ裏手に城址の記号がありますが、この場所には登り始めて5分弱で到達できます。でもこの場所には小さな神社が建っており、本郭ではなく出丸の跡と思われます。ここから急坂をさらに10分ほど登らないと、本郭には到達できませんので、ペース配分に注意しましょう(って、間違えた本人が言うのだから間違いない)。で、肝心の城址ですが、小さな小さな祠が地面に置いてあり、そばに三角点があります。でも遺構と呼べるようなものは、堀切・腰郭と尾根に作られている段郭位です。眺めもイマイチで、蚊除けのスプレーでは対応できない薮蚊の襲撃にタジタジで、早々に退散。
35°40′16.0″−139°14′47.8″、寺からの比高は110mと出ました。
麓の浄福寺墓地と城址遠景
浄福寺城、本郭址
 最近の攻城する際の装備です。かなり縦長のザックにカメラの三脚などを入れています。ザックのベルト部分に100円ショップで購入したポーチをベルクロ留めし、中にハンディGPSを入れてます。携帯用の電池蚊取り線香も最近必需品になってます。それと、登山用ステッキで膝に負担が掛からないようにしてます。
 次いで、檜原街道(都道33号線)を西へと進み、あきる野市の戸倉地区に入ると前面にそれらしい雰囲気の城山が迫ってきます。麓に戸倉小学校・光厳寺があり、難なく寺に現着。寺の山門前に戸倉城の案内板が立ってます。ここも都教育委員会に敬意を表して、案内文をフムフム熟読玩味。山門前の左側に登り口があるので、これを進みます。しばらくは城山を巻いて進むので、「登る」という感じがしません。途中で道を間違えたかも、と何度も思ってしまいました。それでも尾根に取り付いてからは急坂になり、山門から15分弱で本郭に到着。目の前に戸倉地区だけでなく、遠く五日市市などの眺望が開けており、大汗が引くまでマッターリします。ここにも案内板があり、記述されている遺構を探しますが、井戸・竪堀跡は分からず。それでも、桝形虎口・土塁・堀切・郭跡は確認できました。
■35°43′37.7″−139°11′52.5″、寺からの比高は159mでした。
戸倉城址、桝形虎口址
麓の光厳寺と戸倉城址遠望
戸倉城、本郭址
戸倉城址本郭からの眺望
 檜原街道を更に西に進み、檜原村役場・郵便局まで来ると、前方に不思議な形状の山が見えてきます。雰囲気的には、ピークの方が城跡らしいが、このピークの右側の頂上部が檜原城です。ここも麓に吉祥寺があり、寺裏の墓地から登って行きます。観音様がいくつも立っており、この参拝用の道が幾つも整備されてます。どの道も最終的には、城址脇の大きな観音様へ通じていると思いますので、どの道を選んでもの筈です。寺から10分強で本郭に到着、かなりの急坂ですので、ノンビリ登って下さいナ。肝心の城の遺構ですが、前の2城よりはよく残っています。幾条もの堀切や多段の段郭は、この城の見所でしょうか。
データ取得忘れ、スマンソ
檜原城址、堀切址
檜原役場からの城址遠景(右のピーク)
檜原城、虎口址
檜原城址、本郭址の案内板
 さぁてとぉ、今日は夕方近くになるとニワカ雨が降るとのご託宣である。早めに帰館するため、この辺で切り上げて、少し山中の野駆けを楽しもう。峠小僧の多い奥多摩湖周遊道路を鞭を入れて(ウソ、それなりに)走り、大月に出てからは山中湖、御殿場と走って、にーよんろく・長後街道で、日の高いうちにご帰館。オイオイ、雨が降るご託宣はどうしたー。もう少し走れば良かったワイ。まぁ、夕飯までにタップリ時間があるので、鉄馬の面倒をカイガイしくするのでした。本日、オール下道260Km、雨に降られずに良かったネ、ちゃんちゃん。
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