■   田代砦  ■
■期日 H17年3月12日(土) 【静岡県】伊豆市・田代砦、大仁町・金山城
■ルート 戸塚自宅〜R1・西湘BP〜小田原C〜R135〜下田C〜R414〜修善寺
        〜R136・R1〜沼津C〜R246〜伊勢原C〜P22〜自宅
■コメント
  今度の土日の天気は、これいかに。いつものように木曜・金曜になると、気象庁のご託宣に一喜一憂するのである。どうやら土日とも晴れ、でも日曜は寒気団のため超寒いらしい。それでは、とばかりに金曜は早く寝て(ウソ、土曜に日付が変わるまで呑んでしまった)、土曜は早く起きるのでした。う〜ん、眠てぃ。それでもイソイソ準備を始め、朝飯もしっかり食べて(not摂取)出っ発。例によって、R1、西湘バイパスで小田原を過ぎ、R134で一路、南下。それにしても寒くないかい? 全然お日様も上がってこないし...。くっそー、気象庁のバカ野郎がまたぁ間違えやがったぁ。と、ヘルメットの中で、何度も大声を出しているHYDでした。おまけに、風も滅法強い(これはご託宣通りです)。海岸線のカーブで、風をまともに食らうと、ヨロッとしてしまう。怖いです、正直な話。で、下田から西伊豆の海岸線を走るつもりであったが、急遽山の中のR414を走ることにした。本当は、土肥の城を攻めるつもりであったのだが、怖い思いをして走ることはない。とにかく西海岸の風は半端ではないです。順調に飛ばして、はや修善寺(現在は伊豆市)に。ここから県道12号線で中伊豆方向に走り、途中大見川を渡って田代地区に入ります。地区のメイン道路を走っていると、道路脇に立派な「田代砦跡入口」の石の標識が出現。そばにドコモの携帯用無線基地局の鉄塔があるので、これを目印にしてネ。ご丁寧に、この鉄塔脇の空き地を、砦跡用の駐車場にしてあります。しかも「この辺りは【殿の城】地区と呼ばれてます」と書かれている。う〜ん、ご立派地区の皆様ありがとう。早速、攻城開始。でも山に取り付いたトタン、台風にやられたのか、土砂崩れと倒木が折り重なった状態で進むことが難しい。苦労しながらドンドン上へ・上へと登ります。その内、大規模な空堀が出現。思わず「おーっ、ウソー」と叫んでしまった。でも、何か変じゃ、少しく新し過ぎるワイ。適度なクランクといい、その形状といい、間違いなく空堀状ではあるが、堀外の周りが平坦。それでも堀底道と思える道を5分程も登ると、さすがにこれは違う、ことがハッキリと分かってとれる。15分ほども登って、とうとうアキラめモードに。来た道を戻りながら考えた、「前の安房攻めと同じように、上へ上へと登りすぎたのではないか」と。で、急いで戻り、最初の倒木の位置から舌状の丘の先っぽの方に進むと、イキナリ堀切出現。さらにこれを越えて先端方向に進むとまた堀切。どうやらここが本郭らしく、小さな石の祠が祀ってある。疎林のため、クリアではないが田代地区などが一望に眺められます。これなら入口から3分もあれば、楽勝に本郭に到達できる筈、何か損した気分。でも、攻城できたからヨシとしよう。
田代砦址、堀切跡 田代砦址、本郭跡
田代砦址、入口の立派な標識
  続いてR136で大仁町にはいると、狩野川の向こう側に、岩のゴツゴツした垂直状の城山が見えてきます。この威容から、怖気づいていて二の足を踏んでいたのだが、今度はこの頂上の金山城を攻めます。どうやら山の途中まで林道があるらしい。神島橋で神島地区に入り、城山林道を登ります。結構広い簡易舗装路で、2Kmほどで発端丈山・城山ハイキングコースの入口まで。ここから城山目指して登りますが、素晴らしく整備されたハイキングコースは、逆に遺構は無いかも、という心配に。結構飛ばして、13分で頂上の北郭に到着。恐ろしく眺めが良く、遺構はどうでも良くなります(笑)。さすが岩山、サエギる木々が少ないのです。富士山、遠く三島市、眼の下に大仁町...。でもこの日は、風が強過ぎ、ビュービューする音がウルサイのと、身体が持って行かれそうになるくらいに、グラつくので早々に退散です。天気が良ければナー、城山とは逆の発端丈山も三津城址なんで行くつもりであったが...。
金山城址のある明神山 金山城址、堀切跡
金山城址、頂上の北曲輪跡
 R136を北上し、三島からはR1で沼津に、ここからR246で伊勢原に。で、いつもの長後街道でまだまだ明るい内にご帰館。ちょっと物足りなかったネ、本日320Kmなり。
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