■   真田城  ■
■期日 H17年1月30日(日) 【静岡県】森町・真田城、春野町・篠ヶ峰城

■ルート 戸塚自宅〜P22〜厚木IC〜東名〜沼津IC〜R1〜掛川C〜P40〜森T
       〜P58〜春野T〜P263〜中川根T〜R362・R437〜島田C〜R1
       〜沼津IC〜東名〜厚木IC〜P22〜自宅
■コメント
 これまで、鉄馬による冬の野駆けでも指先が痛いような寒さを実感してこなかったのだが、今年は何かしら違う。冷たくて指先に感覚が無いようになってしまうコトさえある。これは歳のセイか、でも安全運転の見地からも対処する必要がある。ということで、昨日の土曜に非純正品の電熱手綱(グリップヒーター)を購入・装着していた。こいつの威力を確かめるべく(ヲイヲイ)、今日もハヨから出陣準備。朝飯をシッカリ食べ、6:20には出っ発と相成った。さぁてと、今日の行き先は、というと唐突に遠州である。まぁ、攻城先に理由は要らない。強いて言えば遠州というコトで、少しは暖かいカナァ。という訳で、厚木から高速に乗り沼津まで東名利用。電熱手綱のお陰で、ぬうわKmの巡航でも、標高が高く寒い箱根路でも、ヌクヌクの快適野駆けになった...、とはいかなかった、グスン。当たり前田のクラッカーなのだが、手綱をシッカリ握ってこそ、この恩恵に浴セルのである。しかるにHYDの右手は常時、人差し指と中指をブレーキ・レバーに掛けているのである。これでは、手のヒラはヌクヌクでポカポカなのだが、2本の指先は相変わらず寒風の中を泳いでいるので、以前とさほど変わらない。左手もほぼ同様。これはイザという時に素早いブレーキ操作が出来ると思っており、これはクセになってしまっている。手のヒラが暖かいというコトは、多少は指先まで温かいかナー、という先入観で精神的に暖かいくらいカモ。しょうがないので指先がジンジンと冷たくなってくると手綱をシッカリ握り、暫し暖をとる。う〜ん、これならば良いワイ。これなら4000円の買い物としては ◎ でしょうナ。で、ここ沼津からR1の下道で西進開始。有料バイパスはパスし、ケチっぽくドンドン進むと、ほどなく掛川に。ここから県道40号線で森町に入り、途中県道280号線で有名な小国神社へ向います。神社の1Kmほど手前右側に真田城の標識を発見。下馬して案内板をシゲシゲと読み、山頂の本郭へ向います。登山道も整備されていて、ものの7、8分で空堀・土塁・堀切・竪堀の遺構が残る城域に到着。こじんまりとしてますが、遺構も多く残っており、寒空の中を進んできた甲斐があったワイ、などと満足して下山。
真田城、県道沿いの石碑・案内板 真田城、本郭と土塁跡
真田城、本郭下の空堀跡
  折角なので小国神社に参詣し、今度は県道58号線で北上します。目指すは春野町、前に来た時に楽しい路であることをシッカリ脳ミソが憶えております。適度なワインディングロードを攻めに攻めて(ウソ、ごく普通に、かつ適当に流して)、アッという間に春野町に。役場よりさら気田川に沿ってR362を北上し、平木大橋を渡って次の気田川に架かる橋の手前を左折して、気田地区へ向います。気田川に沿って細い道を進むと、右側に赤い吊り橋(木の子橋)が見えてくるので、この橋を渡って木の子地区に入ります。橋の上から少し右手に見える、イカニモという感じの山が篠ヶ峰城です。
でも登り口が分からない。この地区の民家は少なく、村人発見には時間を要しました。で、第一村人に丁重に聞くと、簡単に教えて頂いた。吊り橋を渡って左側へ行く道を進むと、わびしい(というか廃れた)キャンプ場の入口のような所に出ます。この少し広い場所に鉄馬を停め、目指す山の尾根の端っこと思われる所へガムシャラに行くと、整備された登山道が現われます。問題は、そこまでの道があって/ないような感じなのです。躊躇せず、畑のような所を突っ切って進めば、登山道に取り付けられます。ここから、12、3分で本郭到着です。気田川が蛇行しており、両サイドがこの川で、ずーっと下を流れているのが眺められます。切岸や大きな空堀、土塁、堀切の遺構が残存してます。本郭跡には石碑と案内板もあり、マッターリしてから下山。
篠ヶ峰城址、本郭と土塁跡
篠ヶ峰城址、石碑前にて
篠ヶ峰城址からの気田川とこれに架かる木の子橋
 次いで、R362を戻り、河内の信号から県道263線で熊切川を遡ります。グングン遡って、田河内地区に入り「樽山の滝」の標識に従って山側に入ります。この滝への入口が、樽山城への登り口でもあるという情報を得ていたのです。で、標識に沿って攻め上るも、滝への入口に行き着かず。とんでもない林道になったり、道が途絶していたりと、どうにも見つからない。県道に戻った所にある酒屋のご婦人に道を聞いたのだが、それでも行き着かず。鉄馬はドロンコになってしまい、涙目のホウホウの態で退散、「おぼえていろヨ、樽山城!」。県道で、さらに峠を目指し、そこからR362、R457とトテモ国道とは思えない道を南下して島田へ。ここからR1で東下し、沼津ICから東名で厚木ICに出て、いつもの長後街道で帰館。久し振りの500Km超ではあったが、その内140Kmほどは高速でした。夕飯にはキッチリ間に合い、「いっただきまーす」。今夜も酒がウマイ、よーっお疲れさん。
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