■   小机城  ■
■期日 H16年6月13日(日)  【神奈川県】横浜市・小机城
■ルート 戸塚自宅〜環2〜岸根〜P12〜小机〜P12〜岸根〜環2〜自宅
■コメント
  土曜の気象庁には、すっかりダマされてしまった。朝晩は雨というご託宣と言いながら、朝のうちから快晴。
夕方・宵も雨模様どころか晴、どうなっているのかしらん。で、「明日の日曜は朝の3時ごろまで雨で、その後は晴れ」、っていうことだが、にわかに信じられない。それでも、仮に雨上がりが遅れたとしても6時にはOKだろうと、5時に目覚ましをかけ、起き出すのでした。当然、出っ発のつもり。さぁあ、いざ駿河・甲斐へ出陣という時に、何気に外を見ると雨、雨...(もっと早く外を見ろよナァ)。をいをい、どうなっているのねんのネン。急いでPCを立上げ、気象庁のホームページを見ます。アレレッ、現在の降雨状況と3時間後までの予想図を見ると、横浜は午前中ほぼ雨、しばし、呆〜然...。それから頭に来た興奮状態で、再び布団の中へ。
 さ〜て、遅い昼飯の後、晴れ間がのぞく空を見て、原付で鎌倉へでも行ってみるかぁ、と考えるでした。でも有名な玉縄城は女子高になっていて、校内へは入れないとか、アジサイの時期だから市内は混雑しているとか、行きたくない理由の方が勝ります。そうなると、市内の小机城でしょう。ってんで原付ではなく、愛馬に鞍(トップケースとハードケース)を乗せ、環状2号線を新横浜方面に向け走り出すのでした。この環2は混雑する所もごく一部ありますが、ぬふわKmで巡航しているバカがいるくらい、流れの良いところも多いです。決して先頭を引っ張っては走りませんが、その流れに乗っているバカの一人がこの私。オイオイ、免停の件は大丈夫かよー。で、岸根で県道12号線に入り、小机駅を過ぎて、第三京浜のガード下をクグった所で右折し、ほどなく、高速のガード下の市民スポーツ会館に。ここの駐車場に鉄馬を停め、50mほど手前にあった「市民の森」の標識に従い、民家の中を進みます。ものの30秒ほどの山の端に、早くも空堀出現。「おーっ、こんな所に!」という感じで、これからの展開が大いに期待できます。階段を登りつめると、いきなり「小机城址慰霊碑」という墓状のものが。石碑は数多く見てきましたが、慰霊碑は少ないような。で、畑の中をさらに進むと、櫓跡と思われる所に到着します。が、ここには小さな富士仙元神社の祠が有るのみで、周りをウロウロしても、遺構は無し。期待が大きかっただけに、かなりがっかり、落〜胆。しょうがないので慰霊碑の所に戻り、帰陣することに。で、この時高速道の反対側をナニゲに見ると、かなり怪しげなる大きな森が見えます。どうもこの慰霊碑にダマされて、この辺りが本丸と考えていましたが、そうではなく反対側の森の中かも、とも思えてきます。急いで高速道の下をクグる道を進むと、「市民の森」への標識が再度出現。どうやら、こちらの方が正真正銘の「市民の森」らしい。階段を登りつめると、いきなり大規模で遺構がよく残っている空堀が待ち構えています。さらに進むと、本丸に到着。土塁や復元された門も見えます。次いで二の丸に進みますが、どうも現在二の丸と呼ばれている所が、実は本丸という説もあるらしい。櫓跡がここにも残っています。土塁の上をウロウロしたり、竹林となっている堀底道を歩いたりして、マッターリして帰陣です。
小机城址、本郭址 小机城址、本丸址にて
小机城址、二の丸址 小机城址、富士仙元社の櫓跡
 帰りも、前の車に先導されて(本当です、キッパリ)、ぬふわKmで走ったりして、あっという間に帰宅、超ミニ攻城の40Kmでした、チャンチャン。
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