■   藤岡城  ■
■期日 H16年2月1日(日)      【栃木県】藤岡町・藤岡城
■ルート 戸塚・自宅〜環2・R16〜狭山C〜R299〜飯能C〜P30〜日高C〜P15・R407
       〜太田C〜R354〜館林C〜R122他〜足利C〜R50〜佐野C〜P75他
        〜太平山〜P11他〜藤岡T〜R354他〜総和T〜R4〜小山C (泊)
      小山C〜R50〜水戸C〜R51〜大洋V〜R354〜玉造T〜R354・P144他
        〜土浦C〜R6〜日本橋〜R1〜自宅
■コメント
 久し振りの泊りがけのツーリングである。小学生が遠足を心待ちにし、天気予報に一喜一憂する所作と何ら変わらない50過ぎの中年ライダーである。木曜日までの予報では、降水確率50%となっていて、諦めモードであったのだが、金曜日の17時発表のご託宣で、20%と大きく低下、しかも気温はMAX16℃とのこと。ニコニコで床に就いたのでした。飲むと次の朝、「起き出すのがツライ」のも学習していて、珍しく飲まずに土曜日の朝を迎えるのでした。でも起き出したのは、予定通りであったが、ノンビリ朝飯を食べたりして、出っ発は予定より30分も遅い7時丁度。これでは、R16の渋滞が心配ではある。で、予想通り八王子までが遠かったです。八王子からは、渋滞箇所は少ないが、気を許してはいけない。何となれば、今日はバイクのお師匠様で、アマ無線の仲間であるスーパーブラックバード(1100cc)/ハリケーン(750cc)/CXユーロ(400cc)/モンキー(90cc?)のホンダ4台を乗り回している「イコラーザーX」(EQX)氏と、お昼に佐野ラーメンを食する約束をしているのである。約束は11時30分で、十分余裕が有る筈だったのだが、出っ発が遅かった分、R16で渋滞にハマって時間を浪費してしまい、到着時間がチョチ心配。で、鉄馬にするどい鞭を加えながら、サイドミラーでパンダ車に配意するのでした。でも休憩を取らずに走ったお陰か、11時20分には佐野駅前に現着。間に合った、良かった良かった。相棒EQX氏は到着済みでござんした。チョッチ会話して、早速駅前の佐野ラーメンの老舗へ向います。でも場所が??でウロウロすると、何やら行列の出来ているラーメン屋が出現。よーっし、ここに決定。30分ほど待って店内に。手作り餃子とラーメンとを食し、満足げなパンパンの腹をカカえて、腹ごなしにEQX氏の2台とで、近くの太平(おおひら)山へ(麓の町は大平町、ちょっと変ですネ)。でも「天気は晴朗なれど、モヤ深し」関東平野を一望できるビュースポットというフレコミではあるが、近くの市街地までしか眺められませんでした。それでも十分開けていて満足満足。展望台のそばに太平山の周辺の案内板があり、幾つかの城の表示があります。どれも未攻城ばかりで、思わず食指が動きますが、今回はこの中の藤岡城だけにします。以前、群馬県の藤岡市にあるものと錯覚して、訪ねた失敗があるので、記憶にしっかりあり、リベンジです。ただ、この案内板が上下逆に表示されており、下が北を示している変な地図のため、位置関係が分かりづらく、藤岡町に入ってもすぐには発見できません。地元のオジサンに親切に教えて頂き、藤岡駅へ。駅そばの踏み切りに、藤岡城への標識が立っていて、これに従いようやく現着。現在は小さな神社になっていますが、案内板によると、700m×500m位のかなりの大きさの城だったようです。現在はこの神社境内にそれらしい雰囲気が残っているのと、近くに物見櫓跡らしきモノが残っている程度で、遺構は無し。駅から近いのですが、周りは殆ど田んぼで、耕作地化の過程で遺失したんでしょうネ。
藤岡城址、案内板前にて 藤岡城址遠景
 続いて、2台の鉄馬は小山市に向けて鞭をいれ、今夜泊まるホテルへ。ここでアマ無線・関東地区のSSTVのミーティング(宴会中心です)があるのです。この理由により、今回は泊りがけのツーリングになった次第です。ミーティングでは、飲み放題を良いことに、いつも以上にハイペースでひたすら飲み続け、途中で意識喪失に。

 気が付けば日曜の朝、ベッドの中でした。オイオイ、昨晩のこと全然覚えてないよ〜。それでも7時からのバイキング朝食をしっかりとり、8時過ぎに出っ発。EQX氏と二人で又してもツーリングです。今日は水戸の偕楽園と霞ヶ浦を廻る計画にしていて、R50の快適な道を東へ。ほどなく水戸・偕楽園に。サスガにまだ早春とは言えなくて、残念ながら肝心の梅はツボミが殆どですが、中には気の早い梅もあり、優雅な気持ちになって次へ。今度はR51を南下しますが、猛烈な強風による土ぼこりで、茶色っぽい中を走るのは良い気持ちではなかったのですが、信号が殆ど無くて、それなりにハイ状態に。で、鉾田町から北浦へ出て、この北浦を廻るつもりが、ツイツイ大洋村まで。しょうがないので、ここからR354で北浦を横断し、霞ヶ浦の南側に。ここから有料の橋(360円、ヲイヲイ高いゾ!)で湖を渡りますが、強風で怖かったの何のって...。遮るモノが何も無い上に、猛烈な季節風で、軽い鉄馬はすぐに2m程流されてしまいます。途中からR354を外れ、霞ヶ浦の岸辺近くを走る県道に出ましたが、道は狭いながら、対向車・民家が少なく、眺めも良くて、ついついアドレナリンを過放出。ウ〜ン超楽しい! 二日酔いもアドレナリンで一蹴させて、アッと言う間に土浦に。ここからEQX氏と分かれて、私はR6で南下。東京・日本橋から、今度はR1で帰宅へ。二日間でALL下道500Km強、よっ、お疲れさん。でも楽しい二日間でした。また行こうネ、EQXさん。
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