■   塩田城  ■
■期日 7月5日(土)晴れ後、曇り
     【長野県】下諏訪町・霞ヶ城・金刺館・山吹城、長門町・長窪城
               上田市・塩田城
■ルート 目黒自宅〜山手通・R20〜永福IC〜大月IC〜R20〜下諏訪T
       〜R142〜和田峠〜ビーナスライン・P178〜長門TR152・R254〜
       丸子T〜P82〜上田C・塩田〜P82〜丸子T〜R152〜長門T〜R142
       〜臼田T〜R299〜秩父C〜R140〜花園IC〜関越道〜練馬IC〜
         目白・山手通〜目黒自宅     総距離:500Km
■コメント
 今週の梅雨のご託宣には一喜一憂。週初めでは、土日は確実に梅雨で雨、ところが木曜あたりから、土曜日の天気が雨→曇り。わぁーぉ、このままだと土曜日は降水確立は30%以下になるのでは。で、金曜日の夜の御託宣は、曇り時々晴れ。よーっし、出っ発じゃあ。で、唐突に暑い時期は「ビーナス」、ビーナスといえば、信州のビーナスラインという、訳の分からない連想ゲームで、メインをビーナスラインにした城攻めなのでした。先ずは、首都圏脱出に高速を用い、大月インターを出てから、R20をひたすら西進。朝早いから、ストレス無く、「あっ、」という間(ウソです、3時間程)に下諏訪に到着。下諏訪とくれば、諏訪大社。諏訪大社と来れば、大祝(おおはふり)の金刺氏。で、先ずは霞ヶ城を攻めますが、遺構は見当たらず。現在は、国民宿舎の山王閣の駐車場に城址案内板と金刺氏の騎馬像が建ってます。この後、居館跡に立ち寄るも、不安が的中し案内板も何も無し、現在は下諏訪中学校の敷地です。
 さぁてと、次の攻略は大社の裏山にある山吹城です。情緒のある城の名前ですネ。攻略は簡単かしらん? 水月公園を更に上へ登ると分譲墓地があり、更にその上へ、鉄馬を進めます。林道になっても、まだまだ駒を進めると、未舗装道路に。この馬はチェーンでなくて、ベルトドライブなのですが、やたらと砂利に弱いのでダート禁止の馬なのです。このため、諦めて戻りかけて、何気に谷の下を見ると、『山吹城跡』の白い木中が見えました。おーっと、何時ものようにするどい動体視力だこと。急いで馬を降り、谷を挟んだ向かい側へ。林道側に標識でもないと、普通の動体視力の人では探せないのでは、ないかしらん。
  標識を建てて下さいな >> 下諏訪町
ともかく本丸目指して山道を登りますが、ものの5分も経たないうちに、大きな郭跡に到着。空堀もあります。少し南側に行くと、郭が幾つも出現し、墓のようなモノがある郭に到着。周りは土塁・石塁で防御されてます。たぶんココが本丸でしょう。更に南に下がると。来た道と同じような郭跡が。オイオイ、すごい規模の城のようです。でも、整備されてなく、案内板も無し。少し木を切り払って、見晴らしを良くして、案内板でもあれば、間違い無く ◎ の城なのに、惜しい。
  何とかしてネ >> 下諏訪町
北側に戻って暫らく行くと、未舗装の林道になりました。その内に、苦労なく攻略できるかもしれません。この林道の途中からの、諏訪地方の眺望は ◎ です。
霞ヶ城址、金刺氏騎馬像
山吹城址、入口の標識
山吹城址近くからの眺望
山吹城址、本郭の土塁・石塁
 さぁてと、次は今日のメイン・イベント、ビーナスラインです。和田峠からビーナスラインに入り、ものの100mも走らないのに、もうアドレナリン出しまくり。オイオイ、青いキップは思い出さないのか!! でも、頭を若干何かが横切っても、中年ライダーのドーパミンを押さえきれなく、楽しい楽しいワインディングなのでした。途中から、長門町に降る分岐点で、ビーナスラインから、泣く泣く県道に降りて、長門町に。新田次郎氏の「武田信玄」に頻繁に登場する長窪城を今度は攻めます。城は中仙道・長久保の宿のそばにあるものと思い込んでいたため、発見できず。でも諦めきれず、役場へ行って、誰かに聞こうと考え、役場に向かい、途中で又しても何気に「長窪城址」の標識発見。驚くべし動体視力。で、矢印の方向に向かい、依佐窪病院の裏手に登り口を見出し、入口まで鉄馬で進攻。入口に案内板と立派な石碑が建ってます。ここから本丸を攻めますが、小さな5,6個の郭と堀切を過ぎると本郭着到。どうも二の郭の方が大きいようです。ココからの眺めは山吹城よりはるかに◎です。
長窪城址、入口の石碑前にて
長窪城址、本丸跡
 続いて、長門町から丸子町に移動し、更に上田市塩田平地区へ。ここには有名な塩田城があります。上田平に接している塩田平に城はあります。県道82号線を走っていると、立派な案内標識があり難なく攻城できました。麓には大きな空堀と大きな石碑が迎えてくれます。ここから上部に向かって登ると、登山道の左右は、かなりの大きな規模な郭(多分家臣団の屋敷跡?)があり、これが何段もあり驚かされます。弘法山の中腹が城の上部らしいです。ココには、石塁でできた立派な虎口や井戸の跡が残っています。さらに最上部には、北条国時の墓があります。この上には道はありませんが、登ってみると石塁が残っていました。う〜ん、恐るべし武田軍団。当然、 ◎ です。
 何時もの習性で、これでは帰りません。そう、山頂まで登ってきました。正直、厳しい登りです、約40分ほど要したようです。頂上には郭跡が残っています。すぐ下には見晴台があり、塩田平・上田平が一望できます。眺めは長窪城よりさらに◎です。くどいですが、頂上へ行くのは大変です、降りるのも...。
塩田城址、入口
塩田城址、井戸跡
塩田城址、虎口跡、石塁が見える
塩田城址がある弘法山頂上からの眺望
 さぁてと、次はどこを攻城しようか、とも思ったのですが、朝早かった(5:00出発)こともあり、無理をせず帰ることに。丸子町、臼田町を経てR299で秩父市を通過。ここからR140を急ぎ、花園ICから関越道を急ぎ、練馬ICへ。ここからも帰路を急ぎ、19:30前には自宅到着。本日は丁度500Kmなり、お疲れさん。
★ ホームページのトップへ