■   上田・戸石城址  ■

■期日  H18月31日(土) 【長野県】佐久市・前山城址・内山城址
        上田市・上田城址・戸石城址(戸石、本城、桝形、米山)
■ルート 目黒自宅〜山手・目白通〜練馬IC〜関越道〜花園IC〜
       R254〜佐久市〜R141,R18他〜上田市〜R152〜武石村
       〜P62他〜美ヶ原〜ビーナスライン他〜白樺湖〜R152他
       〜富士見町〜R20〜小淵沢IC〜中央道〜高井戸IC〜
       R20・山手通〜目黒自宅    総距離:520Km
■コメント                                        
 とにかくソバをタグリたくなって、どうしようもなくなってしまった。で、今回はソバをメインで出掛けようということにしたのだが、行き先は唐突に上田の「刀屋」。名古屋に単身赴任していた時にも、ここを一度訊ねている。でも、有名店であるため、長い行列にウンザリして、この店を断念。やはり上田で有名な「草笛」でうまいソバをタグった思い出があるので、今度は是非にも「刀屋」で、というワケです。本来ソバなんぞをタグるのに、わざわざ高速道を使うのは如何なものか、と思ったのでしたが、上田までは遠い、ということで首都圏脱出にだけ高速を使うことに。このため何時ものように、花園ICを降りてR254をひたすら佐久方面へ。朝早いので、すんなり内山峠を8時には越してしまった(飛ばし過ぎだって)。で、先ずは内山城址の攻城からスタート。麓の園城寺の裏山が城山と思しき山容なんで、当りは付けていたのですが、寺の案内板の下にも、大きく内山城址の表示があり難なく登城。朝の体が起きていないような状態でしたが、整備された登山道を10分程で現着です。稜線に出るまで、ちょっとツライですが、稜線に出ると、そこが三の丸跡、ここからの浅間山と上田平の眺めは最高です。ここからすぐに、二の丸・本丸跡に到達できます。曲輪跡や堀切跡の他、石垣跡もあって驚きです。ここで朝飯を食べて下山。

内山城址・本丸跡にて

 続いて、佐久から上田に移動する際、偶然にも先週走った県道145号線に出てしまった。この道は、先週攻城した前山城址へ行く道なのだ。電池切れで、ここからの佐久平の眺めを、デジカメに撮れなかった無念のリベンジをしたい。というわけでちょっと寄り道。何回目かの前山城址の登り道を再度登り、汗を流します。う〜ん、やっぱりここの景色はグーです。雑木を切り払ってあるので展望が良いですが、地元の方の苦労がありあり。
   「前山地区の皆さんは偉い」

前山城址からの浅間山・佐久平の眺望

 リベンジが無事終わったところで、上田市に移動。「刀屋」は11時開店なんでその前に行きたいと思ってましたが、ちょうど10分程前に到着。すでに1組の先客が。暑い中、ちょち待っている間に、次々とお客さんが到着、恐るべし「刀屋」。ほどなく店内に案内され、すぐに「並」を注文(わざと腹をすかして来たのだが、ここは「大盛」を頼んではいけない)。狭い店内でお客さんが多いので、当然相席に。前のナイスミドルのカップルは、「小」と「大盛」を頼んでましたが、店員さんは、「大盛を食べたコト有ります?」と念を押してます。そう、ここの大盛は、本当に大盛なんです。「並」でも、東京の大盛より1.5倍程ある感じです。味覚音痴のHYDは、味のコメントは控えます。とにかく満腹になって、腹ごなしに、近くの上田城へ。残念ながら、真田昌幸時代の遺構は殆どなく、後年の仙石氏の遺構ばかりですが、大満足。さあて次ぎはどこを攻めようか。

上田城址、大手門前にて

 で、次ぎも真田昌幸に関係する、同じ上田市の北部にある戸石城を攻めます。いくつかある登り口の内、伊勢山地区から攻城することに。ここからゆっくり歩いて、15分で戸石城址に到着。少しややこしいのが、この戸石城から北側にある本城・桝形城と南側の米山(こめやま)城を合わせた4城を戸石城とも云うことで、頭の中が混乱してきます。とにかく4城とも攻略じゃあ。戸石城の次ぎは、一番規模が大きく、本丸に相当する本城を攻め、そして最北端で最高地の桝形城を攻め、そして同じ道を戻って戸石城に。ここからさらに南に下がって、米山城を攻城、そしてまた戸石城に戻って、下山です。何か、無駄な動きをしてしまった感じ。残暑(この日、近くの長野市では、最高気温35℃)厳しい中アップダウンのキツイところでの無駄は、体力を思いっきり消耗してしまった。でも地元の皆さんの、登山道のマメな整備などで、思ったよりは楽でしたヨ。

戸石城址、本丸前の人工的な切岸

本城址、本丸跡近くの石垣跡

桝形城址からの真田町

米山城址の村上義清碑

 さあてと、ソバは腹いっぱい食べたし、運動も十分した。あとはワインディングを楽しめられればいうことなし。でも、時間もおしてきたので、R152でおとなしく帰ることに。ところが、途中で「美ヶ原」の標識が。こりゃあ、行かなくては。信号が一つも無い県道62号線を走り(全線、白い点線道)、十分堪能後、県道464号線で美ヶ原へ。ここからビーナスライン(今年から無料)で、楽しむつもりが、霧が峰までは、ずーっと黄色線。反則キップを切られているので、大人しく、気が遠くなるほど遅いワゴン車の後を走ります。霧が峰からは、白い点線なんで、思いっきり走り、「アッ」という間に、ビーナスラインを終え、その
まま、白樺湖まで走り、再びR152へ。ここからは先週の反対の道を辿って、R20に出て帰城を急ぎます。山城の攻城に時間が掛かり過ぎたようで、夕飯までには帰れそうもないので、何と韮崎ICから中央道に入ります。高いソバになりそう。何時もの所の渋滞を何箇所かクリアし、高井戸ICで降ります。その後渋滞した都内を抜けて帰宅。夕飯には15分遅れて、小さな声で「ただいま!」。 

★ ホームページのトップへ