■   坂戸城址  ■ 

■期日 H14年8月16日(金)
       【新潟県】 六日町・坂戸城址、塩沢町・樺沢城址 
■ルート 目黒・自宅〜山手・目白通〜練馬IC〜関越〜赤城IC
        〜R17〜六日町〜R17〜沼田市〜P255〜赤城村
         〜R353〜大胡町〜P16他+R17〜熊谷市〜R140
          〜花園IC〜練馬IC〜目白・山手通〜目黒・自宅
                        総距離:500Km
■コメント
 夏休みの最後の日には、どうやら台風13号が来て荒れ模様の天気になるのは間違いないようなんで、今のうちに出撃です。でも今日の天気予報でも、山沿いは雷を伴った激しい雨模様というご託宣。でも、台風よりはマシだろうと考え、朝早く起きて、鉄馬の手綱を引くのでした。涼しい(?)だろうと考え、三国峠を越えるつもりです、昼から雷雨の可能性も考え、軟弱にも高速を多用します。何と赤城ICまで使用してしまいました。練馬ICから何と110Km・2550円なり。ここから、R17で三国峠を越えましたが、やはり、穴明き(メッシュ)のサマージャケットでは寒くて、歯をガチガチさせながら越後側へ。標高1000m超から150m位(?)の六日町へ入る頃は、これから、山攻めだというのに、今度は暑いです。R17沿いに立派な坂戸城址への標識があるので、それに従って麓へ。いよいよ暑さとの格闘です。登山道が整備され、途中何組もの登山客を追い抜いて、40分で三角点の在る頂上へ。ここが実城、となりの小さな2つのピークが大城・小城です。頂上からの眺望は最高です。登山客が多いはずですネ。遠くの山々は雲間で見られませんが、見えたらもっとすごいんでしょう。でも、もっとすごかったのは、汗です。Tシャツは見事に全濡、ハンカチは絞ると汗が滴り落ちます。タオル持参が必須です。大城・小城をも攻略して、下山。今度は麓の城主の屋敷跡(御館)と家臣団の屋敷跡に感嘆して、国の指定史跡攻略を収めました。次ぎは同じ町にある六万騎城を攻める予定でしたが、ムラムラとした黒雲が....。それにこの暑さではTシャツ・パンツだけでなく、Gパンまで全濡に....。例の大転倒での肩が....。ということで、ひとまず退散に決定。       

坂戸城址からの六日町市街

坂戸城址の麓、御館跡、後ろに石塁 

 続いて、隣の塩沢町の樺沢野地区へ。上越国際スキー場方面へ行き、途中から樺沢野の方向へ行くと、神社の前に城址入口が。ここは坂戸城の支城・樺沢城址です。支城ということもあり、あまり期待しないで、フラっと来たのですが、とんでもない。ここは ○ です。三の丸・二の丸・帯曲輪・本丸等を空堀が二重・三重で防御してて、その堀が当時を彷彿させるように深くて急峻なのです。ゆっくりしたいのですが、黒雲がとにかく心配です。で、汗を拭いた後、早々に帰城することに。

樺沢城址、空堀

樺沢城址、本丸からの坂戸城

 三国峠までのワインディングを楽しみ、この様子では日頃の行いも良いので、雨にタタられることもないなぁ、と思っていると、反対車線のライダーの服装がオカシイ、どうみてもレインスーツ(カッパ)を着ている。これは心配、でもポツポツ程度しか雨は落ちてこない、きっと気のせいであるに違いない。難なく三国峠を越え、これで濡れずに帰れる、と確信。でも、東京方面にさらに黒雲が....。月夜野町に入り、すれ違うバイカーは間違い無くカッパを着ている。で、まだ降ってきてないがカッパを着ることに。降ってきてから着るのと、その前に着るのでは、余裕が違うネー。でも着てから、雨が降らないと最悪。この判断が重要なんです。で、今回は、大正解でした。沼田を過ぎてから、雷雨・豪雨・土砂降り・バケツをひっくり返したような雨です。スピードを落とし、慎重に運転して、渋滞のR17から県道255号線で脇道を走り途中からR353に入り、この辺りから小雨に。そのままいつもの道で熊谷経由で花園ICから高速に入り、PAでカッパを脱いで、後は雨に会わずに帰城成功。

★ ホームページのトップへ