■   栃木・児山城址  ■

■期日 H14年3月2日(土) 【栃木県】栃木市・栃木城址・皆川城址、
                  石橋町・児山城址、壬生町・壬生城址
■ルート 目黒自宅〜山手〜五反田〜R1〜日本橋〜R4〜小山市〜
       栃木市〜石橋町〜壬生町〜R4〜日本橋〜R1〜五反田〜
        山手通〜目黒自宅      総距離:300Km

■コメント
 3月も上旬になったが、寒さは相変わらず。でも、ハマった中年ライダーは今日も行く。で、今回は寒さこらえて北方向栃木県へ。でも積雪が心配なんで、南部アチコチを攻略することにしました。栃木県南部は関東平野の内で、イメージとは異なり太平洋側気候です。冬型の気圧配置の時は冬晴れの良い天気が続きます。ただ、さえぎる山が少ないので、強い季節風がタマにキズです。R4は早朝に走ると、快適に距離を稼げることを発見したので、今回もこの国道を北へ。先ずは、栃木市の栃木城址に向かいます。ここも市街地なので遺構は少なく、土塁の一部と、空掘りを水堀にした池のようなものが残っております。

栃木城址

 次ぎは同じ栃木市内の皆川城址へ向かいます。ここは市街地ではないので、遺構が楽しみです。皆川地区の公民館を目指すと分かりやすいです。というか、皆川地区の公民館は、皆川城主の山麓の居館跡に建てられています。この居館跡は広大で、周りに土塁跡がよく残っております。城址は整備されており、公園になっています。山そのものが城という、中世の山城の特徴が色濃く残っていいます。土塁、虎口、武者走りなど色々遺構を眺めながら頂上付近の本丸跡を目指します。本丸辺りはあまり整備されてませんが、ここからの栃木市の眺めは素晴らしいです。

皆川城址山麓の居館跡の土塁

皆川城址本丸跡

 今度は栃木市の東方、壬生町の壬生城址の攻略です。ここは中世の城の跡に近世の城郭が建ったので、近世の平城跡と考えた方が良いですネ。空掘りを水堀にしたり、土塁の一部が残存しています。この城址には、変な模擬天守閣が無いので、好感が持てます。

壬生城址

 このあと石橋町の児山城址へ向かいました。ここも市街地から離れているので、遺構がしっかり残っているという情報ですので楽しみです。で、現着。多分個人の所有されているモノと思われる城址は、素晴らしいです、 ○ です。一個人(?)だからこそ出来る遺構の保存状態です。平城のため、四囲を二重の空掘りで防御してますが、内側の空掘りは全てが当時の面影を残して残存、その外側の堀もかなり残っています。域内には、杉や檜が林立して、うっそうとしているので、よけいにロマンに駆りたてられます。お奨めの城址です。

児山城址入口

児山城址空掘跡

児山城址本丸跡、虎口

 この後、上三川町の多功城址をフラフラと(全然下調べもせずに)攻略せんものと、走り回ったのですが、×。地名だけではダメですネ、反省。暗くなり始めたので、再びR4にて速攻で帰還。日がまだまだ短いこの時期、下道だけで300Kmは結構キツイです。でもでも、今日は満足な一日でした、お疲れさん。

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