■   赤見・清水城址  ■

■期日 H14年3月30日(土) 【栃木県】足利市・高松城址・中里城址、
          佐野市・植野城址・赤見城址・椿田城址・阿曾沼城址、
          田沼町・戸奈良鰻山城址・清水城址
■ルート 目黒自宅〜山手・目白〜練馬IC〜花園IC〜R140〜熊谷市
       〜R407他〜足利市〜R50他〜佐野市〜R293他〜田沼町
       〜R293他〜大泉町〜R407〜熊谷市〜R140〜花園IC〜
       練馬IC〜目白・山手通〜目黒自宅  総距離:320Km
■コメント
 早春から、春たけなわの頃になって、今回も北上です。栃木県南部の中世の攻城を予定です。今回もホームページなどで十分な下調べを。でも探し出すのが難しそうな城址がありますが、見つからなければパスして次の城址を、といういつものパターンで、今日も出発進行。早く起床できなかったので、とにかく距離を稼ぐため関越自動車道で花園まで。ここから熊谷に出て、いつものR407で足利市へ出ます。佐野市、足利市には、有名な城址が多いですが、今回はマイナーな部類の城址探訪です。先ずは足利市中里の中里城址(柳田氏居館跡)を攻城します。環濠、土塁が残存する比較的小さな城址でした。それなりの味わいです。

 続いて同じ足利市内の八椚城址へ。ところがこれが見つからない。地元の人に聞こうにもそれなりの年配の人が通らない。アチコチとウロウロしましたが、ついに諦め、次ぎの目的地である高松城址へ。何と、ここも見つからず、右往左往。しょうがないと諦めようとした時に偶然発見。たんに「居館跡」という案内板を見つけた時は小躍りして喜びました。案内板には、赤松氏が領有し、代々係累し現在に至ると書かれてました。確かに一個人の屋敷がそのまま居館跡になってますので、この個人の苗字は「赤松さん」だと思います。表札は出ていませんでしたが、そうだと確信します。しかし、昔のお殿様が現在も同じ地で居られるというのは驚きです。屋敷の主らしい人が出て来られたので挨拶をし、中の写真を撮ることが出来ました。結構、土塁、空堀が残っておりました。

中里城址

高松城址入口

高松城址、空堀跡

 今度は佐野市の渡良瀬川沿いにある城攻めです。船津川地区という所ですが、地名からして往古が偲ばれます。ここも城域は個人の屋敷という感じです。堀、土塁が少し残っておりました。う〜ん、この辺の人は殿様ばかりなのか?

椿田城址

 同じ佐野市植下町の植野(佐野)城址の攻略に鉄馬を走らせ現着。何と、ここでは周囲に遺構は見つからず。単に案内板と石碑があるのみ。少し周りを歩いてみたが、やはり遺構は無し、残念でした。

光恩寺境内、赤岩城址

続いて佐野市浅沼町の阿曾沼城の攻略です。この城域は現在は浅沼八幡神社の境内です。大きな空堀の跡が一部残存してます。

阿曾沼城址、空堀跡

 佐野市をアトにして次ぎの目的地である田沼町に向かいます。吉水地区の清水城址が次ぎの狙いです。県道沿いで、城域が興聖寺ということなので、すぐに発見。寺の玄関前に鉄馬を休めさせて、早速境内に入りました。おーっ、四囲に土塁や堀跡が残っている。本丸内に寺がある感じでしす。

清水城址

 田沼町では、城址のほかにもう一つ目的があります。それは「山越」地区です。田沼町のすぐ近くに唐沢山城址がありますが、これは藤原秀郷の居城です。で、「山越」は秀郷流なので、当然我が家のルーツはここではと思ったワケです。そうなんです、HYDの本名は「山越」なのでした。で、当然、地区名である山越の公民館はありました。そして「山越」姓の家も何軒かあり、勝手にここがルーツだと決めてしまいました。  

田沼町山越区民会館

 さてルーツ探しも終わって、同じ田沼町の岩崎城址の攻略でしたが、残念ここも場所が特定できず。それらしい所は分かったのですが、確認できませんでした。まぁいいか、今度またルーツの旅にきた時にもう一回探そう!! 暗くならないうちに次ぎの目標へ。今度は鰻山城ですが、ここも分かりづらい所でした。特に案内板も無いまま、この山に違いない、とちょっとした山を登りました。途中、曲輪跡らしき地形が見つかったので、間違いないと判断し、ドンドン上へ。かなり広い所に出ましたが、そこが本丸跡でした。石碑が建っており、間違い無し、特に本丸の遺構は見つからず、とりあえず祈念撮影をして下山。

戸奈良鰻山城址、本丸跡

戸奈良鰻山城址、曲輪跡

 さて最後の目的地は、佐野市に戻っての攻城です。ここは大して期待していなかった赤見城址です。でも攻城してみて、遺構がよく残っているのに驚きました。土塁、空堀が当時のママのような感じで残っているのです。土塁で囲まれた中には幼稚園があり、ちょっと違和感があるのがタマにキズですが、でもこのタマが良いのです。お奨めしますヨ、 ハイ ○ です。    

赤見城址、結構高い土塁

 そうこうしている内に、時間も経ったので、財布には厳しいですが高速で帰還することに。そうと決まれば、あとは鉄馬にムチをいれて(オイオイ飛ばしすぎ!!)南下します。例によって、所沢付近で渋滞するも、バイクの特権、スリ抜けでストレスを発散しながら帰宅、ハイご苦労様!!

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