■   高崎城址  ■

■期日  H13年6月23日(土) 【群馬県】 松井田町・松井田城址、
                      安中市・安中城址、高崎市・高崎城址
■ルート 新宿自宅〜目白通〜練馬IC〜東松山IC〜R254〜下仁田町
       〜P〜妙義〜R18〜高崎市〜R254〜川越市〜R254他
         〜新宿自宅                総距離:310Km
■コメント
 梅雨の晴れ間を狙って、今回も北上です。群馬県県南部の中世の攻城を中心に攻城の予定です。今回はホームページなどで下調べをしてません。狙った城址は、全て自治体の名前と同じですから、少なくとも市内中心部に在るだろうし、そうでなくても、聞いけば教えてもらえそう、だからちょっと手を抜いて、出発です。単身赴任寮の脇に、停めてある愛車のカバーを外すのももどかしく、イソイソと準備を進め、早朝の目白通りを練馬ICを目指し、ここから関越自動車道で東松山ICまで走ります。う〜ん、高速代が痛いなぁ、と考えながら軟弱になったライダー魂にムチを入れ、そして愛馬ZR−7にもムチを入れます。冬の高速道は、季節風が強く、ぬわわKmでも怖いことがありますが、今の時期は、ぬふわKm位が丁度走りやすい速度です。もっと飛ばしたいところですが、裸馬なんで、風圧がすごくて、すぐに疲れてしまいます。で、東松山ICで降りて、ネギやコンニャクで有名な、下仁田町(すいません町民の皆様、もっと誇るモノがあるんでしょうが、これしか思いつかない)を過ぎて、妙義山へ登っていきます。この道は、ちょっと狭い道で、ワインディングを楽しむレベルではありません。でも峠付近の奇岩が露出している奇景は、一見の価値あり。今度は下って、麓にある妙義神社を参拝し、松井田城址を目指します。国道から標識があるので左折し、ほどなく城址到着です。

妙義山の奇岩

松井田城址、追手門跡

 続いて隣の安中市内の安中城址へ。ところがこれが見つからない。地元の人に聞こうにもそれなりの年配の人が通らない。アチコチとウロウロしましたが、ついに第一村人(むらびと)発見、丁重に教えて頂くと、何とすぐそばの小学校の中だそうです。どうりで、分かりづらい筈だぁ。でもその前に、目の前の安中藩の足軽長屋を復元したものを見て行きなさい、という忠告を聞いて、まずはこの長屋を見学。ふーん、なるほど、なるほど。小者の生活が偲ばれて、なかなか良いですネ。で、本チャンの城址へ。でも小学校になっていて、何にも遺構らしいものは見当たらず。城址石碑があるくらいです。でも、ウロウロしていると安中藩が藩士の体力向上を狙った遠足(とおあし)、今でいうマラソンを始めた記念碑がありました。いわく、「マラソン発祥の地」です。で、帰ろうと、国道R18に廻ったら、そこには巨大・長大な土塁が。丘上に城址はあるのですが、周りは土塁で堅固にしたようです。このR18を通る度に、この安中城址の土塁が目に付くようになりました。

安中城、足軽長屋

安中城址、日本マラソン発祥の石碑

 続いて、県庁所在地・高崎市の城攻めです。高崎市には中世の城址がたくさん存在しますが、今回は下調べをしていないので、近世の高崎城址。たぶん、県庁か何かに変身している、と考え県庁を目指しましたが、「ピン、ポーン」です、やっぱりネ。近世の城は、平城で城下町を構成し、当然、町の中心になりますから、こういうパターンが多いですネ、残念。堀の一部が残っていますが、当時の広大な城域は、イメージできず。

高崎城址

 そうこうしている内に、時間も経ったので、財布にやさしい下道を使って帰還することに。そうと決まれば、あとは鉄馬にムチをいれて(オイオイ飛ばしすぎ!!)南下します。例によって、川越付近で渋滞するも、バイクの特権、スリ抜けでストレスを発散しながら帰宅、ハイご苦労様!!

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