■   小諸城址  ■

■期日 H13年6月17日(日) 【長野県】小諸市・小諸城址、
       真田町・真田城址・真田居館跡、長野市・松代(海津)城址
■ルート 新宿自宅〜山手・目白〜練馬IC〜花園IC〜R140,R254〜高崎C
       〜R18旧道〜軽井沢T〜R18〜小諸C〜P4〜真田T〜R144〜
       菅平〜P182〜鳥居峠〜R406〜長野原〜R292〜草津T〜R292
        〜白根山・志賀・中野C〜R403〜小布施T〜R403〜松代〜
        P35〜真田T〜R18〜小諸C〜碓氷バイパス〜R18〜安中C〜
        P194〜富岡C〜R254〜花園IC〜練馬IC〜目白通〜新宿自宅
                       総距離:580Km
■コメント
 梅雨になってもおかしくない時期になって、「晴れ」の予報を信じて、思いっきり走り抜くのが今日の目的です。ハマった中年ライダーには、雨で何処へも行けないのが、死ぬよりツライ(ちょちオーバー)。で、今回は思いっきり北上です。埼玉県、栃木県、長野県へと行くちょっと無理とも思えるコースを設定しました。普通のライダーは途中で泊まるだろうなぁ。でも、単身赴任で財布に余裕の無いオジさんは、無理を承知で出発です。いつものように花園ICまで高速で行き、首都圏を脱出すると、水を得た魚状態で、アドレナリンを出しまくって、鉄馬にムチを当て、高崎の郊外を過ぎ、碓氷バイパスをケチって旧道を走ります。これは失敗、ちょっと時間が掛かり過ぎ。でも、休憩時間を短縮して小諸に到着。早速、懐古園(小諸城址)の攻略です。近世の城ですから、石垣がしっかり残っており、城域も良く分かります。千曲川を眺められる高台からの絶景を堪能し、「小諸なる、古城の辺、雲白く、遊子悲しむ...」だったかなぁ、あ、全然違うネ、何かキーワードを連ねただけ。中学生の時、暗記させられたけれど、40年近い歳月は、シナプス間の電気信号を刺激と感じなくなってしまった。観光客が来園しだして来たので、早々に退散することに、さあ次の目的地に駒を進めようネ。

小諸城址、懐古園入口(追手門)

小諸城址、石塁

 次ぎは真田氏所縁の地へ。池波正太郎氏の「真田太平記」全巻を読破したHYDとしては、どうしても訪れたい所です。ちなみに名古屋に単身赴任していた時は、九度山の真田庵を訪ねてます。さあ、走りやすい県道を勇躍して真田町へ。先ずは、真田居館跡を訪ね、歴史記念館のような所も訪れて、真田城址も攻略です。典型的な山城で、小規模なんですが雰囲気が好いです。他にも攻略したい城が、近くにたくさんあったのですが、時間の都合上、ここは、ぐっと堪えます。

小諸城址からの千曲川

真田氏居館址

真田城址、本丸跡

真田城址、本丸跡からの真田町、
  遠くの稜線に戸石城址

 R144を北上し、ラグビー部等の合宿で有名な菅平を経て、鳥居峠を過ぎて、草津を目指します(このルートも緑のトンネルの連続)。そう、今回の目的の一つは、R292のワインディングを楽しむことだったんです。草津から白根山、志賀高原という山岳ロードです。読者が選ぶ日本の道、なんていうのにも、必ずエントリーされてます。で、どうだったか? う〜ん、超楽しい道です、これが国道で無料とは考えられません。まだまだ観光バスがウロウロする時間帯でなかったため、堪能できました。道そのものも、そして景色も ◎ ですヨ。

白根湖

 アドレナリンの供給が出来なくなる頃、中野市に到着。ふーっ、さすがに疲れた、疲れた。おあつらえ向きに、そこには道の駅が。ここで一服し、脳内モルヒネと、アクセルの右手を落ち着かせます。よかった、この場所が無かったら、これから帰る際、危険が危ないところだった。途中、小布施町に寄って、北斎記念館を訪ねて、彼の芸術を堪能。そして長野市の松代地区には有名な海津(松代)城址があります。ここは攻略しなければ。でも、発掘調査なのか整備工事なのか分かりませんが、青いドカシーがアチコチを覆っていて、気分を害しました。まぁ、また来れば良いんだぁ、と気を取り直して、帰着への路へ。

海津城址、天守閣跡

松城藩、真田氏邸

 そうこうしている内に、時間も経ったので、財布には厳しいですが高速で帰還することに。そうと決まれば、あとは鉄馬にムチをいれて(オイオイ飛ばしすぎ!!)南下します。例によって、所沢付近で渋滞するも、バイクの特権、スリ抜けでストレスを発散しながら帰宅、ハイご苦労様!!

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