■   金山城址  ■

■期日   H13年4月1日(日) 【群馬県】太田市・金山城址、
        新田町・反町館跡(伝、新田義貞居館跡)、大胡町・大胡城址
■ルート 新宿自宅〜山手・目白〜練馬IC〜花園IC〜R140〜熊谷市〜R17他
       〜太田市〜P2他〜大胡町〜R17他〜東松山IC〜練馬IC〜目白通
        〜新宿自宅               総距離:280Km
■コメント
 「明日は晴れ」の予報がうれしく、遠足前の少年のように眠れない中年ライダーは、アルコールで強制就寝し、朝早く起きるのでした。ハマった中年ライダーの今日は、金山城を攻略です。関東七名城の一つですし、国の指定史跡でもあります。城址公園化されていると下調べで分かっているんで、過度の期待をせず、出発進行。いつもの花園ICを降り、熊谷を経由して太田市へ。市の北部にある岡のような山の頂きに、城址は在ります。かなり上までバイクで行けるので、体力消耗度は極少です。公園化の整備中で、いたる所が工事中なのが、ちょち頂けませんが、空堀や井戸跡、土塁跡、石塁跡などなど、見所が多いです。工事中で茶色の地面が多いのが、整備されて、緑に覆われている頃には、素晴らしい城址として姿を見せるのでは、と思います。曲輪跡や本丸跡等を探訪して、下山。太田市は、現在では富士重工の城下町、そうだ、学生時代の友人が住んでいるんだ、と思いだし、ハローページで調べて、TELを。20年ぶりの再会をして、お互いの現況をお喋りして、バイバイ。

金山城址、石塁跡

金山城址からの太田市眺望

 次は、県道2号線で大胡町を目指します。途中、反町館跡に立ち寄ることに。標識に従って左折し、近づくに従って、「お〜っ、」。これは期待できますゾ。大きな堀が廻らせてあり、堀の中に神社があります。愛馬を停めて、グルリと廻ると、堀が残っているのは半分だけで、あとは埋め立てられてました。居館中心部は神社になっていて、土塁らしいもので周りを囲ってあります。結構雰囲気があります。平城ですが、川と堀とで、それなりに防御が効いた館であったと思われます。新田義貞の居館跡とも伝えられているようです。周りは宅地化されているので、これ以上遺構が破壊されないことを祈って、更に県道2号線を西進して、次の攻撃目標に。

反町館跡、土塁

反町館跡、堀

今度の城攻めは、剣豪・上泉伊勢守信綱と関係ある(? 池波正太郎の小説では、そういう設定です)、大胡町の大胡城址です。町の中心部に程近い所に城址がありますが、城域のかなりの部分は消逸していて、本丸跡とそれを取り巻く、空掘と土塁が残るのみです。土塁の上にから大胡町を見渡せます。往時を偲ぶのは、ちょっと難しいですが、これだけ残っているんで良しとしましょう。ここは赤城山の麓になります。まだ、この上の方は早春で、道路は凍っている可能性も高いので、赤城を攻めるのは、もう少し暖かくなってからにして、今日はココまで。

大胡城址、石塁と土塁跡

大胡城址、石碑と土塁跡

 さあて、財布には厳しいですが、高速で帰還することにしましょう。例によって、いつも混む所沢付近でも渋滞は少なく、スリ抜けもホドホドで、ストレスを感じなくて帰宅、ハイ、ご苦労様でした!

★ ホームページのトップへ