■   小島城  ■
■期日 H18年5月2日(火) 【岐阜県】飛騨市・小島城
■コメント
 GWの連休は、田舎に帰って百姓仕事をやることに決めている。GWに限らず、夏休みも同じパターンで、正月休みも百姓仕事はしないものの、田舎に帰省している。年老いた母親が独りで田舎に居るためで、永年続いている。当然、家族からはブーイング続出で、他の家では連休ともなると、どこかへ出かけたりしているのが普通なのに、「何でウチだけ、いつも同じ田舎なの?」という訳である。それでも子供が長ずると、親と一緒に出掛けようという気持ちにならないので、ブーイングはかなりトーン・ダウンしている。という訳で、今年のGWも帰省して百姓仕事をしようと意気込んだのだが、今年は例年と大きく違っていた。例年と比べ非常に寒いのである。東京は例年より桜の開花が早かったが、飛騨は逆に2週間ほど遅れている。GWに満開なのである。こういう記憶は無い。4/21には積雪さえあったというから、只事ではない。寒いと田植えの苗が育たないから、当然田植えの準備も遅らせざるを得ない等々で、殆ど百姓仕事ができない。ってんで、この機会に飛騨の攻城をすることに。

 私名義の山林が、飛騨古川の象徴である安峯(あんぼう)山の頂上そばにある。HYDは山持ちなのであるが、6町歩という猫額。何の資産価値もないだろう。それでも近くまで林道が出来たというので、どの辺まで通じているのか確認したくなった。ツイデに小島(こじま)城でも攻めてみようという気になった。で、県道75号線で神岡に向うと、太江(たいえ)地区の中ほど(ケータイの鉄塔があるので目印になる)で、安峯・小島城址への標識があるので右(東)折します。林道までの間に牛舎の中を通り抜けるのでココロして進んで下さいナ。林道は舗装されており、ドンドン進むと、途中で安房と小島城址への分岐点に到着。先ずは安房の方に向うが、舗装道が砂利道になったところで車を停めます。ここからの古川の俯瞰は大変素晴しいです。以下省略。小島城は分岐点から砂利道を進みます。HYDは分岐点に車を置いて、ピクニック気分で進みました。15分ほどで林道の終点で、駐車場になってます。ここからモノの1分で主郭です。主郭の一部は石積みで補強された跡があり、中心部に小奇麗な東屋が建ってます。でも疎林に邪魔されて飛騨古川の眺めはイマイチ。副郭、段郭、帯郭や堀切などが残存しています。帰りに、三河ナンバーの車とスレ違った。彼も小島城を攻めるべく来たようだが、挨拶程度でバイバイ。三河からワザワザ飛騨クンダリまで、世の中にはモノ好きな人も居るものだぁ(ヲイヲイ)。
小島城址、主郭の石積み 小島城址、主郭
小島城址、堀切跡 小島城址遠望、手前は宮川
主郭近くからの飛騨古川
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