■ ジグ治具に、うっかり反応 ■
 ローカルのOMから、「マイク・コネクタの無線機側の止め金具を外す工具を持っていないか?」と尋ねられた。残念ながら、「欲しい」とは思っていても使用頻度の関係で所有しておらず、「持っていない」と返答。本当は【使用頻度】だけではなく、頻度の割に【意外に高価】という理由の方が強かったりして...苦Hi。ところで、ローカルのOMがノタマわった「どんな工具も持っていると思っていたのに...」に、ツイ反応してしまった。そういうのなら、治具を製作してしてやろうじゃないか。適当な太さのパイプを削り出し、四辺に引っかき用の突起を残せばOKな筈と、えらく楽なコトを考えたのである。

 ところが、この『適当』なパイプがなかなか見つからなかった。4、5日アレコレ探している内に、我が無線機のマイク・コネクタに目が行った。音声入力は、SSTVの信号を入れる関係で、リアパネルのアクセサリー端子(ACC)から入れている。そういう訳で、愛機のフロント・パネルのマイク・コネクタには目クラ(差別用語なんだなぁ、すまんそ)ブタをしている。このフタ、何かの代用品なんだが、この時「ハッ」と思い出した。同軸のM型コネクタ用のフタだったのである。ということは、M型コネクタの内側にネジ山のあるオスの外側の部分が丁度良い太さの筈。さっそく、不要になったコネクタ内側のネジ山部分をヤスリでゴシゴシすると、マイク・コネクタにスッポリと入るようになった。こうなればシメタもの、外周もヤスリでゴシゴシし、4つの突起を残します。最後に、ドライバー等を挿して力を入れて回すための穴を開ければ★治具の完成でぇ〜す。

 使用したコネクタの厚みが薄いので、大きな力を入れることは出来ないだろうが、4つの突起で分担すれば、かなりのトルクにも耐えられるはず。半田付けする際、M型コネクタ(オス)の芯棒を誤って抜いてしまったような残骸は、皆さんの所にも1つや2つは転がっている筈です、お試しあれ。

 こういうチョットしたコトでも、うまく行くと妙にウレシイ。で、参考にならないのを承知で拙頁に載せた次第でぇ〜す。
このコネクタを外す治具の製作 普段はこのキャップを被せている
内側と外周部をゴシゴシ 穴を開けて完成でぇ〜す
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