新F650GS 鞍に書見台 
【薄型タンクバッグの装着】
  新しい相棒になった馬も、ガソリンタンクは樹脂製である。またその位置も鞍の下になっていて、重心がズイブンと下になるので馬の操作は楽である。普通の鉄馬であれば、鞍の前とハンドル手前との間に鉄製ガソリンタンクがあるのだが、前の馬と同様に新馬にはココにはガソリンタンクはない。で、前の馬の場合、タンク位置に防水構造のハードケースが装着できて、非常に便利であった。とにかく目の前に防水構造の収納場所がある訳だから、デジカメなどを無造作に放り込めるし、スグに取り出せるのである。しかし、地図帳をケースの中に入れてしまうと、地図を見るのが不便になるので、これだけは外に出していた。雨が降って来ると、真っ先にこの地図帳をケースの中に入れたものである。さて、今回の相棒はというと、タンク相当の所にはバッテリーが納まっており、ダミー・タンクとなっている。う〜ん、マップル(バイク用地図帳)をどうしようかしらん。ダミータンク部はプラ製なのでマグネットで固定するタンク・バッグは取り付かないしぃ...。
↑ プラ製のダミータンク部 ↑ ガソリン・タンクは鞍の下
← 不恰好な純正のタンクバッグ
     こんなの買う人居るのかしらん?
  ここで、磁石でタンクバッグを固定出来ないなら、ベルト等で固定しようと単純な発想をした。で準備を進めたのだが、よくよく考えてみると、鉄馬に装着しっぱなしにする訳にはいかない。雨が降ってきたら、これを外して防水のトップケースに入れなければならない。Webで調べてみると、吸着盤で固定するタンクバッグが販売されていることが分かった。なぁ〜るほど、吸着盤ならばプラ製でも固定できるなぁ。でも吸着盤って意外に外れ易いんだよナァ、マジで。ここでしばし再考。@純正タンクバッグは高価+背丈がベラボウに高くて不恰好なので、即 × A市販されている吸着式タンクバッグもヨサゲなのは見当たらない(特にサイズが問題で、小さいものでも30cm長とタンク相当部からハミ出してしまう) Bタンクバッグには地図帳だけで他のモノは入れなくてもOK  などなどを考慮し、出した答えが前馬の二番煎じ(ヲイヲイ)。前馬ではスタッフ・ベイのハード・ケース上に留め金具を3箇所取り付け、紐で地図帳のマップルだけをいれるタンクバッグ(勿論、マグネットは外している)を固定するようにしていた。この手法を再び使おうというのである。問題は、新品の赤い車体に穴を開けて、無粋な留め金具を取付けるという勇気ある(無謀な)行動である。まぁ、失敗したとしても、このダミータンク部分のカバーだけ購入すれば元通りになるだろう、と楽観的に考え、勇気ある(野蛮な)計画を実行。
↑ 購入した3個のフック ↑ フックの取り付け
↑ フックの取り付け
 シッカリ固定出来ながら容易に脱着出来るように、という矛盾を解決するために、前回同様に少し伸び縮みする靴紐で固定した。念のため、カバーと地図ケースの間には100円ショップで売られている緩衝材にもなる●スベリ防止クッションを挿入している。で、肝心の使い勝手だが、残念ながらイマイチである。というのも、ダミータンク部の高さが低くて、その上に置いているマップルも当然低い位置となっている。前馬の時と比べると20cmは低いのではないだろうか。すると・どうだぁ、老眼の進んだ近眼のHYDには、地図を見るのが大変なのである。近眼+老眼のため、近いモノを見る場合、近眼のメガネを外すのだが、地図までの距離があるため、ズイブンと屈まなければならない。これが大変なのである。正常な眼の方がウラヤましくてならない。歳なんだから、しょうがないんだが。こうなると不恰好ではあるが、BMW純正の背の高いタンクバッグも再考の余地ありか...。でもナァ、いくらなんでも、このスタイルは頂けない。

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