ヘッドランプ・接触不良 
  ついこの間、Low/Highの両方のヘッドランプが切れてしまい、トンネル内とか夜間では走行不能になる重要なトラブルに遭った。この時は、両ランプとも正常で、Low側はアース・ラインのファストン端子の接触不良で、High側はアース側のファストン端子(メス)の金属疲労による折断が原因であった。苦労してランプ・ハウジング部をコジ開けて、High側を苦肉の策で修理した際、Low側の接触不良も一応対処したツモリであった。この修理後、600Km超のロング・ツーリングに出掛けたが、特に問題なかった。が、次の500Km超のツーリングで、又してもLow側が滅灯してしまった。今度は茶色のアース側の線ではなく、H3バルブから出ている+12Vのコードをイジると点灯したり滅灯したりする。どうやら今度も接触不良が原因のようだが、+12V線側のようだ。

 ったく、もう...、「BMWの責任者、出て来い」とツイツイ叫んでしまったワイ。
接触不良部分
  で、+12V線側の接触不良部分であるが、周りを暗くしてみるとスグに分かった。H3バルブの口金を留めているバネ状の2本のワイヤーと口金部分との間で、僅かに火花が散っているのである。試しに滅灯している時に、このバネ・ワイヤーを強く押してみると点灯する。間違いなく、口金とバネワイヤの間の接触不良のようだ。ということは、+12V線側がNGという訳ではなく、これまでと同様にアース側が問題のようだ。バルブから出ている+12Vの線をイジくるコトで一体になっている口金の方も動いてしまい、それによりバネワイヤーと口金の接触状況が変化し、点/滅灯しているようだ。と、原因が分かれば何時ものバカな対処療法。口金に接触するバネの部分を、紙ヤスリでゴシゴシとして、白い粉を吹いたようになっている錆状のモノを除去して完了。本当は、半田メッキでもして、より確実に対処したいのだが、もう夕闇の時間。これで、しばらく様子を見ることにしよう。

【少なくとも、昨日の200Kmのショート・ツーリングでは問題なし、っうかぁ当然ネ】

【う〜ん、やっぱりダメだったようだ】

 対症療法のような気がしていて、少々不安であったが、残念ながらピンポーンであった。さらに400Km走行した時点で、又してもLow側のヘッドランプが滅灯してしまった。「これは断じて対症療法のせいではない」、「ヘッドランプの球切れに違いない」、と無理して思ったのだが、原因は接触不良であった。帰宅した翌日、念入りに調べたところ、バルブを押さえて固定させるバネ・ワイヤーがユルユルになっていた。この押さえが弱いため、ランプの口金の接触が悪いことが判明した。なるほど、真の原因が分かれば、コレまでの接触不良の状況が理解できる。という訳で、バネをペンチで折り曲げて押さえる力を増やす原因療法を実施。今度はどうよぉ。
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