月並みな(?)オイル交換 
 ヒョンなことから、Webのとあるサイトから愛馬BMW−F650CS号の「リペア・マニュアル」を入手できた。英文であるのが難点だが、この手のモノは絵図を見れば殆ど理解できるので、有難い資料である。果たして、フリーで入手できるものか、どうか疑わしいが、こちとらぁ入手してしまったものは返さない主義。パラパラとページをメクると、眼からウロコの部分もあったりで面白い資料である。でも、メンテ周期などは、マユツバ的で、そのまま信じてしまうと財布がスグに軽くなるコトも書いてあり、要注意な資料でもある。今回はこのマニュアルに従って、オイル交換をすることにした。
 「えーっ、たかがオイル交換でマニュアルが必要なの?」と驚きのアナタ、その意見は正しく正解です。でも、我が愛馬ときたら、そうは問屋が卸さないのである。これまで2回もDIYでオイル交換を実施したが、エンジン下のドレイン・ボルト外し、旧いオイルを排出させてから、説明書に書かれている、「オイル量は2.0L必要」ということを信じて規定量を入れると、アフれてしまうのである。抜いたオイル量も1Lにも満たない量で、「??」なのであった。どこかにオイル溜りのような部分があって、ここの部分のオイルを抜かないと、規定量は入らないようだと気が付いたのだが、その抜く方法が分からなかった。で、クダンのマニュアルの登場である。すると、イトも簡単に分かってしまった。簡単過ぎて、これまで悩んだことがウソのようである。
こんな所にもドレインボルトがある!
  エンジン下部のオイルを抜くドレイン・ボルトは理屈的にも簡単に分かるのだが、まさかこんな所にもドレインがあるとは。しかも、そのボルトときたらチャチな細い十字ボルトで、とてもドレインとは思えない代物。でも、マニュアル通りに、このボルトを緩めると、細い口径のせいか、ドバドバというより、ピューッという感じで旧いオイルが噴き出てきた。雰囲気的に、そうなるだろうと予想していたので、周りが汚れないように養生していたのは大正解であった。ここから相当量のオイルを抜き出してから、今度はエンジン下のドレインから抜きます。今までと違い、両方で2Lと思われるほど黒く汚れたオイルが出てきた。
 オイルのシズクを切ってから、ボルトを締め直し、今度は新品のオイルを入れます。愛馬は化学合成油ではなく、「鉱物油を入れなはれ」という但し書きが書かれているので、素直に従います。どうやら国産鉄馬と異なり、加工精度やらパッキンの質が悪いのか、100%化学合成油なんぞを入れると、その浸透性が災いして、オイル滲みが出てしまうためらしい。こちとらぁ、値段的には鉱物油の方が安いので、有り難いコトではある。でも種類や在庫が本当に少ないんだヨネー。今回は、安いのが見つからなくて、カストロールの半合成油15W−50のGPS、4L缶4000円をチョイスしました(ディーラーでも同じGPSを入れていた、但し1Lが1500円ちょち高い)。
エンジン下のドレインからオイル排出
【結果発表】オイラは自慢じゃないが、オイルの違いが分かるほどの乗り手ではない。サッパァーリ分かりません(キッパリ)。
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