■ ドライブベルト他の交換 ■ | ||||||||||||||||||||||
愛馬と共に(友に)走って・走って6万Kmにもなろうとしているので、そろそろ愛馬のベルトの交換を、と考えた。本当なら、DIYでやりたかったのだが、どうやらハブ・ベアリングも逝っているみたいなので、DIYは諦めてプロの方に任せた。時あたかも盆休みで、田舎に帰省して百姓仕事をするため、どうせ乗馬は出来ないというアキラメもあって、横浜のとある厩舎に持ち込んだ。整備の目玉は5.4万Km走った(計算が合わないのは途中で小石を噛んで穴が開き、1回交換済みのため)ドライブ・ベルトの交換であるが、合わせて前後のブレーキ・パッドやブレーキ・フルードも交換して貰うコトにした。それとハブ・ベアリングが逝っているような兆候があるので、ハブ周辺の点検をシッカリ実施して貰うようにお願いをして帰ってきた。 | ||||||||||||||||||||||
プーリーとベルトの隙間が出来たら要注意 | ||||||||||||||||||||||
果たして、その翌日の夜にTELが掛かって来て、「分解して中を見たらベアリングは錆&磨耗しており、やっぱり逝っている」とのことであった。「ヒェー、やっぱりそうかぁ」。こりゃぁ、えらく高い整備費になりそう、どうやって金を工面しようかしらん。ともかく、キチンと整備しないと命に関わる大事である、何とかしなくちゃぁ。 この工面の方法は割愛(というか、公にする訳にはいかない...)し、お値段はというと、次のようになりました。 |
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■ドライブ・ベルト交換 【工賃15,200円】 ・ドライブ・ベルト 40,360円 ■リアホイール偏心カムベアリング類交換【工賃16,000円】 ・カム・ベアリング(ボール) 5,400円 ・カム・ベアリング(ニードル) 5,600円 ・シャフト・シール ×2 1,400円 ・ベルト・プーリー・ベアリング 8,500円 ・シャフト・シール 1,000円 ・ハブ・ダンパー ×4 40,360円 ■ブレーキ・パッド交換 【工賃F:3,900+R:3,900円】 ・ブレーキ・パッド(F) 7,000円 ・ブレーキ・パッド(R) 5,000円 ■ブレーキ・フル−ド交換 【工賃7,800円】 ・ブレーキ・フルード(F・R) 1,000円 ■クラッチワイヤー交換 【工賃3,000円】 (暑くてメンドいので、DIYで実施せず) ・クラッチ・ワイヤ 2,880円 ■オイル交換 【工賃3,900円】 (暑くてメンドいので、DIYで実施せず) ・オイル 2.3L 3,220円 ■オイル・フィルタ交換 【工賃1,500円】 (暑くてメンドいので、DIYで実施せず) ・オイル・フィルタ 1,420円 |
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交換した部品(錆あり) | 穴の開いたベルト(涙) | |||||||||||||||||||||
これに消費税を入れると〆て、17万円を少し超です。実は、この整備が終わって引き取りに行った帰りに、飯田橋のタイヤ・ショップまで足を伸ばして、F&Rのタイヤの交換(35,400円)も実施したのであった。「をいをい、新品の安いバイクが買えるヨー」、どうやって金を工面したのかしらん。 それでも、ユーザー車検で厩舎に払う整備費を2回分も浮かしていたり、出来るだけDIYで整備しているので、論理的にはまだ余裕がある筈なんだが。 さぁてとぉ、整備から戻ってきた鉄馬に跨り、家路を急いだのだが、整備の前と後とでの感想は、というと...「全く分かりましぇーん」。残念ながら、そういう微妙な感覚は持ち合わせていないのである。逆に取回しの際に、当たりが未だなせいか異音がするような...。 |
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■参考−1■ ハブ・ベアリングの寿命 前に聞いた話では、「ハブ・ベアリングが逝きかけると、ドライブ・ベルトとリア側のプーリーの隙間が広がっていく」らしいです。どういうメカニズムでそうなるかは知る由もありませんが、片持ちアームだからでしょうか。因みに私の場合は5mm弱離れていました。 ■参考−2■ ドライブ・ベルトの寿命 ドライブ・ベルトの交換時期は、ショップにより応対が異なるようです。「2〜3万Kmで交換することを薦めます」というトンでもない店から、「一概には何万Kmとは言えないが、だいたい5万Kmで換えた方が無難だヨ」という店まである。サスガに5万Km以上という店はない。察するところ、ベルトの寿命は10万Kmで、余裕を見て半分の5万Kmで交換というコトにしているのではないだろうか。それじゃぁ、何で5.4万Kmしか走っていないのに交換するのかというと、実は愛馬のベルトには穴が開いている(何と、2回目)のである。この鉄馬の構造上、砂利道を走るとすぐにベルトとプーリーの間に小石を噛んでしまい、それがベルトに食い込んで穴が開いてしまうことが多いのである。5mm程の小穴ではあるが、上から下まで貫通しているので、いつ切れるのか心配で心配で、今回の交換になっている。その割りに穴が開いてから3.2万Kmも走っているのだから、開いた口は塞がらない。 ■参考−3■ ブレーキパッドの寿命 これは使用方法により区々だと思います。HYDの場合、リアー側はだいたい1.5万Km前後でパッド交換が必要です。でも、フロント側は、何と今回が初体験。つまり6万Kmまで使用したという訳であるが、まだパッドは残っていました。 ■参考−4■ クラッチ・ケーブルの寿命 これも使用方法により区々だと思います。HYDの場合、交換した古いケーブルの中身を見てみたところ、油脂分が無くササくれ立っていたので、6万Kmで換え時だったようです。 ■質問■ リコール? 同じベルト駆動のF800シリーズでは、写真を見る限り、「小石を噛んで穴が開く」対策のためにカバー形状が変更されてます。ということは「これって本当はリコール対応じゃないのかヨー」と思うのですが、識者の皆様のご意見はいかがでしょうか。 |
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