■ 立ちゴケ・転倒 日記 ■
 

免許を取得し、奥方に内緒でバイクを購入し、晴れてモーターサイクリストの仲間入り
となって丸4年を経過しました。最初に乗ったのは、ホンダのCB400SF-Ver.Rで
したが、このバイクには1年乗って、その後、カワサキZR−7に乗り換えて、現在に
至っています。この間色々なシーンが有りましたが、ここでは転倒を中心に、自身の
メモとして、顛末等をラレツして書いてみます。参考にはならないでしょう(自信有り)。
 

■ H14年7月21日

Uターンが苦手で、これまでに5回も(but しか)、HMS(ホンダ・モーターサイクル・セーフ
ティ・スクール つづり自信無し)に通いました。で、1年ぶり位に久しぶりに、6回目のお勉
強のため、埼玉県桶川のHMSへ。初級コースです。初級コースに限らず、中級・上級等の
どのコースも人気が有り、休日の申込みは1ヶ月以上前からではないと、予約できません。
よく参加されている方は、帰る際、次ぎの予約をしておられます。そんな状況ですが、「追
加」が時たま有り、これがWebでも募集されます。今回は、運良くそれを見つけ、開講1週
間前にもかかわらず、予約できました。週間天気予報も、梅雨明けで「晴れ」の予報で、
ラッキー。で、当日相方の両親が来ているというのに、埼玉まで講習に参加しました。

さすが、梅雨明けということで、カンカン照りの暑さでしたが、久しぶりに講習の緊張感を
楽しんで、午前中はスラロームを中心に講習です。どうもこのスラロームが苦手で(という
か、得意だったら講習会には参加しない)、ギコチなく午前は終了。お昼ご飯の後、今度
は、何をやるのだろうと思っていると、ブレーキングの練習をやったり、大き目のオフセット
スラロームをやったりしましたが、これと通常のスラロームを組合せた練習です。これまで
は、この段階で「違うことをやりたいヨー」と思うのでしたが、今回は、何せ予約の段階から
ラッキーでしたので、ここでもラッキーと思いました。苦手を克服する良い機会だと思ったの
と、時たま良い感じでスラロームが出来る時が有ったんです。よーし、この機会にモノにす
るゾ、という気持ちでした。ところが、その日は最高気温が35℃を超えた日で、河川敷の
コースは、日を遮るモノもないアスファルト。おまけにPM2時過ぎごろで、疲れもピーク
状態で、逆に緊張感はボトム状態。とくれば、次に来るのは、【転倒】です。それも、並み
の転倒では無く、 大転倒 でした。スラロームのキーポイントはアクセルワークと思いま
す。このオンとするところのタイミングが悪く、ハンドルが切れている状態で(しかも体は寝
ていない状態で)、オンにしたらしいのです。バイク後輪は前へ行こうとしているのに、
前輪は横を向いている訳ですから、バイク本体はどこへ行け、というのかとばかりに、前
輪の設置点を中心に一回転も、してしまいました。人間はその時、放り出されてしまい
バイクが転がるのを、少し離れてボーっと見ておりました。一瞬のコトですので、想像も
入っておりますが、かなりの確率で正解だと思います。教官は見ていなかったようで、
どういう風に転倒したか聞いても、分かりませんでした。ビデオで撮ってあったらなぁ。

被害報告。まず人間様はというと、右肩上部の激痛、右腰骨の横の張り出し部分の激
痛、右肘下の腕の部分擦過傷のような痛みです。激痛といっても、転倒直後は、さほど
でなく、15分ほど休憩して、講習に戻りました。こういう時って、リタイヤしないんですネ。
その時には、肩より腰の方が痛い感じでしたが、その後、4時過ぎまでの講習を難なく
クリアして、講習終了。その後、着替えをして、帰りのHMSのバスに乗り、桶川駅まで
来て、JRに乗り込んだ頃から、今度は右肩上部が痛くなりました。ヘルメットや着替え
を入れたバッグを網棚に載せられないのです。右手が殆ど上がりません。これはおかし
い、と思って右手をブラブラさせてみると、やっぱり痛い。さっきまでこれほどでなかった
のにぃ、オイオイどうした。とにかく帰宅して、夕飯を食べて少しは痛みが引くかなぁ、
と思っても、全然ダメ。てっきり、「骨折した」と思いました、マジで。だんだん痛みが強く
なるんで、しょうがないので、近くの夜間休日診療している共済病院へ。うまい具合に
整形外科医の方が宿直で、しっかり診てもらいました。レントゲンでは、骨に異常無し、
先ずは「ホッ」として、次ぎに「この痛みは何なんでしょうか?」。答えは「靭帯がやられ
てます」。かなり痛い筈です、直るのにかなり時間がかかります、かなり安静にしてお
かなければなりません、等々と、この若い整形外科医者は「かなり」を連発。おーい、
堪忍してくれよなぁ。でも、1週間過ぎた今日でも、全然痛みは変わらず、「おーい、
薬が効いてないゾ」。毎日、Yシャツを着たり脱いだり、パジャマを着たり脱いだり、と
この時の肩の痛みと大格闘のHYDです。  「無理はするなぁ」 ってことですネ。

バイクはというと、ガソリンタンクのコックとシートとの間、ちょうどタンクの真中辺りが、
凹んでしまいました。あと、2連メータの上部が破損(メータの機能はOK)、講習用の
バイク(当日は、乗りやすいCB750をチョイス)には、バンパーで保護されてますので、
それ以上のダメージは無かったようです。タンクの上が凹んだ、ということでどんな転び
方をしたのか、想像してみて下さい。自分自身も、考えると、ちょっと怖いです。 H i
 
 
 

★ ホームページのトップへ